テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
〜4人で暮らす未来〜
(スノ♡タラレバ物語【ゾクッ】第四章①)
💙翔太のゾクッ💙
丑三つ時
東京の空はネオンとスモッグの影響で星一つ見えない。
ベランダに佇む長身の男。
企ての成功を願い、星を眺めようと思っていた一人の男は大きなため息をついた。
仕方なくビールを一気に煽ると淡く光る月に成功を祈って盃を掲げた・・・
翔太💙『ん..…んっ…んっ… ….はっ!』
涼太❤️『・・・z Z Z』
翔太💙『………⁇……z Z Z』
涼太 side
2時間前〜
翔太💙『ねぇ涼太俺が寝るまで起きててね?』
涼太❤️『またかよ?』
ホラー映画の番宣で忙しい日々を送る翔太は、毎晩金縛りにあっている。
家に帰ってくるなり幽霊に追いかけられたなどと言い、塩を体中に振りかけ、掃除担当の亮平は最近機嫌が悪い。そしてコイツも・・・
蓮 🖤『おい、なんで涼太とばかり最近寝るんだよ💢』
翔太💙『お前ら二人はヤルだけやってお構いなしに寝ちゃうじゃないか!怖いって言ってるのに・・・涼太は朝まで抱っこして寝てくれるもん』
蓮 🖤『おいガキじゃないんだ💢俺達もう何日ヤッないと思ってるんだよ!男として腐る』
亮平💚『下品な事言わないで。あんたと一緒にしないでよ。ねぇ翔太朝まで寝ずにエッチするなんてのはどう?』
蓮 🖤『素晴らしい提案だよ亮平くん♡』
*翔太💙『バカじゃねぇのお前ら*』
こうなっては一切聞き入れないのが翔太だ。意外にも頑固なところがある。
俺は俺で翔太から禁酒を強いられている。
涼太❤️『ねぇ、今日は飲んでもいいだろ?』
翔太💙『ダメだよ!飲むと眠くなるでしょ!』
翔太の我儘には困ったモノだ。
3人で平等に分け合っていた、愛のバランスが崩れ始めている危機的状況だ。
とはいえ、俺と涼太にとっては二人の下品な野郎どもの事など、この際どうでも良い。
計画通りのラブラブな時間を満喫している。
今は亮平と翔太が仲良くお風呂に入っている。
蓮 🖤『ねぇ舘様⁈珍しい新潟のお酒が手に入ったんだ。二人で飲まない?一杯くらいならバレないでしょ』
誘惑に負けた・・・
涼太❤️『んん〜やっぱり米所は違うね』
蓮 🖤『ふふっ///もうちょっとだけ付き合ってよ。まだ二人上がらなそうだし…』
蓮 side
涼太❤️『・・・z Z Z』
*翔太💙『ねぇ…涼太もぅなんで寝ちゃうの*』
ふふっ睡眠薬入りの日本酒は効きが良すぎた…布団に入った途端に眠りについた涼太は、不安そうに横たわる翔太をガン無視して爆睡中だ。
月に、願掛けの杯を掲げた俺は地を這うように寝室に入ると、先に居た侵略者と鉢合わせした。
蓮 🖤『おいお前何してんだよ💢』
亮平💚『そっちこそ出てってよ』
盛った男が二人、同じ目的でベット下の床に張り付いているなんとも滑稽な姿に笑えてくる。
亮平💚『きもっ何笑ってんのよ!』
蓮 🖤『伏せろ翔太が……』
翔太💙『ん..…んっ…んっ… ….はっ!』
危なかった・・・
今日も翔太は金縛りに合っているようだ。
一瞬目を覚ました翔太は、すぐにまた目を瞑った。
蓮 🖤『ねぇ俺の計画邪魔するなよ』
亮平💚『はぁ?先にココに来たのは俺だよ。そっちこそ邪魔し…』
翔太💙『………⁇……z Z Z』
また起き上がった翔太は暗がりにこちらに視線を送っている。慌てて亮平の口を塞いだ。
首を傾げ、ベットに横になると再び目を瞑った。
ジェスチャーを交えて亮平に合図を送る。
蓮 🖤『連れ出すぞ!亮平は足を持って』
