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氷上の王子が鬼だった話。

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氷上の王子が鬼だった話。

10 - 第10話 恋太郎の秘密

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2025年08月07日

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四季「せっかくだしファミレス行かね!?」


皇后崎「馬鹿か?目立つことは禁止だろ。」


二人ともまた言い合っている。実は仲がいいのではないか?なんだかおかしくて笑っていた。


すると急に体がグッと引っ張られ路地裏へと転がる。急な事に驚き声が出そうになる。そうする前に誰かが俺の口をぐっと塞いだ。声が出ない。まずい。


???「この青い目…間違いねぇ。やっと捕まえたぜ。」


??「こいつどうします?」


???「適当に部屋にぶち込んでろ。」


なにやら不穏な会話が聞こえてくるのだが…

これから起こることを想像したら血の気が引いた。必死に抵抗するが力が強すぎて振りほどけない。


???「ガキ!大人しくしてろ!!」


??「チッ…あの桃太郎の裏切り者が…!こんな厄介なガキ産んで死にやがって!」


桃太郎の裏切り者?厄介なガキ?死にやがって?口を力強く抑えられて酸欠になりながら回らない頭で考える。きっとこいつらは俺の知らない何かを知っている…

まずい…意識が…………


???「手間かけさせやがって…」


??「ほんとですよね。あの憎き冬麗…死んでも尚俺らを欺こうとして。」


???「まぁでもいいだろ。伊都氷介なんて偽名を使わせてまで守りたかったものを殺されたらあの世でどんな顔するかな♪」


??「気づかれたらまずいんで早く運びましょう。」


???「そうだな。」




四季side



四季「ムダ先!やばい!レンがいねぇ!」


無陀野「やられたな。」


遊摺部「俺の能力で探しますか!?」


無陀野「ダメだ。血を使ったらバレるぞ。」


皇后崎「そもそもなんであいつが狙われるんだ?」


無陀野「……お前らには話しとくべきだったな。」


四季「ムダ先!すぐ追いかけなきゃだろ!!」


無陀野「今は無理だ。血を使えない上に何処に桃太郎が潜んでいるか分からない。一旦戻って立て直す。」


急に姿を消したレンの事が心配で体に焦りと不安が充満する。早く見つけてやりたい。

そういえばムダ先“お前らには話しとくべきだった”っていったよな?

何か隠してたんかな……


早足で練馬の拠点へ戻った。俺は耐えきれずムダ先にさっきのことを聞いた。


四季「ムダ先!!俺らになにか隠してたのかよ!?」


無陀野「静かにしろ。今から説明する。」


無陀野「俺が秘密裏に遂行していた任務の話だが、冬麗恋太郎を調査することだった。そのために入学してもらったようなものだ。」


皇后崎「なんで調査する必要が?」


無陀野「それは“桃と桃の間で産まれた子”にも関わらず“鬼の血を引いていた”からだ。」


遊摺部「え…?そんなことありえますか?」


ロクロ「たしか桃と桃の間には桃しか生まれないはずじゃ…?」


無陀野「そうだ。異例中の異例。この異変について調べるために羅刹に引き入れた。」


無陀野「だがあいつを狙ってるのは桃側も同じだったみたいだな。」


四季「まじかよ…じゃああいつヤバいんじゃねぇか!?」


無陀野「おそらく殺されることは無い。あっちからしたら大事なサンプルだからな。」


真澄「なんでそんな大事なこと誰にも言わなかった?」


無陀野「俺にしか任務を言われていない時点で秘密事項だろ。」


無陀野「とにかく。あいつを取り返しに行く。情報を独占される訳にはいかない。偵察部隊にも協力してもらうぞ。」


真澄「チッ面倒なことになったな。」


馨「とりあえず作戦を練るのと、場所を特定しましょう。」


こうしてレンを取り返すための作戦会議が始まった。



続く

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