団体様本人様一切関係ありません
名前伏せてません
誤字脱字あるかもしれません
お題の台詞色々借りてます
srhbです
短いです
━━━━━━━━━━━━━━━
少し外の空気を吸いたい、なんて言うから何も聞かずセラフは一緒に行くとだけ言って雲雀についてきた
やけに口数が少なくてきっと何かあったんだ、そう考えてたら突然服の袖をぎゅって握り雲雀は俯いたままセラフを止める
本当に誰が見ても分かるくらい雲雀の元気がなく、雲雀に何かあったのか?と傍に寄り添い問いかけた
『どうした?何かあった?』
「あ、のさ……オレなんかが本当にセラ夫の隣にいていいのかな…」
…って小さく呟いて、その声がかすれるほど不安でいっぱいなのが伝わってきた
ついこの間2人が両想いだという発覚し、晴れて付き合い始めた2人
些細な事から何もかも幸せに感じていた時にふと不安も同じくらい襲ってきた
それに雲雀は押し潰されそうになっていた
そんな雲雀にセラフはそっと手を握ってその手にキスを落とす、握られた手を追った雲雀と見つめ合いセラフは優しく一言を伝える
『他の誰でもなくて、俺は雲雀じゃなきゃだめなんだよ』
ちょっと大袈裟だったかもな…なんて言葉を言ったら雲雀は少しだけ震えながらセラフの方を見て、涙が溢れそうな瞳でやっと少しだけ頷いてくれた
「ありがとなセラ夫…」
『ううん…俺の方こそ、俺を選んでくれてありがとう雲雀』
こんなに眩しい程に綺麗な世界があったなんてあの頃の自分には信じられないだろう……そうセラフは思っていた
でもちゃんと世界はこんなにも綺麗で、いちばんの恋人が居て、ただそれだけで他に何も要らなかった
不慣れな手つきで雲雀から手を握られる
『何があってもずっと一緒にいよう、どんな事があっても俺が雲雀を守るよ』
雲雀は嬉しさのあまり抱きつく
抱きしめながら泣きながらセラフに言葉を伝える
「一緒に、セラ夫のこと守るし大事にする…」
『大好き』
「うん…俺も…」
『愛してるよ雲雀』
「…うん、俺も…愛してるよセラフ」
抱きしめ合った2人の頭上には綺麗な星空が沢山散らばっている
この先もずっと2人で同じ景色見れると願う
コメント
2件
鳥!!!!やったぜ!!!!ありがとうございます!!!!空になりたい人生です、非常に ほんとにゐもさんの書く鳥が大好き過ぎてしにそうです、まじで供給過多…ありがとうございます!!!!