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トラちゃんおめでとう。 (無)自覚ド淫らんヒ"ッチに昇格しましたね。
3連休、クロノアさんの家にお邪魔することになった。
「お邪魔します…」
私服姿のクロノアさんもやっぱりかっこいい。
「いらっしゃい。ちゃんと勉強教えてもらいに行ってくるってご両親に言った?」
「⁇、っっ!!い、言いました!!」
数日前のことを思い出して真っ赤になる。
「まぁ名目上もだし、実際勉強もするけど。さ、上がって」
大人の男の人の一人暮らしの部屋ってこんな感じなんだと、ついつい辺りを見渡してしまう。
それにクロノアさんらしい部屋だ。
猫ちゃんが好きなのか、所々猫グッズが置いてあったりする。
「猫ちゃん好きなんですか?」
「うん、実家で飼ってるしね。写真見せてあげようか?」
「え⁈見たいです」
リビングに通され、ソファーに促された。
「先に飲み物出すよ。トラゾーはオレンジジュースが好きなんだよね?」
「ゎ、ありがとうございます…」
俺の好きな物覚えててくれたんだ。
嬉しい。
キッチンで飲み物を用意してるクロノアさんの横顔を見る。
「(何しててもかっこいいんだよな…)」
「……そんなに見られると穴が空いちゃうよ?俺」
「!、ぁ、すみません…つい、」
「トラゾーならいいよ。いくらでも見ても」
微笑んだクロノアさんが俺用のオレンジジュースと自分用のコーヒーを持ってソファーに座った。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
一口飲んで一息つく。
「ほら、この子たちだよ」
スマホを俺の方に寄せて見せてくれる。
画面には可愛い猫ちゃんたちの写真が写されていた。
「わぁ、可愛い!」
「でしょ。自慢の我が子たちなんだ」
嬉しそうに笑うクロノアさんを見て、ホントにこの子たちが好きなんだなって伝わってくる。
「好きなんですねぇ、この子たちのこと」
「………もしかして、ヤキモチ?」
「へ」
ほっぺをつつかれた。
「ちょっと拗ねた顔してる。俺の中で1番可愛いのはトラゾーだよ」
「そッ……、違います…拗ねてないですもん」
「拗ねてんじゃん」
ホントに純粋に好きなんだなって思ったのに、この人は。
「可愛いね、ホント」
「猫ちゃんたちがでしょ」
「トラゾーがだよ」
「ぅわっ!」
スマホを覗き込んでいたからかなり近い体勢になっていたせいでクロノアさんに腕を引っ張られたら自然とそっちに体が倒れ込んでしまう。
「っ、ちょ…この体勢、は…っ」
「恥ずかしい?」
クロノアさんの太ももに跨るように対面で座るこの格好は苦手だ。
「恥ずかしくても我慢して。これ、お仕置きでもあるから」
「えっ…?」
「トラゾー、新しい先生に簡単に触らせてたよね?それに親友の彼にだって触らせてるの知ってんだよ」
「ら、らっだぁ先生のは、不可抗力…ッ」
お尻を撫でられてびくりと腰が跳ねる。
「じゃあ親友の彼のは?」
「あ、あれは、昔から…」
「…………へぇ」
一層低くなる声に、どうして怒ってるのか分からなかった。
だってぺいんととしてることって、普通じゃないの。
「随分、彼に刷り込みされてるんだ。……やっぱり、閉じ込めて躾直さなきゃダメみたいだね」
「ぇ…どういう…」
「全部、俺がしてあげる。だからもう彼とそういうことしないで」
「けど…」
