テラーノベル
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rbru/nmmn/純愛/ご本人様関係NOTHING
誤字あるかも/rb『』 ru「」
遅くなってまった
すいません
途中から一気に可愛い純愛というか
物語が進みますので途中で飽きずに見て下さいね
なっげぇです
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着飾った俺を見て可愛いって言って欲しい
そんな我儘言えないし
ただ気持ち悪いだけの願望
それでも何度も考えてしまう俺は
馬鹿みたいな恋煩いだ
色んな人が通ってく遊園地の入り口
俺はそこで彼を待つ
大勢の人に紛れそうになると、
いつもの彼の声が聞こえた。
『ごめん、待った?』
「っぅわ、びっくりした」
「いや、全然」
『思ったより駅混んでて』
「あ?まじか」
待った?って、そんなん彼氏が言う言葉やん。流 石にかっこよすぎるね。
『チケットちゃんと持ってきたよ、』
「良かったよ笑笑忘れてたら大変なことになる」
『ほんとだよ⋯忘れかけて焦ったぁ』
「一回忘れたんかい」
『まーいいや、とりあえず入ろう?』
「うぃ」
そう言って彼の後ろに着いて行く
洒落て居ながらいい匂いがする彼に俺の心臓はバクバクだ。
『⋯っし、入場出来る』
「お、」
『よし、行こっか』
「んー、」
パーク内に入ると共にとてつもない人の多さに驚く。
少しは思っていたけど、こんなに多いとは思わなかった。
無意識に彼の服の袖を掴んでしまう。
『⋯ふ、っ笑 どうした笑笑』
「あ、ごめ」
『人多すぎて驚いたんでしょ』
「なんで分かるんだよ」
『そりゃ伊達に140億年生きてませんから 』
「あーね」
『どーする?なんか食べたい?』
「いや、まだいい」
『じゃあカチューシャでも買いに行く?』
『ここ他のところとは違って売ってるみたいなんだよね』
少し期待の眼差しを向けてくる彼に、
俺は負けてしまった。
「⋯わーった、良いよ」
『やったー!』
「で、どこにあんの?」
『⋯あ、』
「分かんねぇのかよ笑」
「ほら、あそこ地図あるから見るぞ」
『まじじゃん、見よ』
そういって地図がある方へと2人で向かった。なぁ、周りの女の人達から見られまくってるぞ、お前。
流石に嫉妬不可避やん。
もう無理なんだけど。
彼の後ろで痛い程の視線を感じながら
辺りを見渡す。
とにかくここから早く逃げたい。
そう思いながら頭を動かしていると
それらしき店を見つけた。
地図を見て顰めっ面をしてる星導の
袖を引っ張る。
「おい、あそこじゃない?」
『ん?⋯⋯あ、ほんとじゃん!!』
『なんでもっと早く見つけてくれなかったの』
「理不尽過ぎない?早く行こ」
『はぁ~い』
『ね、どんなカチューシャあると思う? 』
「うきうきじゃん。調べようか?」
『いや、見てからのお楽しみでいい』
『小柳くんもカチューシャ絶対付けようね』
「無理、遠慮しておく」
『俺帰って良い?』
「そんなに俺のカチューシャ必須かよ」
『当たり前、せっかく来てるんだし良いじゃん』
自分のプライドよりかは、彼の喜んでる姿のほうが大事⋯⋯
まぁいいか⋯⋯⋯
「⋯⋯⋯ぁ゙ー、わかったよ、付けるから」
『そーそー、それで良いんだよ』
『ここか』
「そうやね」
「入ろうか」
『お土産売ってるみたいじゃん、また帰り来よ』
「あ、帰りに絶対お土産買う派?」
『帰りに買う以外の派あるの?』
「知らない」
『知らないのかよ、というかなんだよその派閥』
「はははっ、笑ごめんって」
『まって、狼のカチューシャあるよ』
「は?まじかよ」
『これ小柳くん確定ね』
「確定まじか、」
『タコないかな?』
「タコ⋯笑、流石にねぇだろ笑」
『え、あった』
「さすがに嘘だろって笑」
『いや、これ』
「いやいやんなわけ⋯。」
「は?」
『ほら、あった』
「は、嘘⋯⋯⋯」
狼耳もまぁまぁだけど、タコ⋯⋯⋯。
タコ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
ま、まぁ星導に似合う。きっと似合う。
俺が狼耳を被るのは納得していないがまぁいいか。
「⋯ま、とりあえず買うか」
『会計行ってくるから店内見て待ってて〜』
「うぃ、了解」
いつもの俺が好きな声でそう言ってきたから、星導に言われた通り店内で待つ。
暇だったからお土産の下見としてキーホルダーのところを見ていると可愛らしいタコのキーホルダーがあった。
これ、プレゼントするか。
なんてことを思いながら星導を待つ。
いや、プレゼントは気持ち悪いか⋯?
