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こんにちは!空飛ぶ風船です!
またすぐ120超えて嬉しいです!(((その割には遅いとか言わないでちょ
そういえば風船、結構前からしゆタケにハマりつつあるんですよね…w翔くんの動画でユニバのカラオケホテル行った回あるじゃないですか(だいぶ前やな)そこでしゆんくんが翔くんに上着貸して翔くんが「だるいってw」って言いながら結局着てるのみて目覚めましたね☆
あ、あとですね…しゆんくんキャラ崩壊してるかもしれませんwしゆんくんのイメージが『ビジュ+笑い方エグい+マッドサイエンティスト』なのでw(とんでもねぇ)
前置きめっちゃ長くなってすみません!w
今回はしゆんくん編!
それでは本編どうぞ!
しゆん「んん〜?今日はなに作ろっかな〜?」
放課後、しゆんは理科室にいた。そこはしゆんの実験室でもあり、城でもあった。毎日実験して変な薬作って…他三人に使ってる(なお無許可)今日もいつも通り時間が過ぎる…
はずだった
しゆん「…ん?」
いきなりどこからか白い煙が立ち上ってきた
しゆん「おかしいな…俺まだ今日は爆発してねぇぞ…?」
煙の空気は重く、いつもみたいに薬品の香りではなく気が重くなるようなもやもやとした感じ。室内はどんどん煙でいっぱいになってくる
しゆん「これ…やばくね?」
そう思った時にはもう遅かった。しゆんは煙に包まれて、ここではない世界に行ってしまった…
…煙がすっと晴れた
しゆん「やば…ここどこだ…はい?」
思わず間抜けな声を出してしまった。なぜなら…目の前に人影が。それは自分だった。でも、その自分は…違った。瞳は狂気に満ち溢れ、口元はニヤけ、舌で唇を舐めるような気持ち悪さを感じる
「あっはぁ♡ちゃんときてくれた…さっすが俺♪ちゃんと実験体を導いてくれた〜♡」
しゆんはその言葉を聞いて、一歩後ろへ下がり、冷静に、今の状況を把握しようとした
しゆん(待て待て待て待て…なんだこいつ?俺?…え?俺ってこんな気持ち悪いん?…あ、そっか、この前てるととばぁうが言ってたやつか…?)
「ねぇどうした?考え事?俺らしくねぇなぁ…」
しゆん「…お前、俺か?悪いけど、俺はそんな目しねぇよ」
少し威嚇するように言ったが、彼には全く効かなかった
「そんなこと言ってさ〜?内心ビビってるんじゃないの?w
ほら、実験台にしてやるよ♡」
彼はニヤリと笑って胸ポケットから謎の液体が入った小瓶を取り出した
しゆん「…お断りだ。生憎俺は実験する側なんでね」
しゆんは、即座に反撃しようとして手を出した…が
「おっそw」
彼は素早かった。しゆんは腕を掴まれて小瓶を無理やり口に押し付けられた
しゆん「んっ…!?」
ゴクンっ…飲んで…しまった
舌の奥を駆け抜けるような、金属のような苦味。そして…
しゆん「…ぁっ…!?」
しゆんは足元がふらつき、倒れ込んでしまう。視界もぐにゃりと歪み、意識を保つので精一杯だ
しゆん「なんのっ…くすっ…」
「あっははwその薬はな、記憶を消す薬だよっ♪
…ほら、早く全部忘れて?空っぽになってさ、俺と交代して?♡」
…しゆんの意識がふわふわと遠のく中、頭の中に浮かぶのは仲間の顔
ばぁうのうるさすぎる愛情
てるとの心配顔
翔の…笑顔
しゆん(クソがっ…全部奪われてたまるかよ…)
記憶が、心が薄れていくその時…
翔「しゆーん?」
…声がした
声の主は…翔だ
翔「なーしゆん?一緒に帰ろっ…てぇ?」
翔が理科室の扉を開けて入ってきた。翔が目にした光景は、煙で真っ白な理科室とその中央にいるしゆん…×2
翔「はっ!?ちょ、なにこれ煙なやば…てかしゆん!?なんで2人おるん!?え、?ちょ、大丈夫か!?」
あわあわしながらしゆんのほうに駆け寄る翔。その様子を見て彼は言った
「…あれ?もしかしてそっちの世界の翔ちゃん?あっはは!いい日だなぁ…もう1人の標的が、自分から来てくれるなんて」
翔「ちょっ…お前だれやねん!しゆんじゃないやろ!こっちやんな本物は!?大丈夫か!?しっかりせぇ!」
少し焦っているような、心配してきるような翔の声が…しゆんのふわふわとしていた意識をぐっと引き戻した
しゆん「翔ちゃっ…ありがと」
翔「しゆん!大丈夫か!?」
しゆん「うん、ちょっと下がってて、ここは俺とあいつの2人の問題だから」
しゆんは、彼を睨みながらその場に立ち上がる
しゆん「おい…俺。お前がやってることは…ただの自己満足の押し付けだろうが。自分の利益しか考えないで…傷つけて」
その言葉を聞いた時、彼から先ほどのような狂気な笑顔が消えた
「ッ…るっせぇな!!!お前にはわかんないだろ!?笑われなくなるのが、好かれなくなるのが…
大切にしていこうって、守ろうって決めたのに、それを自分の手で壊してしまう気持ちが!
お前はっ…お前は全部手に入れてるからっ!笑ってくれる仲間も愛されてる自分も…翔ちゃんもッッッ!」
そう叫んで彼は試験管をこちらに投げつけようとしてきた
…その彼の手をしゆんはぎゅっと掴んだ
「っ…は?」
しゆん「…俺も怖いよ。お前みたいに辛い経験はしてないけどさ…いつかいつもみたいに笑えなくなるのが
でも…俺は仲間を信じてるから。ばぁうとてるとみたいに、俺も絶対に、なにがあっても翔ちゃんのことを守る
だって俺は…翔ちゃんのことが好きだから」
その言葉を聞いて、彼は一瞬ポカンとした。そして、ふっと泣き崩れた。それと同時にこの世界も崩壊しだす
「…なーにかっこいいこと言ってんだよッ」
理科室の煙が晴れ、2人は現実へ戻ってきた
しゆん「ふぅ〜…よかったよかった。翔ちゃんもありがと…ってどした?」
現実世界に戻ってきて最初に見たのは…顔、いや耳まで真っ赤にして下を向いている翔だった
しゆん「なんでそんな顔赤いの?」
翔「だっ…だって…///」
翔は、何かを叫ぼうとしたが黙ってしまった。しかし心の中で叫んでいる
翔(…お前なに公開プロポーズみたいなことしてんやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!/////)
1人でこころの中で叫んでる翔と、さっき必死すぎて自分がなに言ったか覚えてないしゆん。…2人はちょっと気まずい空気の中寮へ向かった
その夜、理科室の古いロッカーの中に、一冊のノートが入っていた。その表紙にはこう書かれていた
『実験対象:03 しゆん
結果:感情、愛情の上昇
昔の俺みたい…だな』
お帰りなさい!今回ちょっと書き方変えてみました!(空行が増えた)
次回は…翔くん回。いやこういうR無し考えるのも楽しいですね!
それではまた今度!ぐっばるーん!
next→♡200
↑…ちょっと欲張ってて草
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