望の独り言　二冊目

そう考えたらさ、少なくても生まれたばっかりの赤ちゃんや5歳の子供に比べたらちょっとは長く生きてきて経験積んできた分だけできることってあるはずじゃん。赤ちゃんのことを先に認めてあげるくらいはできて不思議じゃないじゃん。てか、できないのは情けないじゃん。

今はすごくそう思うよ。でもまあ、そう思えるようになれたのは叔母さんのおかげだけどさ。シュンくんと一緒だったり両親のところに帰ってたらきっと今でもそんな風に思えるようになってなかった。だってきっとあの人たちは今でも私が思えるようになったことを思ってないだろうしさ。

なんでそんなことになっちゃうんだろうね。なんであの人たちは私が思えるようになったことを思えないんだろうね。