「嫉妬でトラゾーのことめちゃくちゃにしそうになる」
背中に回るクロノアさんの手が服の中に入って、尾骨部分を押してきた。
「ひぁっ!」
「ね、…俺がやめてって言ってるからやめて。トラゾーはいい子だからできるよね?」
ズボンの中に入ってきた指先がソコに触れる。
「…俺の為にココ準備してきたいい子なら俺の言うこと聞けるよね」
「んぁぁッ」
簡単に入ってしまったクロノアさんの指が気持ちいい場所を押した。
「ほら、言って?もうやめるって。触らせるのは俺だけにするって」
やらしい音が耳に届いて、頭の中を犯されていく。
「く、くろ、のあ、さん、だけッ!他の人、には、さわ、ら、せなぃ…っ、」
「…ホントかな。トラゾー絆されやすいから、親友の彼の口車に簡単に乗せられて流されちゃいそう」
「ひぃンっ♡⁈」
服の上から胸の先を噛まれた。
繊維のざらつきのせいで、いつもと違う感覚に悶える。
「あんな覚えてもない一方的な感情持ってる転勤してきたあいつには近づいちゃダメだからね」
「ゃ、だッ♡ぁう!、ふ、くだめっ♡」
「聞いてる?俺、トラゾーの為に今真面目な話してるんだよ?」
指を増やされてバラバラに動かされ、勃ってしまった胸の先を甘噛みされたり、舐められる。
「あーぁ、こんな腫らして」
空いてる手で弾かれて身体が仰け反る。
「ひゃぁあん♡」
「ん?胸だけでイッちゃった?」
パンツの中でぐちゅ、と湿った音がした。
「これも俺だけがしたんじゃないって思うと、ムカつくな」
「い゛ぁっっ♡♡⁈」
八つ当たりされるみたいに噛みつかれて背筋が伸びる。
クロノアさんが腫れて勃ってる胸のとこを執拗に噛んだり服の上から擦ってくる。
「らっだぁにはホントに気をつけて。あいつ常識ないから、トラゾーのこと平気で人前で犯すよ」
「ひ、ぇッ…⁈」
「今まで執着する人間がいなかったからだろうけど。一途も物の捉えようだね」
下を脱がされて、クロノアさんは自分のものの前を寛げた。
「ぁっ…♡」
「見ただけでそんなカオしてくれんの?…ホント可愛いねトラゾー」
いつもながらこんな大きいモノがよく自分のナカに入るのだと、人体の不思議に感心する。
俺だけ、ということに優越感と多幸感で顔が緩んだ。
「欲しい?」
「ほ、しぃ…ッ、♡、はやく、ナカ、いっぱいにして、ほしいで、す…♡」
とろりと蜜を垂らす自分のモノとクロノアさんのモノがぴたりと当たって、それも気持ちよくて身体を擦り寄せる。
もっと擦り合わせたい、気持ちよくなりたいと。
「ッ…は、…こんなことするのも俺だけ?」
「♡⁇、クロノアさんだけ、ッ♡」
クロノアさんに手を取られて、擦り合わせてるソコに置かれる。
その上から手を重ねられて上下に擦り上げられた。
「んぁあっ♡♡」
「俺もトラゾーと気持ちよくなりたいから、一緒に触ろっか。…彼ともこうやってたんだろうし」
「ぺ、いんと、と♡⁇」
確かに触り合いしたり、後ろも触られたりしてたけど。
「もうダメだよ。俺にだって堪忍袋はあるんだから。今は緒が切れちゃってるからあれだけど」
「は…ッ、んく、ゥん…っ♡」
クロノアさんにしがみついて、快楽を享受することしかできない。
「こーら。手ぇ止まってる。ちゃんと動かさなきゃココに挿れてあげないよ」
「やぁ…ッ♡」
先っぽを擦り合わせられて、堪えれずに精液を吐き出す。
「ふぁあん♡♡!」
自分の手はベタベタに濡れる。
