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続きです

がっつりR



色濃く焚かれた御香ですら、甘ったるく感じる。


「んっ、はぁ、ぁぅ⋯」

力のはいらない身体を布団に埋め、彼に尻を突き出してされるがままに愛撫される。

ぐちぐちと指が穴を広げ、反応を楽しむかのようにしこりの周りを擦る。

「んんぅぁ、っそこ、やだぁ、♡」

「嫌じゃないでしょ。やんさん、きもちいーの好きでしょ?」

じっくり、ねっとりと刺激されるのがむず痒い。

「んぁっ♡そ、そこやだ、っ♡」

突然ビリッとした感覚に声を上げるが、彼は「あはっ」と笑った。


「ねぇやんさん、僕今手動かしてないんだけど?」



「やんさん、どんな体位が好き?」

ちゅ、ちゅ、と顕になった皮膚に赤い花を咲かせながら、彼は問う。

「ぇぁ…っん、バック…?」

「なんで疑問形なのさ、まぁいいけど。」


身体が半回転し、四つん這いの姿勢にされる。

腕はすでに限界を迎えていて、その姿勢を保つのに精一杯だった。

「僕の結構大きいからさ、トばないで頑張って?」


その言葉に咄嗟に静止をかけようとしたが、それは奥へと入ってきた質量に押しつぶされた。

「ちょ、っんんぅぁ、っ゛?!♡」

「っ⋯やんさんキツキツ⋯もっと力抜いて⋯?」

「むり、むり゛ぃっ♡」

「無理じゃないってば、まだ半分しか入ってないよ?」

既に腹の圧迫感が押し寄せているのに、まだ半分も入ってない?

壊れちゃうってば⋯!なんて悠長に考えていれば、少しずつ奥をこじ開けようと律動が襲う。

「んぁ、っぁ、や、ぁっ♡」

少しずつ奥へと入り込む感覚に、視界が白く弾ける。

ぐっぐっ、と奥へと押し込まれ、快楽の波が絶えず襲ってくる。

「まって、ぶる、っく、♡おく、やだぁ、っ゛♡」

「大丈夫大丈夫、死にはしないから、♡」



「んん゛っぉ゛、ぉほ、っ゛♡」

「うんうん、気持ちいいねっ、♡おかしくなっちゃおうね〜♡」



「も、もう゛、むりぃ゛♡」

「まだまだ行ける、僕とやんさんの子供、作っちゃお?」

「おれ、おとこぉ゛、っだってばぁ、♡」



「っぁ〜待って、いくよやんさん、っ♡」

「ぅぁあ゛、っゔ〜っ゛♡」

「っ⋯⋯♡」



ごぽりと熱を持ったソレが抜ける。栓を失った穴からはごぽごぽと白濁が流れ出す。

「っは⋯やんさんが可愛すぎていっぱいしちゃった⋯」

ひくひくと穴がひくつき、身体を動かす気力なく彼に身を任せる。

「こんないい上客久々で腕がなっちゃったねぇ」

「ぶる⋯っく、」

顔を彼の方へ向け、視線が向いたところでそっと口付ける。


「⋯んもう。」

優しい笑いをこぼした彼に安心感を覚え、ふっと意識の糸を手放した。



気がつけば服はきれいに着せられ、情事のあとはすっかり綺麗になっていた。

彼は元のきれいな服を着ていて、これからまた仕事なのだろうかとぼんやりする頭で考える。

「⋯はいやんさん、これ僕の名刺。」

急に渡された名刺には名前と電話番号が乗っている。



『やんさんならいつでも駆けつけてあげるから、呼んでね』


これから仕事だという彼と別れ、すっかり明るくなってきている繁華街を歩く。

自分でも恐ろしいほどに、彼に夢中になってしまったのかもしれない。



夜の繁華【🍖×👓️】end


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