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3 - 三編目「夏休み(1)」

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2024年05月20日

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3.夏休み(1)

夏休みから数日たった時、メッセージアプリの通知音が鳴った。

夏希からだ。

「今日って暇そう…?」

夏希から来たこのメッセージに私は考えることなく返した。

「暇だよ!!」

夏希からもすぐに返信が来た。

「今日晴れてるから海に行ってみない…?」

「どこで泳ぐの…?」

「踏切のところの海!」

「待ち合わせはどこでする…?」

「私の家のドアのところで!」

夏希から軽い返事が来た。

「わかった! いつごろ行けばいい?」

「今!」

そう言われ、私はすぐに支度をした。

私は家を出て夏希の家にまっすぐ向かった。

〈 ピ ン ポ ー ン 〉

インターホンを押すと、夏希が はーい と言い、ドアから出てきた。

「久しぶり!りー!!」

「ほんとだね!なっちゃん!」

りーとは、私の「絵里」という名前からついたあだ名だ。

同じくなっちゃんも「夏希」からとったあだ名だ。

「なっちゃんはもう準備できてるの…?」

「うん!!水着と浮き輪とゴーグルとあと…」

「そんなにいるかな…?」

「海だから当然でしょ!」

楽しそうに子供っぽい口調で夏希は答えた。

「じゃあもう行っちゃう…?」

夏希に訊かれ、私は答えた。

「うん!」

そして私たち二人は、海まで歩いて行った。

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