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コメント
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お話大好きです🌟⋆꙳ フォロー失礼します😽🫶🏻
今日の疲れが一気に吹き飛びました笑
🖤サイド
ホームルームが終わった途端にみんな亮平の方に近づいていく。
🖤「うるさ…。」
💛「めめは行かないの?」
🖤「うん…別に。」
しばらくして、話が終わった様子の亮平が近づいてきた。
💚「ねぇ、蓮くん?」
🖤「ん…どうした?亮平。」
💛「へ…?」
その瞬間クラスから驚きの声が聞こえた。
モブ「なんで目黒と阿部くんが…」
そっか、俺らが義理の兄弟って誰も知らないんだった。
どうしよ。
💚「ちょっと蓮くん、行くよっ!グイッ」
そう言って亮平は俺の腕を掴んで教室から出て行った。
🖤「え…ちょっ。」
…………………………………………
💚「ごめん。方法がこれしか思いつかなくて。」
🖤「えっ…と。」
イマイチどういう状況か理解ができていなかった。
💚「先生が説明してくれると思ってたんだけど…」
なるほど。
🖤「これってみんなに言っておいた方が良い?」
💚「そうしないと説明できないよね…さっきのこと。」
🖤「…。」
それもそうか。
でもどうしよ。
もし万が一このことが原因で
亮平も自分のことに巻き込んでしまったら…。
それが怖くて仕方がなかった。
💚「ねぇ、蓮くん?」
🖤「どうした?」
💚「もし嫌だったらさっき話してた子だけに教えるのはどうかな?」
岩本くんのことかな?
さっき話してたのは岩本くんしかいないし…。
🖤「それって岩本くん?」
💚「ん〜。たぶんそう。」
黙っておくよりも1人ぐらいは本当のこと知っておいた方が
良いかもしれない。
🖤「それなら…。」
まぁ、岩本くんなら大丈夫だろう。
💚サイド
ホームルームが終わると予想通り自分の席に向かって人が押しかけてくる。
騒がしい。
あんまりこういう場所も時間も好きじゃない。
💚「…。」
ふと教室を見回すと蓮くんが友達と話してるのが見えた。
話したいことがあるし人も少なくなってきた。
今がチャンスと思って蓮くんの方に近づく。
💚「ねぇ、蓮くん?」
🖤「ん…どうした?亮平。」
💛「へ…?」
その瞬間クラスから驚きの声が聞こえた。
そうか、周りは僕らが義理の兄弟だって知らなかったか。
隠すつもりもないけどやらかしてしまった…。
💚「ちょっと蓮くん、行くよっ!グイッ」
ちょっとやり方が雑だけど今はこれしかない。
🖤「え…ちょっ。」
そう思って蓮くんの腕を取って教室を出た。
…………………………………………
💚「ごめん。方法がこれしか思いつかなくて。」
🖤「えっ…と。」
💚「先生が説明してくれると思ってたんだけど…」
🖤「これってみんなに言っておいた方が良い?」
説明した方が今後の学校生活も送りやすいと思うんだけど。
💚「そうしないと説明できないよね…さっきのこと。」
🖤「…。」
蓮くんは悩んでる感じがした。
何か問題でもあるかな…。
ここで直接聞くのも違う気がする…。
あっ!そうだ。
💚「ねぇ、蓮くん?」
🖤「どうした?」
💚「もし嫌だったらさっき話してた子だけに教えるのはどうかな?」
あのさっき話していたちょっと怖そうな大きい人なら…。
🖤「それって岩本くん?」
💚「ん〜。たぶんそう。」
名前わかんないから合ってるかもわからん。
🖤「それなら…。」
そうして僕たちは岩本くん?のもとに向かった。
でも、あの時僕は知らなかったの。
悩んでいた本当の理由を。