コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして、月日が経ち
文化祭本番の日──
「みんなー!準備してー!」
「男子はこっちで着替えてねー!女子はこっちー!」
女子「瑠璃ちゃん今日は上着きちゃダメだからね!」
瑠璃「ぇ…」
女子「ダメだからね」ニコニコ(圧
瑠璃「………はい」
それぞれ着替えに入り、そして──
「え!?瑠璃ちゃん可愛すぎない!?」
「お人形さん見たい!!」
「髪綺麗!!なんのシャンプー使ってるの?!」
メイド服の瑠璃ちゃん⬇
瑠璃「あー…早く着替えたい……」
「写真撮ろー!」
「こっちお願い!!」
赤葦「あ、天宮──ッ!!///」
瑠璃「ッ!!?/////み、見んな!!/////」
赤葦「…か、可愛すぎ…//」
瑠璃「ッ〜/////まじで見んなって…/////」
赤葦「天宮、なんかお人形さんみたいで可愛い」
瑠璃「う、うるさいッ/////それ以上言わないで/////」
赤葦「それは無理、可愛すぎるんだもん」
瑠璃「わ、私の事はもう良いでしょ!/////…あ、赤葦だって…すごく似合ってる//」
赤葦「…!ふ笑ありがとう笑」
「皆ー!そろそろ時間だよ!!」
女子「瑠璃ちゃん!はいこれ!接客時間はこれに書いてあるから無くさないようにね!赤葦もね!」
赤葦「ありがとう」
瑠璃「…私は…これからか」
赤葦「俺は天宮が終わった後か…一緒に周れるといいな」
瑠璃「……赤葦が終わったら私空いてるからその時にしよう、それで良い?」
赤葦「…!うん✨天宮もしかして俺と周りたくて仕方がないの?」
瑠璃「違うわ!/////ただ約束したから!それだけ!/////じゃ、私行くね!//」
赤葦「うん、また後で」
文化祭開始──
「赤葦ー!宣伝よろしくなー!」
赤葦「分かった」
「いらっしゃいませー!」
「──これよろしくね!」
瑠璃「い、いらっしゃいませ…//」ニコ
「うわ!めっちゃ可愛い!」
「見てみて!あの子お人形さんみたい!」
女子「瑠璃ちゃん人気だねー!」
瑠璃「嫌だァ……」
女子「あそこの席の接客お願いね!あ!いらっしゃいませー!」
時間はすぎてゆき、お客さんも段々と集まってた。
そして──
瑠璃「ご注文はどうなさいますか?」ニコ
「君かわいいね笑そうだな〜この『愛情たっぷりなオムライス』にしようかな!」
瑠璃「かしこまりました」ニコ
料理担当の所に行き、先程の注文を伝え、接客に戻る。
男「ねぇ君!」
瑠璃「…はい?」
男「このあと暇?暇なら俺と遊ばない?」ニコ
瑠璃「すみません、そのような事は受け付けてませんので──」
男「いいじゃんいいじゃん!ね!」
そういうと男の人は私の腕を掴んできた
瑠璃「ッッ…ですか──」
「すみませんが手を出すのはダメですよ」
私の腕を掴んでる男の人の手を誰かが掴み離してくれた。顔を上げると──
瑠璃「……ッ赤葦…」
男「な、なんだよ…ただ誘ってただけだろ…」
赤葦「そのような事は他を当たって下さい。それと、他のお客様にもご迷惑になりますので…」((ギロ
男「ヒェッ……ッわ、わかったよ」
赤葦「では失礼します」
と言って解決出来たと思ったら赤葦は私の手首を掴んで休憩室に連れてかれ──
赤葦「…はぁ…大丈夫だった?」
瑠璃「う、うん、赤葦のおかげで…ありが──」
次の瞬間赤葦が抱き締めてきた。
赤葦「……やっぱ誰にも見せたくなかったな…」
瑠璃「あ、赤葦…?!/////い、いきなり…は/////」
声が近い…耳がぞわぞわするッッ…
赤葦「…天宮さ、可愛すぎるんだから気おつけてよね…」
瑠璃「そ、そんな事言われても……あ、赤葦だって…女子にモテるんだから気お付けてよね…」
赤葦「ふ笑なんか、彼女みたいだね笑」
瑠璃「ち、違うよ!///ただ…///」
赤葦「ただ?」
瑠璃「ッ/////女子が集まったらお客さんに迷惑でしょ!/////そーゆう事!/////」
赤葦「…笑なーんだ、天宮が嫉妬するのかと思ったのに笑」
瑠璃「ッ/////ちょっと…するかも/////」(ボソッ
赤葦「え……?」
赤葦が私から離れた瞬間扉が開き
「瑠璃ちゃん!時間だから休憩してていいからねー!赤葦は準備して!」
赤葦「あ、分かった」
瑠璃「…じ、じゃあ行くね/////」
と言って、休憩室から出て行く。
赤葦「あ、天宮……!……仕方ない…準備するか」
瑠璃「はぁ…凄くドキドキしてる…/////」
「あれ!?あそこに居るのって…瑠璃ちゃん!!」
瑠璃「…?…先輩!?/////」
雀田「嘘!?めっちゃ可愛い!!」
雪絵「それメイド服!?メイド服だよね!」
木兎「おお!!瑠璃ちゃんかわい!!」
木葉「うわ///すんげえ似合ってんじゃん笑」
瑠璃「な、なんでここに…!!」
雀田「実は、当日に来ようと思ってね!」