でもなぁ、⋯
『こーやなーぎくーん』
「お、買えた?」
るんるん、という可愛らしい言葉が似合うような声で俺のことを呼んでくる。
『ほら、これ着けて』
そう言って目の前に狼の耳がついたカチューシャを渡される。
「まじで付けんのぉ⋯?」
『俺も忍びないけど付けるんだから』
「忍びないのになんで買いだそうとしたんだよ笑笑」
『まぁまー、とにかく付けて』
そんな事を言いながら、出口へと向かう。
「へーへー、」
彼の手に乗せられてるそのものを取り、
頭に付ける。
「これで合ってる?」
『うん、似合ってる。かわいいじゃん』
「可愛くはねぇだろ。」
いやいや、そんなこと言いながら内心バクバクね。この人誑し。
可愛いなんて同期に言うもんじゃねぇよ
勘違いするぞ本当に。
⋯⋯⋯まじで嬉しすぎるんだからさ
やめてくれぇ⋯、ほんとうに⋯
『⋯⋯そう?』
『俺もつーけよ。』
「っぶ⋯は、笑笑笑」
「にwあってwる、」
『おい、笑ってんじゃねぇか』
「⋯いやいや、笑、似合ってる⋯笑」
『ほんと許さない、侮辱罪ねこれ』
「ごめんって、許して?笑」
『まぁ良いけどさぁ』
「お、許された」
『なんのアトラクション乗る?』
「最初軽めのものに乗りたい」
『俺もだなぁ、どーしよ』
『⋯⋯コーヒーカップにする?』
「うーん”⋯」
『良いじゃん、ほらほら!行こ?』
そう言って腕を掴まれ強制的に歩かされる。
⋯ほんとこいつには敵わないなぁ。
『⋯⋯⋯待って、これどっちにあるんだろ』
「分からないんかい。」
結局抜けてるのも君の好きな所なんだよね。
『あ!あっちにあるじゃん』
「⋯ぇ゙、俺見えねぇ」
『視力悪いしな』
『ほら、ちゃんと着いてきてね』
「わぁーってるよ」
俺の事エスコートしてんのかよ
さすがに恥ずかし過ぎるって
ほんでもってかっこよすぎるやん
『もー見えるでしょ』
「あぁ、見えるよ 」
『まって、めちゃくちゃぶん回してる人いるじゃん』
『俺あの人見習うわ』
「見習ってんじゃねぇよ、俺もお前も死ぬて笑」
『ごめんって笑』
「にしてもカチューシャ似合ってんな」
『あぁ、このタコ三郎?』
「名前あったんか」
「タコ三郎可愛いやん」
『ね、俺も思ったより愛着湧いてる』
「青タコ三郎あったし帰り買うかな」
『良いんじゃない笑?お揃いじゃん』
『お揃いプリクラ撮る?』
「うわ、お前ウェンかよ、ギャルやん」
『おじいちゃん⋯』
「うるせぇ、お前もおじいちゃんだろ」
『俺はまだピチピチだよ』
「それはそれでキモい」
『俺にどうなれと』
「そのままにしておけ」
『はいはい』
〈2名様でしょうかー!〉
「あ、はい」
〈もう暫くお待ち下さいねー!〉
『やばい、楽しみなんだけど緊張してきた』
「俺も。吐きそう」
『ちょっとやめてよ、コーヒーカップで吐くとかダサいよ』
「ダサいからって辛辣すぎん?」
〈どうぞー!ご案内いたしますね!〉
『あっ、はい〜、有難う御座います』
〈お二人様は当パークは始めてですか〜?〉
『あ、はい。そうなんですよ』
〈夕焼けの際に是非観覧車に乗ってみてはいかがでしょうか!とても人気なんです!〉
「⋯へー、そうなんですか」
〈はい、この後も是非お楽しみくださいね!それではコーヒーカップの旅へ行ってらっしゃい!〉
