テラーノベル
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あれからしばらく時間が経った。
モネは別の学校へ転校し、僕はまた1人になった。
学校へ行く意味を全く見出す事が出来ない。
つまらない。
今日もまた起きる。
憂鬱な気分でスマホに手を伸ばす。
スマホが鳴った。
「誰だ…..?」
モネだった。
すぐチャットアプリを開く。
眠気なんて忘れてしまった。
「久しぶりー おはよー」
「ん おはよ」
「バスが来ません!! 暇!!!!!」
「そりゃあ可哀想に」
「うわ思ってないじゃん」
「思ってるよー」
「今起きたのー?」
「うん」
「いーなー」
「んじゃ二度寝してくるから」
「かす!!! ふざけるな!!! 今すぐ登校しろ!!!!」
「えぇ…そこまで言わなくても…」
それから1か月そんな会話をほぼ毎朝続けていた。
連絡が来る度に上機嫌で登校した。
───────────────
学園祭で会う機会があった。
色々な学校の学園祭に行った。2人で。
「今度はハペのとこ行くね」
「いや別に来なくたっていいんだよー」
「いいや行くね」
来てくれるのが嬉しく思えた。
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学園祭当日。
受付の担当をして、モネが来るのを待った。
…来ない。
流石に休憩しろと言われ控室に戻ったがそれどころじゃない。モネが来ないのだ。
一般公開はもう30分程度で終わる。
冗談だったんだなと諦めかけていると連絡がきた。
他校の友達だった。
「来たよー!!」
暇だから会いに行ってやるか。
なんて思い、向かうと友達がたっていた。
その隣に人影が見える。
よく知った、僕と同じくらいの身長の─────
「ハペ!! 会いたかったよー!!!!」
完全に来ると思っていなくて面食らってしまい、しばらく立ち止まってフリーズしていた。数秒した後に
「来てくれたんだ」
と言葉を絞り出すと
「もちろん!!!」
と言って抱き締められた。
「ッ……!! 苦しいよー 離してー」
笑って言ったが内心すごく嬉しかった。学園祭に来てくれて、会いたかったよなんて言われて。
胸がぎゅっとなる。
僕も会いたかった。
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帰り道。
「学園祭終わった後に部活入れるって正気かよあのクソ部長。大して上手くもないくせに…….」
なんて部活の愚痴をブツブツと言って舌打ち。
誰かに聞かれたらまずいなーなんて思っていると、ネットニュースで好きな映画が実写化することを知った。
この映画、モネも好きだったはず…
思い立った瞬間連絡した。
もしかしたら一緒に見れるかもしれないと淡い期待を抱いて。
そしたら「絶対見る」とか言うから僕も「絶対みる」って言った。
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次の日の昼休み。返信があった。
「ハペ 一緒に見よ ほかのやつと見に行ったら手出すからね」
…流石に手を出すは冗談だよな
まって、
これ、お誘いでいいんだよね。
そういう意味受け取っていいんだよね。
やばい、嬉しい。
そのあとの授業の内容はほとん記憶にない。
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