雪絵「そうそう、ダメって言われたけど、当日見に行けば良いかなって」ニコ
瑠璃「な、なるほど…」
木葉「そーいや赤葦とは一緒じゃねぇんだな」
瑠璃「赤葦は接客の方に…」
木兎「じゃあ見に行くか!!」
雀田「そうだね!赤葦もどんな格好かみたいし!」
雪絵「じゃあ早速行こ〜!」
雀田・雪絵「うわぁ…」
木葉「女子達メロメロだな…笑」
瑠璃「……」
木兎「あかーし人気者だな!」
瑠璃「だから見に行きたくなかったのに…」(ボソッ
雪絵「嫉妬?笑」
瑠璃「Σ(・ω・;)ギクッ、い、いえ……」
雀田「いやいや!絶対嫉妬でしょ!」
瑠璃「……」
赤葦「────。────」
瑠璃「……」
赤葦、かっこいいな…本当に執事みたい…やっぱ…好きだな……この気持ちにもう嘘つけないや…好きになりたくなかったのにな……
雪絵「あれ?なんかこっち来てない?」
瑠璃「え……?」
赤葦「何やってるんですか……あ、天宮も一緒だったんだね」
木兎「あかーしの様子みにきた!!」
雪絵「そしたら瑠璃ちゃんとちょうど会って、そしたらこんな可愛い姿だった……!」((ぎゅ
雀田「そうそう、本当に可愛すぎて天使かと思った!!いや天使!!」((ぎゅ
瑠璃「ッ!!?///あ、あの先輩///ここ廊下……//」
赤葦「天宮が困ってるので辞めてもらっていいですか……」
雀田「もしかして嫉妬かなー?」
雪絵「瑠璃ちゃんにハグ出来ないからって〜」
瑠璃「いやいや、赤葦はそんな事思って──」
赤葦「はい、それもありますが天宮が困ってるので」
瑠璃「いやあるのかよッ…/////」
雪絵「瑠璃ちゃんが困ってるなら辞めるけど…」
雀田「瑠璃ちゃんの困ってるのは嫌だからね……」
瑠璃「……後でなら、いくらでもハグしてもいいので…今は我慢して貰えますか…?」
雀田・雪絵「瑠璃ちゃん…!✨」
赤葦「俺は…?」
瑠璃「なんでそうなるんだ…赤葦は…ダメ////」
赤葦「えぇ……」
「あ!赤葦くん!休憩入っていいよ〜!」
赤葦「分かった、天宮休憩入ったし一緒に周ろ」
瑠璃「あ、うん、じゃあ先輩方私たちはこれで…」
雀田「うん!2人ともまたね!」
雪絵「お互い楽しもうね〜」
木兎「またなー!」
木葉「気おつけろよ〜」
瑠璃「まずはどこ行く?」
赤葦「そうだね……あ、あそこはどう?」
瑠璃「え?…お、お化け屋敷…」
赤葦「…大丈夫?」
瑠璃「うぇ?!ぜ、ぜぜぜぜ全然平気だよ?!」
赤葦「平気そうじゃなさそうだけど」
瑠璃「へ、平気平気!」
赤葦「じゃあ、怖かったらくっ付いていいからね笑」
瑠璃「こ、怖くない!」
赤葦「はいはい笑じゃあ行こっか」ニコ
「お2人ですね!でわ!行ってらっしゃいませー!」
お化け屋敷に入り──
瑠璃「:( ; ´꒳` ;):ガタガタガタガタ」
赤葦「…天宮大丈夫?笑」
瑠璃「ッ!!?い、いいいいきなり話しかけないでよ…!…だ、大丈夫だし…!」
赤葦「説得力無いんだけど笑」
「ばぁ!!」
瑠璃「ぎゃあああ!?!?」
お化けが脅かしてきて、それに驚いて自分は赤葦に思いっきりくっついてしまった。むしろ私からハグしてるような感じ──
赤葦「ふふ笑大丈夫?笑」
瑠璃「ッあご、ごめん///」(離れる
赤葦「手、繋ぐ?」
瑠璃「………うん…//」
そして、手を繋いで出口まで進んだ──
赤葦「天宮って怖がりなんだね笑」ニコ
瑠璃「…悪い?//」
赤葦「いいや、可愛いと俺は思うよ笑」
瑠璃「ッッ////つ、次行こ…!/////」
赤葦「うん笑」
瑠璃「──!!✨」
赤葦「──笑」
瑠璃「────!笑」
赤葦「──?」
瑠璃「──笑」
瑠璃「はぁ楽しかったぁ笑」
赤葦「うん、俺も楽しかった笑」
瑠璃「あ!私そろそろ戻らないと!」
赤葦「ほんと?」
瑠璃「うん、次は私だから……」
もっと、赤葦と居たかったなんて思っちゃうなんて……
赤葦「…ねぇ天宮」
瑠璃「…なに?」
赤葦「今度、俺とデートしよ」
瑠璃「…へ?」
赤葦「2人だけで」ニコ
瑠璃「ッ!!/////で、でもなんでいきなり…/////」
赤葦「まだ、2人で居たかったし、それにデートに誘おうと思ってたから」ニコ
瑠璃「ッ/////そっか…/////」
赤葦「俺とデートしてくれますか?」
そう言うと赤葦は私の手を取り真っ直ぐと私を見つめる
こんなの──
瑠璃「ッ断れないじゃん/////笑…是非//」ニコ
赤葦「…笑じゃあ、予定決めは改めて」
瑠璃「うん、じゃあ私戻るね…!」
赤葦「送ってくよ」
瑠璃「え?」
赤葦「また変な奴に捕まったら大変だからね」ニコ
瑠璃「あ、ありがとう//」
赤葦「いいえ笑じゃあ行こっか」ニコ
瑠璃「うん…!//」
そして、文化祭は無事幕を閉じたのでした。
この気持ちは、本人にはまだ伝える予定はまだない。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