『最初ゆっくり回そ、』
「そうして、俺タコ三郎見つめてるから」
タコ三郎って呼び続けてるの可愛すぎるんだよね
しかも頭上見てるせいで君が上目遣いしてるみたいになってるんだよ、
やめて、可愛さで死ぬから
「そういえば今日洒落てんな」
『そう?似合ってる?』
「⋯ん”、まぁ似合ってんじゃないの」
『わ、素直じゃなーい』
まぁそれでも嬉しいけどさ
「折角言ってやったのに⋯」
『ごめんって!!許して!!』
「なんだっけ、その花の名前」
『これ?えーっと、ハナミズキじゃないかな』
「あー、そうだそうだ」
「スッキリしたわ、思い出せた」
『そ。なら良かった』
「紫のハナミズキって存在すんの?」
『いや、しないんじゃない?』
「へー 」
『なんで?』
「気になっただけ」
『へー?』
『そういう小柳くんも似合ってるじゃん』
「そ?」
『なんだっけ、海の家の時の服みたい』
「あー、あれね」
「確かに似てるかもな」
『だよね』
「⋯おい、待て」
「どんどん速くなってねぇか?」
『⋯⋯⋯⋯⋯』
「おい、」
『まぁまぁ、折角だから楽しもう?』
「ゆっくりな、本当にゆっくりな」
『スリルを味わおうよ』
「無理、安全を重視する」
『えー、⋯⋯』
『ねぇ笑笑笑ごめんって笑笑』
「俺もう無理だわ。多分今日死ぬ。」
『だってさぁ笑笑回すだけであんなんになるとは思わないじゃん笑笑笑』
「笑いすぎな。」
『っはー笑、ほんと面白かった』
「おもちゃにされてるやん俺」
『まぁまぁ笑』
『どうする?昼ごはん食べる?』
「もうそんな時間?はえーな」
『ベンチで食べれそうな物買ってくるわ、ここで 待ってて』
「まじ?ごめん。ありかと」
『いいよ、ゆっくりしてて』
『元はと言えば俺が悪いから』
「⋯否定はしないぞ」
『分かってる笑』
『何系が良い?』
「何でもいいよ。強いて言うなら揚げ物系とかが良いかも。」
『りょーかい、買ってくる』
1人ベンチで座って待つ。
とてつもなく楽しいが故に、
この時間がもっと続いてほしいなんて事を考える。
あー、今日星導すげぇかっこいいな。
そんな事を考える度に、
俺が彼のことをどれだけ好きなのか。
同期なのにこんなことあるわけない。
そんな矛盾をつくづく思い知らされる。
そういえば服似合ってるって言ってくれてたな。
良かったよ、星導のためにちゃんとした服装してきて。
「⋯⋯⋯⋯き、って言えたらなぁ、」
『なんだって?』
「っう”ぁ!!??」
「びっくりした、星導かよ」
『以外とすぐ買えたんだよね』
『顔真っ赤だけど大丈夫?』
「は?ぇ、嘘」
『大丈夫?熱中症じゃない?』
「⋯⋯大丈夫、全然大丈夫」
『本当に?やばかったらすぐ言ってよ』
「わぁってる」
『アメリカンドックとチュロス買ってきたよ、どっちか好きな方選んで』
「え、星導どっちがいい?」
『んー、どっちでも良い』
「じゃあ半分ずつ食おうぜ、どっちも食べてみたい」
『あ、良いじゃん。』
『ほら、俺持っておくから食べて』
「え?もしかして餌やり体験?」
『似てはいるけど違う笑笑、餌付けじゃないから笑笑』
「へーへー、」
『ほら、あーん』
「え?」
あーん??
脳が一旦フリーズ。
とりあえず食べたけど。
あーん??