静かに頷いた亮平を見送ると、俺は静かに翔太に近づくと口を塞いで抱きつきながらベッドサイドに落っことすと、亮平と二人で担ぎリビングまで運んだ。
翔太💙『涼太!涼太助けて!』
蓮 🖤『残念だよ翔太くん。涼太君は今、日本酒を探す旅に出ている』
亮平💚『意味わかんない、早くヤロウ』
翔太💙『信じらんない//何考えてんの』
蓮 🖤『魘されてたろ?毎晩心配してるんだよ俺達優しいからサッ』
自分でもむず痒くなるような思ってもないセリフがペラペラと口を突いて出てきた。
翔太💙『これじゃお化けの方がまだマシだよ!今年1番背筋が凍る思いをしてる』
亮平💚『ねぇそれってエッチなゾクゾクッだと思う。翔太変態だもん』
〝ふざけるなよお前らと一緒にするな〟と言って翔太は暴れだし、俺は亮平を睨みつけて一掃する〝お楽しみの邪魔しないで亮平くん〟相変わらず俺が先に部屋に入っただの文句言ってるが、涼太を眠らせたのは俺だからな・・・
翔太💙『ねぇなんか最近二人イライラしてるね?』
蓮 🖤『あっ💢お前のせいだろっ』
亮平💚『そんな言い方しないの蓮。おいで翔太のせいなんかじゃないから』
上手いこと優しくして膝の上に翔太を抱き抱えた亮平はソファーに背中を預けると誇らしげに俺に目配せし、頭を撫でながらも片方の腕はしっかり翔太のお腹に回され、きっちりとホールドしている。
翔太💙『なんだよ…怒ってるのヤダもう寝るから…離せよ亮平』
亮平💚『今夜ばかりは翔太の言う事聞けそうにないね。蓮と俺何日お預け食らってると思うの?翔太』
声は優しいのに目が笑ってない上に、お腹に回された腕に力が籠っており、翔太は見る見るうちに恐怖で血の気が引き顔は真っ青だ。
蓮 🖤『怖いよ亮平こっちまでゾクゾクする』
亮平💚『何?どっちのゾクゾク?』
亮平の手は翔太のズボンの中に侵入し優しく撫でている。翔太の蒼白な顔は次第に赤みを増していく。
翔太💙『んっやめて///』
亮平💚『説得力ないね、そんな甘い声出しちゃって////蓮、手が塞がってる脱がせて』
なんか亮平だけ楽しそうで余計にイライラする。翔太の服を全て剥ぎ取るとソファーに座り二人の情事を見守った。翔太の花茎は可愛いらしく天高く勃ち上がると気持ちよさそうに先走りが垂れイヤらしく濡れている。絶頂に到達しない程度に擦り上げられ、懇願するように亮平の頰に腕を伸ばした。
翔太💙『はぁはぁンッ亮平…そんなんじゃイケない』
亮平💚『一人だけ毎晩気持ちよくなってる罰だね』
亮平の方が俺なんかよりずっと意地悪で鬼畜だろ。焦らして楽しんでる。
翔太💙『蓮///助けてイカせて』
蓮 🖤『あぁもう今の永久保存版のキュン台詞なんだけど…亮平の番だからね♡頑張れ翔太可愛いよ』
待ってるだけじゃぁつまらない…こうなりゃ混ぜてもらうしかない。お楽しみ中の亮平の口を塞ぐと舌を挿し込んで口内を弄る。
蓮 🖤『亮平舌出して…イイね悪くない』
入り乱れるように3人が床に転がる。次第に深くなる亮平とのキスに、いつの間にか翔太の気配がない。服を鷲掴みして床を這う翔太の足を掴むと幽霊にでも遭遇したかのような恐ろしい物を見る顔で〝ヒィッ〟と叫んだ。
蓮 🖤『どこ行くのかな?まだ始まってもないのに』
翔太💙『離してよ二人で仲良くやってりゃいいだろっ』
流石に我慢ならないな。ちっとも可愛くない。そのまま足を引き寄せると、可愛いお尻に遭遇する。
蓮 🖤『久しぶり翔太くん』
お尻を撫でるとジタバタ暴れている〝ヤダ離せよ〟
