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貴方がもう居ないことを受け入れられずに私はいつまでも3つ紅茶を入れてしまう、前まで貴方の紅茶なんて入れたことがなかったのに居なくなったあとから入れるようになった、あなたがいる内にあなたの分の紅茶を入れておけばよかった。
誰も手をつけずに冷めた紅茶が貴方がいないと私に強く実感させてくる、貴方は結局まどかさんとの約束も果たせてないじゃないですか、200歳まで生きる話はどうなったんですかなんて嫌味を言ってもあなたの声はかえってこない、スワロウテイルは永遠なんて行っておいて1人だけ先にいなくなってるなんて本当に無責任な人だ。
あの日、主犯と共犯者が喧嘩をしている時、主犯がナイフを使って共犯者を刺そうとした、それで共犯者を守るためにあなたは自分を犠牲にして刺されてしまった、しかもそこは急所で助けようもなくて私はただ泣くことしか出来なかった、誠一くんが長生きしないからまどかさんが復讐なんかしてしまったんですよ、スワロウテイルももう解散してそれぞれの人生をなんて上手くは行かなかったからたまにふたりで集まっているんです、まどかさんはもう絵が描けないから貯金を使っているらしいですけどそれだっていつ崩壊するか分からない、私はカフェを開きそこで店長として働いていて客の中にいつもいるはずのない貴方を探している、誠一くんの友人だった人達みんな泣いていましたよ、なぜあなたが死ななければ行けなかったんだなんて叫んでいました、お母さんだって泣いていましたよお母さんは寂しいだろうからお父さんの代わりに自分は長生きしてあげないとなんじゃないですか?その言葉すらあなたは現実にしようとしませんでしたよね、だから私は貴方が嫌いなんですよ。
貴方の死だけで色んな影響があることも考えず他人を守ろうとする、考える前に行動するのはあなたの立派な短所ですよ本当に。
そろそろ言い返してきてくださいよ、早くあなたの声が聞きたいんです。
そう考える私の目の前にあるのは涙の染みたあとのある机だけだった。