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〜4人で暮らす未来〜
(スノ♡タラレバ物語【ゾクッ】第四章③)
💙翔太のゾクッゾクッ💙
翔太💙『………はぁはぁ』
カツ、カツ、カツ………
…ガサッガサッ………カツ、カツ、カツ
翔太💙『うわぁ〜はぁ、はぁ、はぁ』
亮平💚『何よまた?おかえり翔太』
亮平は呑気にエアコンの効いた涼しいリビングでソファーに寛ぎながら美容ローラーをコロコロさせながら肌の手入れをしている。汗だくで玄関ホールに佇む俺を鼻で笑うと〝早くお風呂入っておいで〟と言った。
翔太💙『ねぇ亮平、俺やっぱり取り憑かれてるよ』
また始まったと言っためんどくさそうな顔をした亮平は〝はいはいそれは大変だ事〟と言って尋常じゃない量の塩を俺に振り掛けた。また今日も機嫌が悪い…ちょうどその時買い物袋を下げた涼太が玄関扉を開け〝ただいま〟と元気よく発した口を目掛けて塩が注がれた。
涼太❤️『亮平くん何やってるのかな💢』
亮平💚『あらっ外暑かったでしょ塩分チャージよ。熱中症に気を付けて♡』
涼太はお気に入りの先の尖った革靴に塩が入り込んで大分ご立腹だ。
翔太💙『ご飯なぁに?』
涼太❤️『麻婆茄子だよ。先にご飯の支度するから翔太は今日お風呂ひとりで入ってね』
翔太💙『えっ無理だよ…一人なんて絶対ダメだ。亮平お風呂入ろう』
亮平💚『はぁ?今上がったところだし嫌よ』
〝じゃあ脱衣場で待ってて〟そう言うと亮平はブツブツ文句言いながらも脱衣場の洗面台の前に椅子を持ってくると顔のお手入れをしながら待っている。
翔太💙『ねぇ本当にいる?…亮平!ねぇ!ねえ』
亮平💚『うるさいよ全く…ビビりなんだから』
亮平は仕方なく洋服を脱ぐと頭にタオルを巻いてお風呂に入ってきた。
亮平💚『それなりの報酬はもらいますからね』
翔太💙『涼太がご飯作り終わるまで待てばよかった』
亮平💚『なんか言った?』
〝いえ、何でもありません〟
相変わらず涼太とばかり寝てる俺に蓮も亮平も機嫌が悪い。それもこれもお化けのせいだ。
でも…お化けより亮平の方が怖いや…
亮平 side
亮平💚『で何なの?さっきから目を開けたまま怖いんだけど』
翔太はシャンプーの泡が目に入りながらも必死に目を開けたまま髪の毛を洗うと瞬きもせずに泡を洗い流している。
翔太💙『目を瞑ったら怖いだろっ…なんか見られてる気がするんだよ…』
亮平💚『食い入るように見てるもの♡だからじゃない?』
〝違う!そんなんじゃないんだ〟
何言ってんだろっ あぁ面倒くさい子。
折角今日は早く仕事が終わったから新しい資格の勉強をしようと思っていたのに。
二人湯船に浸かると、翔太はキョロキョロと辺りを見回して警戒している。何?盗聴?盗撮?
