大きな尿意の波と戦っているさゆり。
手で抑えたり足を閉じたりするともう少し頑張れそうだが保育士が目の前にいるためそう言うこともできない。
(おもらしはしてなさそうね、トイレまで我慢できる?おしっこしたいんでしょ?)
(黙ってても今まで園児見てきてからわかるのよ。)
園児を見てきたと言われてもわたしは大人よ!たまたま我慢できなかっただけなんだから!
頭の中で保育士反抗する。
しかしガマンも限界にきていることは保育士にはばれていた、
(オムツは園の備品だし園児用のなんだからおもらししないでね)
そのままさゆりの手を引っぱりトイ方向へと向かわされる。
引っ張られているのとは逆の手で股間を抑え無理な体勢で体育館の出入口から園舎内に入っていく。
ハァハァ…
息が荒くなる。そんなに広くないはずのトイレが遥か向こうに感じてしまう。
目の前にトイレの表示が見えた。
(よかった、間に合った)
と思ったのもつかの間、
安心したのかオムツが濡れ始めてしまった。
だめ!!
教えている手をさらに強く抑えおもらしを堪えようとしていた。
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