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第2話
帰り道
怜視点
俺は帰り道、しんくとやなつんと一緒に帰った
怜「……」
しんく「怜さん?どうした?」
怜「……」
やなつん「怜さーーーん」
怜「あっ、あぁどうした?」
しんく「なんかぼーっとしてない?」
やなつん「さっきもぼーっとしてたよね?何かあったの?」
怜「えっと……ちょっと生徒会長が俺の好きなYouTuberの『ねこくん』って人に似てて……な…」
俺は本音の混ざっている『嘘』を言った
しんく「え?お兄ちゃんやん。」
怜「お、お兄ちゃん?」
しんく「怜さんの好きなYouTuberの『ねこくん』俺のお兄ちゃんで、この学校の生徒会長やで?」
怜.やなつん『は?!!?!?』
しんく「いや、ほんとの事だけど……」
俺とやなつんはびっくりしすぎて、何も言葉が出なかった
しんく「俺のお兄ちゃん、ゲームに関してはめちゃくちゃすごいんだけど、勉強あまり出来ないんだよねwww」
怜「へ、へぇ〜💦」
やなつん「てか怜さん、その服ちょっとでかくね?」
しんく「あっ、ほんとだ」
怜「そそそそ、そうかなぁ?💦みんなの気の所為じゃないのかなぁ?💦」
やなつん「いやいやどう見てもでかいだろ」
しんく「まぁ、でかいけど、着れてるから良くね?」
やなつん「良くはないだろ」
俺は服の話で、めちゃくちゃ汗が出たが、バレてなくてほっとした
やなつん「じゃあ俺はこの辺で」
怜「うん。じゃあ、また明日な!」
やなつん「おう!」
やなつんと別れたあと、しんくが口を開いた
しんく 「なぁ、怜さん。」
怜「ん?」
しんく「その服、お兄ちゃんのだよね?……どうしたの?」
怜「Σ(OωO )ビクッ!?」
しんく「そんなに驚かなくても、服の匂いがお兄ちゃんのだからすぐわかったわ」
怜「はっ、さすが兄弟」
しんく「www。で、どうしたの?」
怜「えっと、かくかくしかじかで〜」
と俺はさっきのジュースを買った時、ねこくんとぶつかった話をした
しんく「うわぁ、そんなことがあったんだ。」
怜「そうなんだよ。」
しんく「俺からお兄ちゃんに一言言っとくわwww」
怜「何を言うの!?」
と話している間に分かれ道まできてしまった
しんく「じゃあ、また明日!朝ここで集合して、一緒に行こうな!遅れんなよ!」
怜「わかった!遅れない!」
しんく「wwwじゃあな!」
怜「また明日〜!」
しんくと別れたあと走って家に帰った
家
怜「はぁ……まさか、しんくのお兄ちゃんだとは……兄弟揃ってイケメンだな!おい!」
怜「くぅ……夜ご飯作るか…」
ご飯を作っている間、俺はずっとねこくんのことを考えていた。『あれ』だといいな、と……
ご飯後
怜「お風呂入ろっかな?先に沸かしといてよかった〜!あ、でも薬飲まないと……」
(皆様、怜さんが今飲もうとしている薬は抑制剤です。3ヶ月に1回くらい飲まないと行けません。)
怜「ゴホッゴホッ、うぇ……ふぅ、はぁ」
怜「さて、お風呂入ろ」
ねこくん視点
帰り道
ねこくん「はぁ、あの子、可愛かったな……って言ってる場合じゃねぇ!早くクリーニングに行かねえと!」
????「あれ?ねこくんじゃーん!」
ねこくん「ん?」
俺は後ろを振り向くとめいしーがいた
めいしーは生徒会副会長で頭もいい。昔からの友達だ。
めいしー「今からどこに行くんですか?」
ねこくん「クリーニングに……」
めいしー「どの服をクリーニングするんですか……」
ねこくん「うおっ!?やばっ家に帰って服持ってきてからにしねぇと俺の着る服ねぇ!」
めいしー「www早く帰った方がいいですよ〜では、俺はこれで」
ねこくん「おう!また明日な!」
めいしー「はーいでは!」
めいしーと別れたあと急いで家に帰り、クリーニングに行った
クリーニングが終わったら家に帰り、ずっと怜の事を考えてた