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『優しい友達』

最近少し体調が悪い。

しかし熱はそこまで高くないので大学に行った。

花粉症の時期とかぶってしまったので余計つらい。

「あ、ティッシュがもうない…」

一人暮らしで体調を崩すといろいろ大変だ。

体調が悪くても自分で買いに行かなくてはならない。

大学の休み時間、友達が話しかけてきた。

「お前大丈夫か?最近顔色が悪いぞ。」

心配してくれているみたいだ。

「少しだるさがあるかな…」

「無理せず休めよ。帰りにコンビニで食い物買って寝てろ。先生には俺から言っとくから。」

その言葉に涙が出そうだった。

「お言葉に甘えてそうさせてもらおうかな…」

そして帰る準備を始めた。すると

「あ、それとお前ティッシュも買えよ。ないだろ?」

「おう。ありがとう…」

少し違和感を感じつつ、大学を後にした。










解説 下にスクロール







































解説

なんて優しい友達なのだろうか。しかし本当にそうだろうか。最後に友達が言ったこと。

「あ、それとお前ティッシュも買えよ。ないだろ?」

なぜ友達が語り手の家にティッシュがないことを知っているのだろうか。

どんなに優しい友達でもどんな裏の顔が隠されているかはわからない。



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