広い食堂にはカチャカチャと食器の音だけ
俺の隣の席は空いている
みんなの暗い顔を見るたびに
心が締め付けられるように苦しくなる
ut「ゾム、気にすんなよ」
kn「お前のせいやないでな」
違う、そんなこと言わんといて
全て俺のせいでこうなった
いつもは騒がしい食堂が静かなのも
隣の席に誰も座っていないのも
あの日は戦争があった
これはいつものことだ
俺は3人を相手しとった
油断した
足をやられたんや
軽傷で済んだけど走るのは難しかった
rb「なんや、ゾムもう終わりか?w」
zm「まだまだ行けるわ!」
ロボロが加わってだいぶ有利になった
zm(あ、割と足やばいな)
出血が多かった
意識が朦朧としていた
後ろの敵に気づかなかった
rb「おいゾム!」
zm「え?」
ザクッ
ナイフが”何かに”刺さる音
後ろを振り返る
ロボロが血を流している
心臓の近くをナイフで刺されている
ロボロが倒れる
頭が真っ白になった
気づけば敵が全員倒れていた
自分の手には血で塗れたナイフ
rb「ゲホッ」
zm「ロボロ…!」
ロボロに駆け寄る
コメント
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ブクマ失礼します(*・ω・)*_ _)ペコリ