「え、あーんってなんだよお前」
『いや!定番じゃん!!』
「なんの定番だよ!!」
『ぶはっwww、っw、小柳くんっ、w顔真っ赤っwっ”はw』
「⋯てめ”ぇ”⋯どこの誰のせいだとぉ⋯💢」
『わー!!ごめんって!!笑』
『ほら!チュロス食べて!!落ち着いて!!』
「っ”む⋯⋯⋯⋯⋯⋯ん」
「にしてもこれ美味いな」
『沈静化したわ』
『やっぱ餌付け体験だった?』
「可能性あるかもな」
「アメリカンドックでかすぎん?」
『あ、それ思った。ほんとでっかい。』
「美味しそうではあるけどどこから口付ければいいのか分からん」
『良いんじゃない適当で』
「まぁいいか」
「⋯⋯⋯ん、うめぇ」
『ちょ、やっぱりケチャップ着いてる』
『でかいから仕方ないな』
「どこ?」
『ここ』
ん?今顔触られてる?
なんか口の周りについてたものの感触消えたんだけど。
『⋯ん、甘いなこのケチャップ』
「ちょ、お前何やって、んの」
『付いてたから取っただけだよ』
「それ食べただろ、お前、」
『ははっ、笑そうだけど』
「⋯⋯⋯ばかやろう⋯てめ⋯」
『ぶはっ笑、照れてやんの』
「許さんお前まじで」
『こわぁ』
『⋯恋人って思われてるかもね?』
「⋯んなん知らねぇよ、人の目見てない」
『そ、笑 』
『ねぇ、観覧車乗ろうよ』
『夕方になったら混んじゃうしさ』
「夕方になってから乗るのが醍醐味じゃねぇか」
『良いじゃん、そのときは2回目だよ笑』
「まじかよ笑」
「⋯まぁ良いよ、これ食べたら行くか」
『やったー、じゃあ待ってよ』
「お前食わんの?」
『そんなに食べたいわけでもないし小柳くんが食べ切れないって言ったら食べるよ』
「え、俺このまま食べていいん?」
『いいよ全然笑、食べてて』
「お前も食べないと倒れるぞ、」
「チュロス食べろ、俺こっち食べたい」
『⋯⋯笑、ありがと〜』
「⋯ん、別に」
『良し、行こ』
「うぃ、観覧車はでかいからさすがに分かるだろ」
『⋯っとぉ⋯⋯⋯あそこかな?』
「それ本当だな??合ってるな??」
『疑心暗鬼じゃん。ほら、あそこ見て?』
「⋯⋯⋯ん”、見える気がする」
『でしょ、今回は絶対合ってる』
「信じて着いていくからな」
『任せて笑』
気持ちを伝えるなんてことしたら、
もう全部壊れるかな
それでも言いたいって言ったら
きっと天に怒られるかな
君の服の袖をそーっと掴んだ。
〈2名様でご搭乗されますか?〉
『はい〜』
〈暫しお待ち下さいますでしょうか?只今少々混雑中となっておりまして〉
『分かりした』
『小柳くん、少しここで待ってよ』
「ん、りょーかい」
「タコ三郎なんか疲れてそうやん」
『項垂れてる?』
「前かがみになってる笑」
『まじか、気づかなかった笑』
「頭上だもんな」
〈お待たせ致しました〜、ご搭乗下さい〉
『っわ、なんかドキドキしてきた』
俺は色んな今でドキドキしてるよ、
ばか。
「高所恐怖症?」
『いーや?多分違う』
「多分ってなんだよ」
『一回だけ怖かったことあるけどそれ以来無い』
「へー?」
『そういう小柳くんはどうなの?』
「わりと大丈夫な方」
『まじで言ってんの?』
「信憑性無いまじ?」
『ねぇ、小柳くん』
「ん?」
『観覧車乗ろって言ったの、理由があるんだよ』
「へー?まじ」
気持ち悪いって言う為にか
いっそそうやって言ってくれ
『なんだと思う?』
いや、そんなニコニコの笑顔で言われても話入ってこない。
「ぅーん、分からんな」
『当ててよ』
「無理難題過ぎない?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーrbside
分かってよ
『⋯⋯結構アピールしたつもりなんだけど』
「何をだよ」
『気持ち悪いとかきついとか絶対に言わないでよ』
そう言って外を見る
「⋯⋯⋯⋯待って、先に俺言わせてもらうわ」
『ん?』
「⋯⋯⋯⋯⋯好き、恋愛的な意味で」
『っは、??』
「なんだよ、悪かったか」
「気持ち悪いって言えよ早く」
なんで泣いてるの
『嫌だよ』
『本当に言ってるの?嘘じゃない?』
「嘘じゃない」
『⋯馬鹿、気持ち悪いなんて言わないよ』
『小柳くん、こっち座って』
「⋯⋯⋯⋯⋯っ」
『なんでずっと泣いてんの笑』
『⋯うれしいよ、ありがと』
『俺も好きだよ 』
「⋯⋯⋯っ、嘘つくな”」
『ほんと』
『証明しようか?』
「⋯?」
「⋯⋯⋯⋯っぁ!?」
『ほら、これでいい?』
頬にキスするだけでそんなになっちゃって
『⋯俺と付き合ってくれる?』
「⋯⋯⋯⋯⋯勿論」
『お揃いのお土産買ってこーね?』
「わぁってる」
「⋯たまには嫉妬くらいしろよ、約束な」
『たまにじゃ済まないかも』
「それは遠慮したいかも」
『次何で遊ぶ?何でもいいよ』
「抱きつきながら言うのやめてくんね?」
『嫌だ?』
「や、刺激が強い」
『こんなんでへこたれてたら後から大変じゃんか』
「ゆっくりにしろ」
『スキンシップは詰めるからこそなんだよ』
「なんだよそれ」
「⋯⋯⋯片思いの分責任取れよ」
『小柳くんもね?』
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯また、よろしくな」
『うん、任せて』
『唇にもして良い?』
「⋯⋯お好きにどーぞ」
『やったぁ、』
『独占させてね?』
「いーよ、たくさんして」
『小柳くんもしてね?笑』
「わぁってるよ、当たり前だからな」
「俺の事好き?」
『好きだよ』
『小柳くんも言って?』
「好き」
「俺の事大好き?」
『大好き』
『小柳くんは?』
「大好きだよ」
『いっぱい色んな事しようね?』
「そうだな」
『手繋ご?』
「良いよ」
〈お帰りなさい〜!気を付けてお降り下さいね〜!〉
『有難う御座いました〜』
〈あの人たち付き合ったんだろうなぁ⋯〉
〈いらっしゃいませ〜!〉
ここから少し長い&2つのおまけ入ります
おまけ1『その後とお土産』
『っはー!めちゃくちゃ楽しかったね』
「だな、疲れもしたけど」
手を繋ぎながら、そんな事を話す。
「⋯⋯あ、お土産買いに行くんだっけか」
『そーそー。お揃いのたくさん買お? 』
「ちょっとだけならな。沢山は無理」
『えー、けち。』
「ケチじゃない。」
『え、ね。何買う?』
「決めてないんかい。キーホルダーとかでいいんじゃねぇの?」
『だよねー、どうしよっかな』
「⋯ぁ、俺あっち見てくる」
『ん、じゃあ俺ここらへんずっと見てるからね』
「りょーかい」
「⋯えーっと、ここだっけか⋯」
昼に見たタコのキーホルダーを探す。
「⋯お、これか」
目に入ったタコのキーホルダーを手に取る。なんだか少し可愛くて笑ってしまう。
「ごめ、どう?」
『お、小柳くん。これ可愛くない?』
「あー、良いんじゃねぇの」
『だよね、これ買おうかな』
『小柳くん何買うの?』
「内緒だよ。」
『えー、なんでー』
「駄々こねるなー」
『ちぇ、そうだ!お揃いのなんか買おうよ』
「何にする?何でもいいよ」
『うーん⋯⋯』
『あ!あのネックレス良くない?』
「どれ?」
『あっち行こ』
「ん」
『これ、良くない?』
「⋯確かにいいかもな」