亮平💚『何なのよ!気持ち悪いじゃないこっちまで怖くなってくる。気晴らしにエッチしようか?』
翔太💙『馬鹿なの?お化けにエッチ見られたくない』
亮平💚『馬鹿みたいな発言してくる翔太にバカって言われたことの方がもはやホラーだ』
風呂から上がろうとすると腕を取られて湯船に戻された〝こら危ないでしょ〟翔太は〝まだ行かないでよ〟と言いながら俺に抱きついている。
まぁ悪くないね。頭を掴んで顔を寄せると唇を奪った。鏡の前に立たせて首筋に舌を這わし耳朶を甘噛みすると肩を窄めて可愛く鳴いた。
翔太💙『んっ///』
亮平💚『ちゃんと瞬きせずに見張っててね』
鏡越しに翔太にそう告げると顔を真っ赤にした翔太が目を逸らした。
亮平💚『言われた側から目を離すなんてお仕置きだね翔太。鏡に手をついて』
従順に従う翔太は可愛い。まぁ何やっても可愛いんだけど。隘路に舌を這わすと徐々に翔太の可愛いらしい花茎も上へと勃ち上がりだす。舌が這うたびに綺麗なピンク色のソコはヒクつき、花茎はビクビクと脈打つ。屹立を指で撫でると十分な硬さになった先端からはダラダラと先走りが漏れた。
前に回り込んで屹立を口に含むと先端を吸い上げた。
翔太💙『ンアッ!んんっ…ンッハァハァあっ////』
亮平💚『ちゃんと見てる?目逸らさないでね自分のイキ顔見なよ。すごく可愛いんだから』
手で上下に扱くとすぐに勢いよく白濁を放った。
亮平💚『怯えてた割には幽霊に見られてエッチな気分になっちゃった?』
〝ゆっ…おっお化けの話しないでよ〟尚も目をキョロキョロしてお化けに怯えている。
亮平💚『お化けってエッチな喘ぎ声苦手らしいよっ』
俄かに信じがたいと言った顔をしている〝試す価値あると思わない?〟お腹に手を回して首筋に舌を這わす。耳を舐めまわせばイヤらしく悶える鏡越しの翔太と目が合った〝ちゃんと見てて偉いね翔太〟舌を突き出し翔太の口内に侵入すると応えるように抱き合わせた舌から水音が響く。再び勃ち上がった花茎にソープを塗り込めば膝を揺らして気持ちよさそうだ。
翔太💙『はぁはぁっ///んっはぁ』
亮平💚『ふふっ//ちゃんと立ってよ』
お腹を抱えて立たせると、翔太は俺の手に指を絡ませた。片方の手で先端を親指で優しく擦る。
と目処なく溢れる先走りで俺の手はグチョリと濡れた。
翔太💙『亮平キスして////』
可愛い。薄い口に噛み付くようにキスをすると隘路に指を這わし後孔に挿し込むと愛液に塗れた俺の指を美味しそうに咥えた。
翔太💙『フンッ///はぁああっリョウ//…愛してる?』
亮平💚『愛してるよ////綺麗だね翔太…』
〝ふふ亮平大好き〟翔太は額の汗を光らせ白磁の肌をピンクに染めると艶やかに腰を揺らし俺を興奮させる。
俺の熱塊をゆっくりと侵入させると翔太は顎を上げて鳴いた〝ごめんちょっと手加減出来ない〟耳元で呟くとキュッと締まったのが分かった。
亮平💚『やだぁエッチ////ンッ…締めないで///』
腰を掴んで勢いよく腰を打ちつけると、慌てるように鏡に両手をつき指先に力を込めた余裕のない翔太が可愛らしい。
翔太💙『あ、あっリョウ…///イク…ンンンッ!』
鏡に迸る白濁を見て顔を真っ赤にした翔太の頭を撫でる〝綺麗に掃除しなきゃね〟恥ずかしそうに〝ごめん〟という翔太の体を洗い流す〝俺の仕事だから大丈夫だよ〟翔太は俺を見るなり益々顔を赤らめてシャワーを奪うと俺の体にシャワーをかけた。
亮平💚『あぁ…これ?お化けの仕業かしら?』