亮平はと言うと、もうズボンを脱いでしっかりスタンバイしている。翔太を四つん這いにさせると亮平はすかさず下に潜りんで花茎を咥えている。
蓮 🖤『亮平必死すぎて怖い…翔太はもうちょっと足広げて』
隘路に舌を這わす。両方を同時に責められている翔太は余程余裕がないのか、こちらの言う事を聞いてくれない。指を挿れると小刻みに膝が揺れた。下では既に達しそうな翔太のモノを不乱に亮平が咥えている。
翔太💙『ンンンッ!はっはっいやぁ頭おかしくなる…止めてあん、リョウ止めてよンンンンッ////』
蓮 🖤『はやっもうイッちゃったの?翔太こっちにも集中してね//可愛いもっと腰振ってイイ子だね』
翔太💙『うぅっ//もうヤダ早く蓮の挿れて』
亮平💚『ずるい子だね。可愛く言えば毎回聞いてもらえると思わないで。蓮の指でイッてね応援してる♡』
翔太💙『亮平なんか大嫌い…うぅっあぁっあやっやめて…』
怒った亮平は怖い…
翔太の隘路に侵入している俺の2本の指の隙間から挿し込まれた亮平の指が2本同時に蠢きグチョグチョと音を立てた。亮平は反対の手で下腹部を押している。
翔太💙『ンンンンッあん、やっお腹押さないで////ああっ無理‥助けて蓮////あん、あん、ああっあああ゛あ゛』
ガクンと膝が落ち床に突っ伏した翔太は腰をピクピク震わせた。
亮平💚『あはっ雌イキしちゃった可愛い』
蓮 🖤『やり過ぎだよ亮平…イヤ何でもないです』
凄みを利かせて睨まれた〝ゾクッ〟と背筋の凍る思いがした。本当に怖いんだけど…
亮平💚『俺は満足したからいいよ。蓮があとは楽しんで♡俺は見てるから』
それはそれで怖いな…首をポリポリと掻いていると〝早くヤンなさいよ〟と口は出す気満々のようだ。
蓮 🖤『翔太大丈夫?続けても平気?』
半べそかいてる翔太は仰向けになり〝優しくして〟と可愛らしく応えた。頭を撫でて〝可愛かったよ上手にイケてたね〟と労うと嬉しそうに目を細めた。
額の汗を手で拭い前髪を掻き上げると
翔太💙『カッコいい蓮の仕草〝ゾクゾク〟するくらい色気があるね////』
亮平💚『違うゾクゾク味わいたくなかったらさっさとヤンなさいよ』
翔太💙『ねぇ何で今日そんな怖いんだよ。お前まさか取り憑かれてるじゃないの?』
亮平はもうウンザリと言った顔をして、またキツイ一言を言いそうだ。遮るように行為を続けた。
蓮 🖤『もうちょっとだけ頑張ってね』
仰向けになった翔太の腰を持ち上げてクッションを腰に充てがうと奥までゆっくりと突いた。
亮平は熱い視線を送っている。見られて興奮しているのか翔太も気持ちよさそうに鳴いている。
翔太💙『ンアッはっはあっ//蓮…ンンンッ…イイ気持ちぃ…』
徐々に律動を早めると、亮平は憑き物がとれたかのように翔太の頰を優しく撫でてエールを送っている〝可愛いよ翔太もうちょっとだね頑張って〟額にキスを落とした亮平は耳を舐め回している。
翔太💙『ンンンンッ////んっああっイクッ…蓮////』
亮平💚『ふふっ///よく頑張りました♡』
翔太は嬉しそうに亮平に頬擦りすると、俺の後ろに立つ男を見て〝ゾクッ〟と肩を窄めた。
そんな翔太を見た、俺と亮平も同時に〝ゾクッ〟と背中に冷たい汗が流れた・・・
涼太❤️『どういう事か説明願いたいね!蓮くんの仕業だね?』
その後朝方までお説教を受けた3人は我が家で1番怒らせると怖いのは、涼太だと実感した・・・
コメント
4件
あと、ゾクって言いたすぎです、花凛さん💙
もう寝るところだった🤣🤣🤣お疲れ様です‼️何回も味わいます💙 こちらの阿部ちゃん💚て、いつもいたぶるのが好きですよね、そんな💚が大好きです🤣🤣🤣