俺の出したモノとクロノアさんの先走りで。
「トラゾー腰上げれる?」
「こ、こう、ですか…♡?」
少し腰を浮かすとびくびくと寂しくて疼いてる後ろにぴとっと待ってた熱が充てがわれる。
「自分で気持ちいいとこ擦りながら挿れてみようか?できるよね?」
「はぃ♡♡」
手を添えて、ゆっくりナカに受け入れていく。
「ん、ぅッ♡ゃ、うぁんん…っ♡」
「ん、じょーず♡」
ズプププと奥まで簡単に入ってしまうクロノアさんのモノに俺の身体は悦んだいた。
「は、ぃったぁ…♡きも、ち…ぃ♡」
クロノアさんの肩に手を置いて、抜き挿しする。
勿論、彼の気持ちいい場所も締めながら。
「(あ、そうだ)」
「ねッ♡、気持ちいい、ですか?……くろのあ、せんせ♡」
びくっとナカで大きく跳ねたクロノアさんから、びゅるると白濁が注がれる。
「ぁ、はッ♡せんせい、イッちゃったの♡?」
眉を顰めて、歯を噛み締めるようにして堪え切れなかったカオのクロノアさんの色気はマジでヤバい。
こんな至近距離でこんなクロノアさんを見てきゅんと胸が高まる。
「俺、もう♡くろの、あ先生だけ、にするっ、からッ♡」
抜き挿しの速度を少し早めた。
「ん♡ぁあッ♡♡、ずっと♡ふぁッ♡、俺だけ、に、ッして…♡♡⁇」
「親友の彼ともこういうことしないって約束できる?」
頷く代わりに後ろを締める。
「らっだぁにも近付かない?」
「しな、ぃし、ッ♡ちかよ、り♡♡ませ、んン♡!!」
腰を掴まれて抜き挿ししていた動きを止められて、乱暴めに結腸まで抜かれた。
「んぁあ゛ッッ〜〜♡♡♡!!!」
「まぁ、トラゾーがいくら気を付けてもあいつらの方が納得せんだろうし、トラゾーも行くんだろうけど、ねっ!」
「ひぃぃんんんっ♡♡」
「俺のこと煽ってさ、どうすんの?先生って2人の時は呼ばない約束なのに破っちゃったね?」
肩を強く押さえつけられ、なのに下からは強く突き上げられて。
最奥をクロノアさんので殴りつけられてる。
「あッッ♡!つ、よ、っよす、ぎ…りゅ…ぅゔ…っ♡♡」
気持ちいいのが止まらなくて、1番気持ちいい場所を抉り続けられて潮吹きしてしまった。
勢いがありすぎてクロノアさんの綺麗な顔にかかってしまってハッとする。
「ん、♡ぁ、ッあ♡ごめ、なさ…ッぃぃ…っ♡♡」
上に乗っかってる不安定な格好だからクロノアさんにしがみつくしかなくて。
ぐぷぷっ!ともっと奥に入ってしまった。
「ふゃぁぁ…ッッ♡♡♡!!?」
俺の飛ばした潮を舐めとったクロノアさんが悪い顔で笑う。
「大丈夫♡⁇すごい気持ちいい声出たね♡」
「ぁ゛ッ、ひゔ♡♡!」
「女の子みたい♡」
違う違うと首を振るけど、汗の伝う首筋を舐められて噛まれる。
「あ、いや。トラゾーは女の子じゃなくて、雌だったか♡」
「っ___ッンぁぁ〜〜っ♡♡!!」
潮吹きしながらナカイキもして、イキながらイかされる絶頂感にガクガクと身体が震えた。
「こんなに女の子みたいなイキ方ばっかして、完全に俺だけの女の子になっちゃったね♡」
「ぇ゛♡ぁふッ♡♡」
「こんな情けない姿俺にしか見せれねぇもんな♡」
始まったばかりの3連休で、しかもクロノアさんの家に入って間も無くこんなえっちなことばっかして。
「ぅぁんッ♡も、っと、ッ♡ひゃっ♡!、くろのぁさん♡♡に、俺、情け、っ、ない、とこ、♡見せ、ちゃ、うの♡♡⁇」
「見せたらいいよ♡情けない顔もやらしい声もはしたない姿も♡全部、俺だけのモノなんだから」
