ーーー次の日ーーー
桃「………………ん」
赤「あ!皆!桃ちゃん起きたよ!」
橙「おはよーさん、自分、よく寝たなぁ」
青「もうお昼だよ?」
桃「………………」
黄「大丈夫ですか?」
桃「……ボス……メイ…レイ……ヲ」
(苦しそうに言う)
赤「あ〜ね」
橙「もう決まってるで。」
黄「命令と言うか願い、ですけど」
桃「…………?」
赤「俺たちは桃ちゃんに」
青「自由に生きて欲しい」
橙「何にも縛られず」
黄「幸せになるために」
桃「ピクッ自由に生きる……幸せになるために……承知しました。」
橙「せや」
青「困ったら助けるからね!」
赤「赤様に任せなさいっ!!」
黄「頼りなさそうですね」
橙「赤が倒れるんとちゃうん?」
赤「はぁ?倒れねーし!」
桃「ハハッ」
青「あ!笑った!」
桃「……?前も笑ってただろ?」
赤「前はなんてゆうか」
黄「寂しそうな笑顔でしたよね?」
橙「せやせや、なんでこんな苦しそうに笑うか今わかったわ」
桃「……え……俺そんなに表情に出てた?」
青「まぁ、嘘笑いの時もあったなとは思ってたけど」
桃「……まじか」
赤「その時から感情あったんだね」
黄「そうですね、やっぱり桃くんは優しいですね!」
桃「意味わからんて」
橙「せやから、桃ちゃんは、俺達を裏切るって分かってて3年間一緒に過ごしたんやろ?それを隠すために笑ってたけど、裏切る事事態が嫌になってきてもうたんよ」
青「それで、笑ってる時とか悲しそうだったんだ。」
桃「…………もう、昔の事は良くね?」
黄「あ、僕聞きたい事あります」
橙「なんや?」
黄「桃くん、お風呂一緒に入らない理由ちゃんとありますよね?ちょっと違和感あったんですよ!」
桃「あー……そうだっけなー?」
赤「あー!はぐらかそうとしてる!」
青「僕たちに言えない理由あるの?」
桃「……んーもういいか、言うよ」
黄「え!いいんですか!?」
桃「お前が聞いたんだろw」
黄「そうですけど」
赤「無理しなくていいんだよ?」
桃「無理してない」
青「まさか!小さな事でも命令になっちゃう!?」
桃「それはないと思う。自由に生きろって言われたから、ちゃんと自分で考えられるように設定されてると思う」
橙「それは良かったけど、設定とかあまり言わんでな」
黄「そうですね、桃くんはもう設定とかに縛られない普通の人間ですから」
桃「…………ありがとう、気をつける」
青「で?理由は?」
桃「ん?あぁ……背中に焼印があるんだよ」
赤「焼印……?」
桃「そう、焼印。3103ってな」
橙「それ前の名前やな」
桃「うん、それをお前らに見せたらめんどいことになるだろ?あとバレるし」
赤「じゃぁ、これからは一緒に入ってくれる?」
桃「……え?嫌だよ」
橙「なんでなん?」
桃「焼印なんか見るの嫌だろ……しかも一緒に入るって歳じゃねぇ」
青「えー別に気にしないけどなぁーどっちも」
橙「まぁ、入れる時に入ればいいやん」
赤「絶対入ろ」
桃「無理」
赤「入れる」
桃「嫌だ」
黄「思ったより普通に話せてて良かったですね。」
橙「せやな、これからは存分に楽しめるで?桃ちゃん」
桃「楽しむ?」
青「そうだよ!桃くんがしたい事いっぱいやろ!」
桃「んー……あんまねぇな」
赤「えーないの?」
桃「俺はお前らと一緒に居られればいいよ」
青「絶対離さないかんな!!」
橙「桃ちゃんのデレ来たねぇ」
黄「初めてじゃないですか!?」
桃「……うるせぇ」
青「あ、照れてる?照れたの?ねぇねぇ」
桃「ウザイ」
赤「まあまあ」
桃「……でも……感謝してる……ありがとう」
橙「……可愛い」
黄「はい、可愛いです」
桃「……え?」
青「桃くん、ツンデレ?」
赤「前はツンしかなかったのに……今はデレもあるとは……桃ちゃん、恐るべし」
桃「……は?」
橙「桃ちゃんのデレ可愛ええな」
黄「もっとデレさせたいです。なんなら甘やかしたいです」
青「確かに、ならこれからさ、毎日ずっとデレさせようよ」
桃「……やめろ」
赤「いいね、賛成」
橙「俺たちの目標決まったな」
黄「はい」
青「んじゃ、これからも」
桃以外「よろしくね!桃くん、桃ちゃん」
桃「…………嫌な予感しかしねぇ…」
番外編?桃くんが好きな事ができるようなったお話も書きます!暇な時お読みください。