注意書きは桔梗の一話を御覧ください。
『桔梗』 後編参 ハッピーエンド篇
朝だ。目覚まし時計が五月蝿い。少しだけ長い、ウェーブした黒い髪が汗で濡れて、頭皮にべったりと貼り付いている。
そう、太宰は昨夜、入水自殺をしようとした。だが、川に足を入れた時、死ぬことに躊躇して仕舞った。
――中也を置いて逝く事は出来ない。何だか、そう思った。中也の事は、太宰には解り様が無いのに。――太宰は、川の浅瀬に膝を突き、何時もよりも、とても、子供らしく泣き崩れた。
太宰は、汗でべったり纏わり付いた服を脱ぎ、シャワーを浴びた。やがて浴び終わると、外から綺麗な歌声が聞こえる亊に気付いた。声の主を窓から探そうと身を乗り出すと、其の主が中也だと云う亊に気づいた。まるで其の歌声は海のように青く、甘い果実のように朱い歌声で、長い間窓辺で聴いて居て飽きることは無かった。
中也は塀にもたれかかる様に小さく坐って歌って居て、其の中也のかわいい様子を見ることにも飽きる亊は無く、太宰は其の儘コクリと寝て仕舞った。
―――急に太宰の頭を支えていた手から、頬が滑り落ちた衝撃で太宰は起きた。――正しくはドアチャイムの音だが。
太宰は近くの塀に中也が居ない亊に気付き、恐らくは中也だと思い、ドアスコープを覗き中也だと確認してからドアを開ける。
中也は部屋に入って直ぐに
「何か胸騒ぎがしたから来てみたが、勘は外れたか」
と云って笑った。太宰は少し意表を突かれた気もしたが、其れを表に出さないように、
「見事に外れたね」
と笑った。意表を突かれたように感じた所為か、話題を逸らした。
「そう言えば、中也って歌上手いんだね。聴いていたよ。」
話題をそらす方向を間違え、中也は真っ赤に成って仕舞った。其の表情が、顔がとても可愛らしかった。二人は幸せな時間(意味深)を過ごした。
桔梗 了
うん。うん。工ロいの書けなかった。(てかお前学タブでやってるだろ)そうだよ?(家のパソコンでやったとしてもチャットノベルのほうが多くなりそうだもんな)そうだよ。てか何で俺ずっとそうだよしか云ってないねん!!俺にもなんか云わせろや!!!(別に俺が説明したら春(主、カッコの外の人)が説明しなくてもいいじゃん。)そりゃそうだけどさぁ、晴れ(カッコの中の人)が説明しちゃだめだろうが!
(五月蝿いですね、もう勝手に閉じます。さようなら。)ちょっとまt