「み、せま、す♡♡!あな、ただけに…ッ♡」
「じゃあ俺がこれからすることも受け入れてくれる♡?」
クロノアさんになら何をされてもいい。
この人だから俺は許せるし、離れたくもない。
こくんと頷くと嬉しそうに目を細めたクロノアさんが俺を広いソファーに押し倒した。
「はッん♡!っあぁぁ…っ♡♡!!」
俺のスマホを片手で操作しながら、気持ちいいとこを突くクロノアさんに首を傾げる。
「俺以外の連絡先消してもいい?あ大丈夫。ご両親のは残しとくよ」
「ふっ♡ぇ♡♡⁇」
「俺だけなら、それ以外要らないでしょ?だから、消していいよね」
ぺいんとや、まだかろうじて仲良く?してくれてる友達の連絡先に指を伸ばすクロノアさん。
「もっと俺だけに執着して、俺だけでいいって証拠みして」
「やッ♡♡んぁ♡!ひ、ぅっ♡♡」
戻ってきてくれたぺいんとの笑顔が塗り潰される。
あんなに嬉しかったのに、あいつだけだって思ってたのに。
「消しちゃダメなら、俺とも終わり。親友くんのとこでもらっだぁのとこでも、他人のとこでも行ったらいいよ?トラゾーは俺じゃなくても簡単に触らせちゃう淫乱なんだし」
ズルルルとナカからクロノアさんのが抜かれていく。
「ッッ♡♡!!?いゃっ♡ぬ、いちゃ嫌、ですッ♡♡」
抜かれないようにクロノアさんの腰に脚を回してぎゅっと力を入れる。
「……俺以外要らなくてもいいなら、もう一回自分で挿れなおして。やっぱり自分で連絡先消して?」
「ッ、ぁ♡、は、ふっ…♡♡」
ぐりぐりと丁度、弱くて気持ちいい場所を先端で強めに擦られて腰が跳ねた。
「ちゃんとブロックして消すんだよ?」
スマホを手渡されて、連絡先から1人ずつブロックして消していく。
その度に焦らしてるかのようにゆーーっくり腰を進めては同じようにゆーーっくり引くクロノアさんに嬌声をあげてスマホを落としそうになる。
「あ゛ひッんん♡♡」
「喘ぐばっかじゃ終わんねぇよ?」
爆発しそうな熱に、震える指で操作していく。
「ふぁぁッ♡、も、ちょ、♡♡っ、こ、しとめへぇ…っ♡」
「お仕置きでもあるんだからダメ♡」
「ん、ふッッ、ぅぅあ…っ♡♡」
びくびくと身体が跳ねてメスイキした。
「ほら、気持ちよくなるばっかじゃいつまでも終わんないよ。早く俺のこと安心させて?」
1人ブロックしては消す。
そんな単純作業を快楽で揺さぶられながら続ける。
早く、安心させなきゃ。
こんな焦らされてたら死んじゃう。
「け…せッ、ましぁ…ッ♡♡」
「……………うん、俺とご両親以外ちゃんと消せたね♡」
「俺、いい、子、♡?」
「悪くていい子♡」
「ひぁ゛____ッッ♡♡♡!!」
欲しくてたまらなかった熱で奥を一気に埋めてもらえた。
「ふっンン♡♡!ぉ、奥ッ、きもちっ♡すき、くろのあさんすき、です…っ♡!」
ちゅうとキスすると、食べられてると思わされるくらいに唇を塞がれる。
「んむ゛ぅ♡♡!!!」
両脚を広げ曲げられて深い重たい抽挿に声を止めることができない。
頭の中がピンクに染まっている、と言われても否定できないくらいクロノアさんとのえっちなことでいっぱいだ。
「卒業待てないな……外堀は充分埋めたし、…」
「♡゛ッ♡♡⁇」
「ねぇ、トラゾー。付き合ってることご両親に言っちゃおうか」
「ァッ♡♡⁇」
「正直に話して、……いや、でももし受け入れてもらえなかったら俺はトラゾーの前からいなくなるよ」
クロノアさんが離れる?いなくなっちゃう?
