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krが到着し、shkがkrの車に乗り込む。knに軽く手を上げて別れ、krが車を発進させる。

しばし車内に沈黙の時間が流れる。shkはヘッドフォンを外し、その後はずっと窓の外を見ていた。


kr「shk、もう大丈夫なの?」


shkは少し間が空いてからゆっくりとkrの方を見る。


sh「…ごめん。」

kr「なんで謝ってんの?」

sh「俺、大事な場面で何も出来なかったから…」

kr「気にしてんの?」


shkがゆっくり頷く。krは大きな溜息を吐くと車を端に寄せて止めた。


sh「kr?」

kr「いつも言ってるけど、俺達はshkが無事ならそれでいいの。」

sh「あぁ…。」

kr「なぁーんか煮え切らないなぁ…じゃぁ、俺の仕事手伝ってよ?」

sh「でも、俺交渉とかできない…」

kr「わかってるって。ちゃんとshkができる事。それ出来たらご褒美あげちゃう!なぁーんて…」


shkを見ると顔は下に向いているが少し嬉しそうに微笑んでるように見える。不安な表情から一変して垣間見えた笑顔にkrも嬉しくなる。


kr「じゃぁ、戻りますか。」


車が動き出す。さっきより少しだけスピードを速めて本部へと向かった。





本部に着くと先にknは到着していたようで出迎えてくれたsmが奥を指差した。


sm「今、naとknが連れて帰ってきた奴から情報を聞いてる。」

kr「smはもう解析終わったの?」

sm「あぁ。naとknが終わり次第また報告する。それより…」


smがshkの方を見る。smが手招きをしてshkを呼ぶ。shkがsmのもとに行くと優しく抱きしめられる。


sm「無事で良かった。」

sh「…ごめん。」

sm「shkは何も謝らなくていい。」

sh「…皆んな俺に甘すぎだろ。」

sm「そりゃ、何よりもshkの無事が1番だからな。」


そう言ってsmとkrに頭を撫でられ照れながらも嬉しそうに微笑むshk。そうこうしていると奥の扉が開きnaとknが戻ってくる。


na 「shk!!!」


naがすごい勢いでshkの所に走り出す。そしてその勢いのままshkに飛び込んだ。


na「もう平気?本当に大丈夫?」

sh「あぁ、大丈夫。」

na「はぁー…良かった。」


安諸の溜息を吐くとさらに強くnaが抱きしめる。痛いと言いながらも嬉しそうに笑うshk。そんな2人を見て周りが微笑む中、knが2人の頭を軽く叩く。


kn「はい!嬉しいのはわかるけど、色々と報告しなきゃだからな。」

na「あ、そうだった!」

sm「naとknも戻ってきたし、俺からも報告がある。」

kr「んじゃ、会議室に行きますか。」









ーーー会議室


na「brー!聞こえる?聞こえるならヘッドフォン2回叩いて。」

コンコン…

na「よし、じゃぁ報告していくねー。」



聞き出した情報によると捕まえたやつは雇われたらしいが誰に雇われたかまでは吐かなかった。さらに腕にマークのようなタトゥーがあったがどこの組織かは誰1人知らなかった。

smの報告では取引が行われていた近くのカメラは壊されていた。別のカメラでは少し遠くなってしまうが、取引現場にいた1人は手首と手の甲に恐らくあのマークのようなタトゥーがはいってる事がわかった。


na「あの島全体がもしかしたらこの組織に乗っ取られてる可能性もあるな…。」

kn「証明書やらなんやら偽造してる可能性もあるしな。」

kr「積極的にあの島での取引は行った方がいいかもね。」

na「そうだな…武器を釣りにしてなんとか接触か、情報を手に入れたいね。」

sm「俺は引き続きカメラのハッキングと、あと店内カメラもチェックしていく。」

na「ん、頼んだ。」


あまり進捗といった進捗は無くまた振り出しに戻る状況に少し頭をかかえるna。krがnaの肩を叩いて笑いかけるとnaは苦笑いを浮かべていた。




続く。

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