先走りでベタつく手をヒラヒラとして見せると〝マジでやめろ💢〟と翔太にしては可愛くない声で怒ってる。
亮平💚『ふふっ怒っても怖くない…もうちょっとだけお風呂付き合って』
翔太を膝の上に抱き上げ湯船に浸かる。それにしてもここまで翔太が怯える原因って何だろう。不思議に思って聞いてみると、自宅までの帰り道誰かに毎晩追いかけられているとか…お化けならいいけど人間だったら大事だ。
亮平💚『それが幽霊って事なの?』
翔太💙『分からないから怖いんだろっ。女性だよきっと…俺の事大好きな女の子の霊が毎晩俺を追いかけてくるんだ!ヒールのコツコツ音と、ビニールが擦れるようなガサガサした音がずっと俺をつけてくるんだ』
亮平💚『何それ?マジなやつじゃない』
翔太💙『この前なんか…生姜焼き…焼き鳥…焼肉…とか俺の好物をブツブツ言いながら近づいてきて生きた心地がしなかった』
亮平💚『ん?……ふぅ〜ん…ごめん先に上がるよ』
翔太💙『えっ?待ってやだぁひとりにしないで待ってよ』
取り敢えずパンツだけ履くと料理中の涼太に詰め寄った。
涼太❤️『あらセクシーだね亮平』
蓮 🖤『お前たち声が大きすぎるぞ変態』
いつのまにか蓮も帰ってきている。
亮平💚『おい涼太あんたわざと翔太の後付けてるでしょ⁈』
涼太❤️『何の事かな?』
亮平💚『ヒールの尖った革靴に、買い物袋の音…涼太だよね?わざと怖がらせてるでしょ!毎晩寝たいからって!』
蓮 🖤『まさかそこまでしないだろっ』
涼太❤️『ふふ亮平はもっと早く気づくと思ってた…最初はそんなつもりなかったんだけど、勝手に翔太がお化け扱いするからそれに乗っただけ』
蓮 🖤『しょっぴー面白すぎるんだけど…』
翔太💙『俺が何?どうしたの?』
亮平💚『お化けの正体分かったわよ!除霊しといてあげる♡』
目をキラキラと輝かせた翔太は〝ホント?もうお化けでない?〟と興奮気味に聞いてきた。
亮平💚『えぇもう出ないよ♡だから今日は蓮と寝てね。俺は涼太と寝るから♡』
小首を傾げた翔太は〝何で涼太と寝るの?〟と蓮に聞いている。蓮は〝除霊には涼太くんの身体が必要らしい〟と大真面目な顔で答えている。
翔太💙『ふぅ〜ん涼太頑張れよ!俺のために♡』
蓮 side
蓮 🖤『どうしたの?』
大量の塩に酒を抱えた翔太は除霊のお手伝いをしようと亮平の部屋の前に立ち尽くしている。
翔太💙『蓮、亮平の部屋…..エッチな声してる』
亮平💚『ちょっとちゃんと腰振りなさいよね…』
涼太❤️『勘弁してよ…何でそんな元気なんだよ』
亮平💚『ンンンッあん、いいじゃない…もっと奥まできて涼太♡』
蓮 🖤『俺らも部屋に行こうか?お子様は聞いたらダメな奴だ』
そう言って翔太は顔を赤らめると俺のシャツの裾を掴んで〝亮平怖い…蓮抱っこして〟と甘えてきた。思いがけないプレゼントに二人には感謝しかない。
蓮 🖤『さぁ翔太くんの除霊を始めますか♡』
翔太💙『何でそうなるんだよ?おい💢触るなヤダ…レン…あん…////やんもぅ蓮エッチぃ〜』
カツ…、カツ、カツ、カツ…ガサッガサッ
翔太💙『うわぁ〜はぁ、はぁ、はぁ』
蓮 🖤『えっ?』
亮平💚『はぁ?』
翔太💙『また、涼太のイタズラだろう…えっ?』
涼太❤️『えっ?』
3人が待つアパートに帰宅した翔太は今年1番の〝ゾクっ〟を体験した…
スノ♡タラレバ物語【ゾクッ】第四章 『完』
コメント
19件
この4人も好き
はぁ〜👏流石です!感嘆
ヒット祈願✨ 前夜祭等々たくさんイベントあるのに何も行けない〜映画はちゃんと観に行きますよ💙