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レッスンの休憩時間 俺の目の奥に見えるのは彼氏のひでとその友達のふみくん。
「ふみ〜ッ!ギュッ」
「うわッ..!?なんだよ笑笑」
「好き!大好き!」
「なになに急に笑」
ひでの彼女は俺なのに 一気に悲しさと怒りが込み上げてくる。
「はぁ…」
「どうしたの…?しゅーとくん」
「あ…ふみや」
俺がため息をついたせいか 近くに来て心配そうに俺を見つめるふみや。年下に心配させといて、なんだか申し訳ない気持ちが漂う。
「もしかして、あれ?」
「うん…ひでの彼女は俺なのに。」
俺が落ち込んでいる理由に気がついたふみやはそっと俺を慰めてくれた その優しさにどれだけ救われただろうか。悲しみと嬉しさで涙が出てきてしまった。
「ええ!!…ごめんなんか嫌だった?」
「ッ…ポロポロ」
「しゅーと!!ってえ?」
「泣いてんの…?」
俺になにか用があったのか 駆けつけてきたひでは心配そうに俺を見つめる 心配してくれてるのはわかってる。わかってるけどなんだかその場所から離れたかった、逃げ出したかった、咄嗟に動いてしまった。
「あッ…ちょしゅーと!!」
ひでが後ろで俺を呼んでる。その声は聞こえていたけど立ち止まることなんてできなかった
「はぁッ..はぁッ..ポロポロ」
「はぁ…しゅーと…!」
「…なにッ、ポロポロ」
「なんで泣いてんだよ…」
「ひでがいけないんじゃん!!グスッ」
「は…俺?」
分かってないのが余計イラつく。あんだけふみくんとイチャイチャしといて ハグして、大好きって言っといて。
「ひで…俺の事嫌いになったの?ポロポロ」
「もう…冷めちゃったの?グスッ」
「嫌いになるわけないだろ、」
「ひで…み…..て..グスッ」
「え…なんて?」
「だからッ、ひでふみくんに大好きって言ってたじゃん…!!グスッ」
「ぶはッ…笑笑」
「何笑ってんの…」
「嫉妬してくれたんだ?俺に」
「ッ…そんなんじゃない」
「じゃあもっかい大好きって言ってこようかな〜…」
「だめッ…」
「嫉妬…嫉妬だから、もうしないで…」
「わかった…もうしない」
「…良かった」
「作戦成功だなッ…ニコッ」
「さく…せん?」
「なんでもないッ…戻ろ!」
「待って、」
「ん…?」
「チュッ」
「ッ…!?//」
「ガブッ..チュゥッ..♡」(首に)
「んッ…//」
「俺のって証…」
「かわいい…ニコッ」
「じゃあ俺も」
「ガブッ..チュゥッ..レロッ..♡」(首に)
「んぅッ…// 」
「俺のって証…!ニコッ」
「ッ…//ニコッ」
ひでに嫌われたと思っちゃってた でもひではそんな人じゃない。そんなこと、初めからわかってたはずなのにな
𝗳𝗶𝗻.
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