さっき連絡先を消す前に言われたことをまた言われる。
終わりと言われたよりも傷付く。
「そもそも未成年に手を出してる時点でね、…色んな細工もしてるし……そうなったらトラゾーとはいられない」
「ゃ゛♡!やだ、っ♡ゃだやだ…ッ♡」
クロノアさんの首に手を回してぎゅうと離れないように抱きつく。
「そ、れなら、クロノアさん、と一緒に、どっかいきま、す…ッ、俺らの、こと、知らな、い、人が、いるッ、場所に、…っ」
父さんも母さんもぺいんとも、友達もクラスの人も、らっだぁ先生も、他の先生も要らない。
「クロノアさん以外、要らない…!」
そう告げるとナカで奥を突いていたクロノアさんのモノが動きを止めてどくりと脈打ったと同時に圧迫されるくらい大きくなった。
「ふ、ぉ゛ッ♡んあ゛ぁっっ♡♡!!?」
「そんな殺し文句言ってくれるほど、俺に依存してくれてるの?」
「ぁ゛ひっ゛♡♡!!」
「嬉しいよ♡すげぇ、今までにないくらい♡」
紅潮して白い肌が更に赤く染まる。
目を細めて口角を吊り上げたクロノアさんが、上から叩きつけるように奥をたくさん突いてきた。
「あ゛♡ぉ♡ふ、っゔ♡♡ふ、ふかぃ゛♡と、こきもちッ♡♡くろのあさん♡もっと♡奥、いっぱいッ♡♡ついて、ぇ…っ♡♡!」
服越しでもクロノアさんの背中に爪が立つくらいしがみつく。
「ず、っと、♡おれ、と、こうしててっ♡♡」
「……だいぶ、堕ちてきたかな」
「♡♡♡⁇?」
にこっと優しく笑うと、どちゅん!!とナカに叩き込まれた。
「ぁ゛へぅ…っっ♡♡!!」
「明日も明後日もこうやって可愛がって愛してあげる♡♡もっと俺のことだけ考えれるように♡他の人間のことなんてトラゾーの中に一切残さないように♡」
俺の中にあった、理性?の糸が切れて本能のままクロノアさんに抱きつく。
「く、ろのあさんもッ♡♡⁇俺、だけ…♡?」
「当たり前だろ♡?誰の手にも渡したくないんだから。連休明けたらちゃんとあの2人に言わなきゃダメだよ?『俺の全部クロノア先生のモノだから』って」
「ぃう♡!い、います、からッ♡♡もっと、ぎゅっ、てして…くらさい…っ♡♡!」
ジュプッ、コプッと濡れた音にさえ身体が悦ぶ。
俺とクロノアさんから出てる音だと思うと嬉しくてきゅんとナカが締まる。
「っ、ッ♡、そんな締め付けなくても離れないよ♡」
ぺいんとのこともらっだぁ先生のことも、霞んでいく。
ちゃんと断らなきゃ。
でも、ぺいんと悲しむかな。
親友を傷付けちゃうかな。
らっだぁ先生はまだよく分からないから何も言えないけど。
霞かけたあいつの笑った顔がまた頭に浮かぶ。
「ぺぃんと…」
思わず名前を呼んでしまった。
「……………トラゾー」
「っあ…」
地を這うような絶対零度のような怒声。
クロノアさんだけって言ったのに。
これじゃあまるでホントに誰でもいい淫乱じゃないか。
「トラゾーのこと抱いてるのは誰か、叩き込まなきゃダメかな。…やっぱ壊さなきゃもう無理か?」
繋がったまま、今度はクロノアさんが自分のスマホを操作し始めた。
プルルル…と呼び出し音がする。
「はい。トラゾーの大好きな親友の彼に電話かけてあげたよ」
「へ、ゃ、ぅ、そ…ッ♡⁈」
画面には確かにぺいんとの名前が。
「自分のクラスの子達の連絡先は”教えて”もらってるんだよ。…”色々”と、困るからね」
『……休みの日に何の用すか。仕方なしにあんたんとこにトラゾー送ったのに』
「そのトラゾーがきみに用があるんだって」
深く突かれながらスマホを渡された。
「ん゛ンン♡♡!」
『…トラゾーどした?クロノア先生にでも泣かされたのか?』
スピーカーになってるみたいで音が大きい。
「啼かされてるって言わなきゃ」
「あ、っ、んぅう♡♡ゃ、ぺ、いんと、やぁぁ…っ♡」
『……おいてめぇ犯罪者』
「きみの方こそ洗脳上手だね?なんかの教祖にでもなれば?」
「ひぁンン♡♡」
『トラゾーだけにならなってるけどな。俺の言うこと疑いもしねぇ可愛いトラゾーだろ』
「ゃ゛ぁ゛ぁぁあッッッ!!?」
ぺいんとの言葉にムカついたのかめちゃくちゃで乱暴な突き方に背中が弓なりになる。