『じゃあこれ色違いで買お?』
「ん”⋯分かったよ」
『やったー!』
「俺先に会計行ってくるから」
そう言ってレジへと向かい、
タコのキーホルダーとネックレスを出した。
『よし、帰ろっか』
「うぃ」
『なんか名残惜しいな⋯、どっか帰り寄ってく?』
「ぁ゙ー、良いよ」
「⋯⋯⋯そーだ、これやるよ」
『ん?』
『⋯なにこれ笑!タコ三郎のキーホルダーじゃん笑』
『嬉しー!ありがと』
「タコと目が合ったんだよね」
『まじか、運命じゃん』
「タコ三郎大事にしろよ」
『勿論、宝物にするわ』
「⋯⋯⋯俺もお前だけの宝物にしろよ」
『えぇー!!何今のデレ!!!!当たり前じゃんか!!!』
「うっさい、さっさと行くぞ」
『はいはい笑』
おまけ2 「初夜」 ⚠18
「っ”〜、ぅ、く、っ」
『ごめんね、もうちょっと我慢して』
「も、だッじょぶ、だから、っ”」
『だめだよ、もうちょっと解してから。ね?』
「っ”く〜っ”、ん〜」
細長い指の圧迫感が何とも言えないが、
彼を我慢させすぎなのも気が引けてくる。
「っ”ぁ、!っ〜ん、」
『あ、ここ?』
「っ”く、ん〜っ”、ぁ”、っ」
「や”ぁ、っ”、ゆび、ぃ”、とめ”、ぇ”」
『もーちょい気持ちよくなってからね、がんばろ?』
「っ”く〜、っ♡、っ”ぅ、ぁ゙っ、」
「ほし、っべも、っ”、じゃなきゃ”、や”、」
『じゃあ小柳くんが沢山気持ちよくなって?そうしたら俺嬉しいから、ね?』
「っ”ぅ、っ〜ぐ、っ♡」
嘘なくせに。
「もぉ、い” れて、っ”」
『っ”?ごめんなんて?』
「も”ぉ、ゆびやだ、っ”、」
「ほし、っべの、がっ”、いい”、っ”」
驚いた顔して。やっぱ挿れたかったんじゃん。
『⋯良いの?本当に』
「ぃいから、っ”、⋯はやく、っ」
『⋯分かった、』
『⋯挿れるよ?』
「っ”ん、」
「っ”⋯⋯っ、く、っぅ、⋯、」
『やっぱり今日はいれるのやめとこ?ね?』
「や”、っ”、だいじょ、ぶだから、っ”」
圧迫感でとてつもなく苦しいのに、
とてつもなく満たされる。
心配してる星導の顔までも愛しく感じて、
安心感が湧いてくる。
気遣って動こうとしない彼に
動け、と促すと申し訳なさそうな顔をしながらもゆる~く腰を動かし始めた。
圧迫感とは違う何かが俺の中から迫ってくる。
「っ”ぅあ、?っ”、ちょ、とめ?っ”♡」
『どうした?』
「っ”ぁ゙、?っ、はらんなか、っ”、いっぱいで、や” だ、っ”、♡」
『⋯なにそれ、可愛い』
「っ”、だめぇ、っ”、♡、でるから、っ”、とめめ”、っ♡」
『気持ちいなら良かった、我慢しないで?』
「っ”ぅ〜く、ぁっ、ぁ゙っ”、♡」
目が覚めると愛しの恋人の顔が目に映る。
『ん、おはよ』
そう言って急に彼の顔が自分の顔に近づく。
唇に昨日散々味わった感覚がある。
「⋯なんだよ、イチャラブなカップルかて」
『おはようのキスは定番じゃんか』
『腰とか腹大丈夫?』
「腹は大丈夫。腰やばいかも」
『今日休みだし介護するよ笑』
「頼むわ笑」
「てか俺服着た覚え無いわ。後片付けやってくれたん?」
『そう、いつの間にか寝てたからやっといたよ笑』
「ごめ、ありがと笑」
行為中に跡を付けられるようになるのは
また別のお話。
コメント
9件
やっぱ純愛って廃れた心を癒してくれますね…ありがとうございます
はぁもうなんか尊すぎて泣けてきますね号泣ですわ😭🫶とても初々しくて可愛いですね👍👍本当に好きです。心臓がぎゅってなりますね。純愛っていいな
この話ずっと続き待ってたのでまじ嬉しすぎました。無事に死亡します