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翌日、インターハイ宮城予選。
準決勝が始まった。
少しばかり緊張も解れた烏野。
だが青葉城西はリラックスしていて場慣れ感があった。
「 桜芽~今日は大丈夫か? 」
錬はそう言って少し笑う。
「 だ、大丈夫です!今日は腹も痛くないです! 」
「 しょうもないヘマすんなよ、バカ 」
「 う、うっせぇな!! 」
飛和なりに俺に「いつも通り」を作らせたように見えた。
だって飛和は試合の時絶対俺のことバカって言うもん。
客席を見ると町内会の人。
それと遠くに居ても分かる。
日向翔陽の姿があった。
変装しててぱっと見じゃわかんないけど俺はすぐに。
あなたのスター性は隠せないから。
「 よーし、手加減はしないよ 」
青葉城西の選手も入場してきた。
試合、開始だ。
インターハイ 宮城県予選 準決勝。
烏野高校 対 青葉城西高校。