「メスイキ上手にできて偉いよ♡トラゾー」
「ぁ、ヒ、ッ♡♡」
『……マジで捕まれよ』
「さて、何のことかな」
『あんたといい、あのらっだぁといいトラゾーに惹かれた周りの大人はどうしてこんな歪んでんだよ』
「きみも大概だけど」
ごちゅん!!と結腸を抜かれて、火花が散った。
「そんな大人から俺の為にトラゾー守ってくれてありがとう」
『あ?あんたの為じゃねぇし』
「く、ろ゛のぁ゛さ♡♡ぉ゛く、ぅっ♡♡」
「あっと、ごめんごめん。寂しかったね?たくさん突いてあげるから、ねっ♡!!」
「んぁ゛ああぁ゛〜〜〜ッッ♡♡!!」
『……あんたも洗脳すげぇな』
「好きにさせる為に必要なことだろ」
ぺいんととはもう会話なんてできる状態じゃなくて、スマホも手から離れてソファーに置かれてる。
『は、あんたと同意見なのムカつく』
「共依存なんて両想いと変わんないでしょ。それに俺は本当にトラゾーのこと愛してるし」
『ガキの頃からの年数で言えば俺の方が長ぇんだよ。ぽっと出のあんたはさっさとらっだぁと捕まって俺らの前から消えろ』
「トラゾーが泣いちゃうからそれはできないかな?俺以外要らないって啼いてたから。あとで音声送ってあげるよ。…あ、それで抜いたら許さないからね?」
『……俺はあんたにトラゾーを預けてるだけですから。卒業する前にあんたらの前からトラゾーと一緒にいなくなってやる。言っとくけど、あんたなんかよりトラゾーの両親の信頼勝ち取ってんの俺だから』
「あ?マウントのつもり?」
喧嘩腰の会話に揺さぶられて啼き叫ぶしかできない俺は何も言えない。
『あんたこそマウントのつもりかよ。喧嘩ってのはな、同じ土俵に立ってるもん同士がすんだよ。俺とあんたじゃ立ってる土俵がちげーんだよ』
「そっくりそのまま返すよ。永遠の親友止まりのぺいんとくん」
『……ムッッカつく』
「ハハッ、トラゾーが寂しがってるから切るよ」
『…連休明け覚えてろ。余裕ぶっこいてせいぜい足元掬われねぇようにな』
「ご忠告どうも。らっだぁときみ以外にも注意しとくよ」
『余裕なん腹立つ…』
「きみが子供すぎるだけだよ。じゃあね」
スマホの通話を切って、テーブルに伏せて置いたクロノアさんがにこりと笑った。
「トラゾーには躾直しね。俺だけでいいって言って他の奴に靡こうとしたんだから」
ド淫乱、とナカに響くような声で囁かれる。
「コロコロ考えが変わらないように堕ちた場所に繋ぎ止めなきゃね」
自分の意思なのにそうじゃないみたいで。
決めた筈なのに、すぐ考えを変えて。
「(俺、おかしい…?)」
誰かといなきゃ不安で頼らなきゃ生きていけない。
クロノアさんやぺいんとがいなくなったら、きっと俺はらっだぁ先生に、泣きつくかもしれない。
俺のこと好きになってくれるなら誰でもいいってわけじゃない。
生理的に無理な人は無理だし。
こんな俺の相談に乗ってくれる人はいない。
連絡も断ち切られた。
「(…近寄っちゃダメって言われたけど、らっだぁ先生に客観的に見てもらって意見聞いてみようかな…)」
流石にいきなり人前で襲ったりなんてしないだろうし。
キスはされたけど、ただの挨拶だったのかもしれないし。
クロノアさんやぺいんとに言うと怒られるから、放課後だ。
内緒で行かなきゃ。
ホントに好きで愛してるのはクロノアさんだけ。
でも、ぺいんとのことだって好きだ。
一緒にいる時間が長すぎて関係が曖昧なところはあるけれど。
「(もっと俺のこと、依存して、必要として、愛して、求めて、好きになって、)」
心の中の深く昏い部分が刹那浮上して消える。
クロノアさんを煽るようなことも無意識だ。
こうやって怒らせて、確かめようとしてる。
どれだけ愛されても満たされない。
もっともっと穴を埋めてほしい。
寂しい、切ない、苦しい。
通話中に会話にあった共依存は両想いと変わらない。
「(依存して)」
ねぇ、クロノアさん俺のこと縛りつけてよ。
どこにも行けないようにあなたの言うように俺を壊して、あなただけのモノにしてよ。
じゃなきゃ、、、。