テラーノベル
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二人の性
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注意
微 センシティブ表現があります
苦手な方はご注意を
この作品は性をモチーフに書きました
マジの短編です
気に入ってくれれば幸いです
では、本編へどーぞ
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俺は綾瀬 怜(あやせ れい)
俺のクラスには少し変わったヤツがいる
黒髪のロングヘアで、長い睫毛をしている、隠れて人気が出ているThe、完璧みたいな女だ
1つ残念なところはまな板なところだな。
ソイツは自分の声がコンプレックスといっていつも筆談でやり過ごしている
声が気になるといえば気になるが、無理強いする気はねぇからな
けどまぁ、少し興味はある。
だから俺はいつもソイツに話しかける
「はよ。今日はいつもより来んの早ぇじゃん?」
ソイツ…神﨑 日向(かんさきひなた)はノートに
「おはよう、今日は委員会の仕事があったから少し早めに来ただけ」
と書き、直ぐに正面に向き直る
まぁ、見てのとーり、塩対応なんだよな
だが、俺は知ってんだぞ?
意外と寂しがり屋ってこと
「へぇ、委員会か、何委員会なんだ?」
日向は少し怪訝な目つきでノートに文字を書く
「図書委員会だけど」
と簡潔に書く
「へぇ、図書委員か、なんか予想通りだな」
思わずクスッと笑う
それに驚いたのか、日向は少し驚いた表情をしてからすぐに顔を逸らした
(…可愛いとこあんだな)
ふいにそんな言葉が脳裏をよぎる
…いやいや、そんな感情なんて、
「どうかしたの?」
日向は上目遣いで、ノートを使い聞いてくる
俺はつい、素っ気なくしてしまう
「べ、別に、なんでもねぇよ」
その時、授業の始まりのチャイムがなる
だが、俺らは隣同士だから別になんの支障もねぇけどな
数分後、先生が扉をガラガラと開け、教室に入ってくる
「朝のHR始めるぞー、席に着けー」
教室内のざわめきが一瞬静まる
…が、次の先生の言葉でまた騒ぎ出す
「もうすぐある文化祭のことだがー…」
(…そういやそんなんあったな)
「うちのクラスはどんな出し物するか、何か案あるやついるかー?」
みんなが案を出し始める、今日はいつもより一段と騒ぎが目立つ
とは言っても、文化祭なんて…
「はいはい!メイド喫茶やりたいでーっす!」
と、1人の男子が言う
それに乗っかり、数人の男子が賛成と声をあげる
それに女子はえー?と文句を垂れているが、満更でも無さそうだ
…コイツもメイド服着たりすんのか?
ふいに隣のソイツを見る
日向もこちらの視線に気づいたのか、悪戯っぽい目をして、ノートに文字を書く
「そんなに私のメイド服気になる?」
いつもと違う日向に俺はついドキッとしてしまう
「…別に、そんなんじゃねーよ」
…はぁ、なんで分かんだよコイツ…
結局、うちのクラスはメイド喫茶になった
だが、別に女子はメイド服、男子はタキシードって訳でもなく、自由に着ていいとなった
それに、着ないで調理に回るってのもいいらしいし、どうせ日向もそうだろうな。そういうの嫌そうだし。
そして、準備は着々と進んでいき、とうとう当日になった。
「はぁ、人数制限で俺接客かよ…」
「めんど…」
そんなことを考えていると、後ろからトントンと肩を叩かれる
振り返ると俺は言葉を失った
…だって、そこには、
華麗にタキシードを着こなす日向が立っていたから。
「っ…日向?」
多分…いや、絶対今俺は顔が赤くなっているだろう…
「ごめんね、メイド服も良かったけど…人数制限でこっちになっちゃった」
と、ノートに書いて苦笑しながら見せてくる
…いや、こっちの方がいいんだけど…
…っ、顔合わせらんねぇじゃねぇか…
「そういえば、怜くんはいつ担当?」
「…俺か?俺は…午前中だな」
そうすると日向は顔を少しぱぁっと輝かせて
ノートに走り気味にペンを動かす
「私も一緒!じゃあ、午後は一緒に回れるね」
と微笑んでくる
…は?いやいや、一緒に回んの…?
いや、嬉しいけど…まさか、日向から言ってくるとは…
俺が驚いていると、日向もそれに気づいたのか少し照れたのかノートで口を隠しながら見せてくる
「いや…だった?」
「べ、別に、嫌じゃねぇけど…」
そういうとまたぱぁっと顔を輝かせる
…やっぱコイツかわいいな。
「じゃあ、午前中一緒に頑張ろうね」
と書き残し、自分のクラスに向かう
…俺も行くか。
そして、なんやかんやあって12時が過ぎ、午後になる
「もう行くか?」
「うん!」
俺らは学校を周りに行く
「どこ行きたいんだ?」
「2-1のクレープ食べたい!」
と書いて、上目遣いでお願いしてくる
…はぁ、ほんとに…
「じゃ、行くぞ」
あからさまに嬉しそうだ
2-1についてクレープをふたつ買う
美味しそうにクレープを頬張る日向はほんとに可愛すぎる
こっちのクレープも欲しそうにしてるな…
「ん、食っていいぞ」
日向に差し出す
と、日向はパクッとひとくち食べる
…は?い、いやいや、同じとこ食うか?!
こ、これ、あれだよな…か、かん…!
いやいや、きっと天然だ…無かったことにしよう…
…それから色んな所を周ったが、どこ行っても日向が可愛すぎてそれしか覚えてねぇ…
後夜祭のあと、俺らは静かな場所を求め、図書室に訪れた
さっきまでと違く、図書室は静かで包まれていた
「…静かだな」
ふいにそんな独り言が辺りを満たす
日向も静かだなーと思っているであろう
…ここで言ってみるか
「…好きだ。」
「…っぇ、?!///」
「…っ、お前、声…!」
驚いたのか、日向がつい声を出す
「あっ、えっと…これは…っ…!///」
…この声…へぇ、コイツ”男の娘”だったのか
…ま、別に性別なんて関係ねぇよな
俺はソイツ、日向を壁に押し付ける(壁ドン)
「ぇっ、あ、なにして…!///」
「お、おれ…男…なんだぞ…っ?!///」
テンパってんな…w
「…性別なんて関係ねぇだろ」
「…好きだ。」
「…ぇっ… 」
その刹那、俺は日向と唇を重ねる
「…んっ…///」
コメント
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期待したのにそこまで英智じゃなかった。