コメント
1件
女子「瑠璃ちゃーん!試しにこれ着て欲しい!」
瑠璃「え?これって──」
女子「メイド服!飾りとかはまだだけど、サイズが合ってるか確かめたくて!」
瑠璃「め、メイド服着なきゃダメ…かな?」
女子「勿論!絶対かわいいし!それに見たい!!」
瑠璃「ウ……わ、わかった…」
女子「じゃあ、あっちで着替えて来てね!」
そう言って私の背中を押しながら着替える場所まで連れてこられた。
女子「私あっちで待ってるねー!」
瑠璃「…さて、着替えますか…」
正直着替えたくないなぁ、似合わないし…それにあんまり人前ではフード被ってたからなぁ……
──数分後
女子「瑠璃ちゃーん!着替え終わったー?」
瑠璃「あ、あのさ、上着着てもいい?」
女子「だーめ!」
瑠璃「……」
女子「開けるよー?」
ドアを開けた瞬間、女の子は固まった。
瑠璃「えっと……」
女子「か、かかかかかわいい!!瑠璃ちゃんめっちゃかわいい!それに似合ってるし…あ!アイディアが思い付いてきた!!サイズは大丈夫?!」
瑠璃「だ、大丈夫」
女子「よーし!あとは飾りだけだね!瑠璃ちゃん!着替え終わったらメイド服持ってきて!よーし!頑張るぞー!!」
なにやら張り切って教室に戻って行った。
瑠璃「…?まぁ、いっか、早く着替えよ」
着替え終わり、教室へ──
赤葦「あ、天宮──その服…」
瑠璃「あー、サイズ大丈夫か着ただけ」
赤葦「……見たかったぁ……」
瑠璃「は?!//別に見なくていいわ!//」
赤葦「まぁでもお楽しみって事で待ってるよ」
瑠璃「勝手に1人で解決したし……」
赤葦「楽しみにしてるね」ニコ
瑠璃「私は全然だけどね…あ、𓏸𓏸ちゃんはいこれ、服作れるのホントすごいね」ニコ
女子「あ、ありがとう瑠璃ちゃん!!//じゃあ!完成まで楽しみにしててね!」ニコ
瑠璃「うん笑」
赤葦「なんで俺の時は楽しみじゃないって言ったの?」
振り向こうとしたら、顔が近く思わず離れてしまった。
瑠璃「ッ!?//び、びっくりしたぁ…!/////…はぁ、だって…見られたくないって言うか…//」
赤葦「恥ずかしいって事?可愛いね笑」
瑠璃「う、うるさい!/////ほら!早く皆の手伝いしよ!」
赤葦「ほんと、ずるいな笑」(ボソッ
瑠璃「…/////」
可愛いって言われたのがなんかすごく嬉しかったな…やっぱ、好きなのかな……でも…良いのかな…
──そして、部活の時間になり部活へ
雪絵「瑠璃ちゃん達は何やるの〜?」
瑠璃「えっとー…な、内緒です…」
雀田「えー!?なんでよー!」
瑠璃「いや、その…恥ずかしいので…出来れば来ないで欲しいって言うか…」
雪絵「んー、まぁ無理にお願いしてもしょーがないよねー」
雀田「…!(察し)そうだねー、残念だけど”今日は”諦めるかぁ」
瑠璃「…??」
諦めてくれたのかな…?
赤葦「…」
あの人達絶対何か企んでるな…
雪絵・雀田「(当日に見に行けばいいや!!✨)」
そして、部活が終わり下校へ──
赤葦「…」
瑠璃「…あ、あのさ…赤葦//」
赤葦「ん?」
瑠璃「…本当に誰とも周る約束してないんだよね?」
赤葦「うん、天宮と周りたいからね」
瑠璃「…//そっか…//…私も…一緒に周りたい…な/////」
赤葦「…!…ふ笑うん、俺も」ニコ
瑠璃「ッ〜/////じ、じゃあ!また!//」
赤葦「うん、また」
また胸が高鳴る、自分は本当に恋をしたんだって、認めざるを得なかった。
これはいい事なのかな?
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