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「やばいちょっと待って、ほんとにありえない。」
私はゲーム内 で慌てふためく。だって何故かつけていたVRゴーグルに触れないで自分の目近くを触っている感覚がしっかりあったからだ。
そんな時。
「お!もしかしてユーは新入り〜?その反応はそうさ!」
私は誰かに話しかけられた。
その人は顔以外が真っ黒で狐の耳が生えており、しっぽは9つ。真っ黒な裸体を2本のしっぽで隠していた。
「、貴方は?何か知ってるんですか!?」
慌てふためく私にまぁ落ち着け と言って自己紹介を始めた。
「私はキャプ!このゲームの上位プレイヤーさ!ユーは今日来たんでしょ? 」
独特な喋り方に戸惑いながらも頷いた。
「ここにいるプレイヤーたちはみんな閉じ込められちまってるよ┐(´д`)┌」
「え!?そんな、閉じ込められたって、嘘でしょ!? 」
そんな時、凛も私のとこに駆けつけてきたようだ。
「すず!?ねえどうしよう!つけてたはずのVR機器が見当たらない!?」
「おーっとユーも新入りだね?まあ説明するさ!キャプちゃんが説明してあげよう!」
そう言ってキャプは順を追って説明して言った。
この世界の仕組みはよく分からないが出ることが出来ないこと。 ここに来た誰もがその被害にあっていること。現実世界がどうなっているのか把握することは無理だということ。ランキングが存在していて一ヶ月に一回更新されること。
「あとこれはユー達にとって大事なことなんだけど、ナンバーワンプレイヤーは1ヶ月に1人づついなくなるのさ。これでうわさがたってるんだけど、ナンバーワンプレイヤーは現実世界に戻っているらしいよ! 」
じゃあナンバーワンになるしか帰る方法がないのか、はたまたナンバーワンだから消えて目立っているだけで影で違う方法があるのか、そもそも噂は本当なのか考えていると、
「すず、ごめん、私がさそっちゃったからだ、」
「全然!大丈夫だよ!凛のせいじゃないよ!」
「このゲームのせいさ!ユーたちはどっちも悪くないよ(*^^*)」
だがしかしどうしたものか。私たち初心者がいきなりナンバーワンは無理だと考えられる。
ナンバーワンをとるのにこの人たちは何ヶ月、何年かけているんだ、
「急いで私たちレベリングしないとダメかも。」
「それについても私がユーたちをお手伝いしよう!」
そういえばこの人は上位プレイヤーだと言っていた。この方が手伝ってくれるならとても助けになるだろう。
キャプが説明してくれたのだが、ランクがやはり存在するらしい。
一番下から☆10 数字が小さくなる度にランクが上がる。
そしてキャプはその中の89位、☆3だと言っていた。
そうきいてひとつの疑問が浮かぶ
「キャプ、?さん、?上位プレイヤー、なんでしょ?じゃぁ、もう詰めに入った方がいいんじゃない?私たちに構ってもらってちゃ申し訳ないよ、💦」
そういうとキャプは少し困った顔をする。
「ま、まぁいいのさ!私は君たちが心配だしね!さぁ気にしない気にしない︎︎👍🏻 」
何かをはぐらかされた気もする。何かを考えさせる前にキャプは話し出した。
「ゴホン、気を取り直して、私とユーたち3人でチーム戦といこうではないか!」