テラーノベル
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続きです
がっつりR
⋯
色濃く焚かれた御香ですら、甘ったるく感じる。
「んっ、はぁ、ぁぅ⋯」
力のはいらない身体を布団に埋め、彼に尻を突き出してされるがままに愛撫される。
ぐちぐちと指が穴を広げ、反応を楽しむかのようにしこりの周りを擦る。
「んんぅぁ、っそこ、やだぁ、♡」
「嫌じゃないでしょ。やんさん、きもちいーの好きでしょ?」
じっくり、ねっとりと刺激されるのがむず痒い。
「んぁっ♡そ、そこやだ、っ♡」
突然ビリッとした感覚に声を上げるが、彼は「あはっ」と笑った。
「ねぇやんさん、僕今手動かしてないんだけど?」
⋯
「やんさん、どんな体位が好き?」
ちゅ、ちゅ、と顕になった皮膚に赤い花を咲かせながら、彼は問う。
「ぇぁ…っん、バック…?」
「なんで疑問形なのさ、まぁいいけど。」
身体が半回転し、四つん這いの姿勢にされる。
腕はすでに限界を迎えていて、その姿勢を保つのに精一杯だった。
「僕の結構大きいからさ、トばないで頑張って?」
その言葉に咄嗟に静止をかけようとしたが、それは奥へと入ってきた質量に押しつぶされた。
「ちょ、っんんぅぁ、っ゛?!♡」
「っ⋯やんさんキツキツ⋯もっと力抜いて⋯?」
「むり、むり゛ぃっ♡」
「無理じゃないってば、まだ半分しか入ってないよ?」
既に腹の圧迫感が押し寄せているのに、まだ半分も入ってない?
壊れちゃうってば⋯!なんて悠長に考えていれば、少しずつ奥をこじ開けようと律動が襲う。
「んぁ、っぁ、や、ぁっ♡」
少しずつ奥へと入り込む感覚に、視界が白く弾ける。
ぐっぐっ、と奥へと押し込まれ、快楽の波が絶えず襲ってくる。
「まって、ぶる、っく、♡おく、やだぁ、っ゛♡」
「大丈夫大丈夫、死にはしないから、♡」
⋯
「んん゛っぉ゛、ぉほ、っ゛♡」
「うんうん、気持ちいいねっ、♡おかしくなっちゃおうね〜♡」
「も、もう゛、むりぃ゛♡」
「まだまだ行ける、僕とやんさんの子供、作っちゃお?」
「おれ、おとこぉ゛、っだってばぁ、♡」
「っぁ〜待って、いくよやんさん、っ♡」
「ぅぁあ゛、っゔ〜っ゛♡」
「っ⋯⋯♡」
⋯
ごぽりと熱を持ったソレが抜ける。栓を失った穴からはごぽごぽと白濁が流れ出す。
「っは⋯やんさんが可愛すぎていっぱいしちゃった⋯」
ひくひくと穴がひくつき、身体を動かす気力なく彼に身を任せる。
「こんないい上客久々で腕がなっちゃったねぇ」
「ぶる⋯っく、」
顔を彼の方へ向け、視線が向いたところでそっと口付ける。
「⋯んもう。」
優しい笑いをこぼした彼に安心感を覚え、ふっと意識の糸を手放した。
気がつけば服はきれいに着せられ、情事のあとはすっかり綺麗になっていた。
彼は元のきれいな服を着ていて、これからまた仕事なのだろうかとぼんやりする頭で考える。
「⋯はいやんさん、これ僕の名刺。」
急に渡された名刺には名前と電話番号が乗っている。
『やんさんならいつでも駆けつけてあげるから、呼んでね』
これから仕事だという彼と別れ、すっかり明るくなってきている繁華街を歩く。
自分でも恐ろしいほどに、彼に夢中になってしまったのかもしれない。
夜の繁華【🍖×👓️】end
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