続き書きます!!
タイトル「……言ってねぇし!」
翌朝、東京の空は雲ひとつない快晴だった。
ホテルの部屋では、スンリが先に目を覚まし、窓の外を見ながら伸びをしていた。
反対側のベッドでは、ジヨンがまだ布団にもぐり込んだまま。
顔を半分だけ枕に埋めて、寝返りを打っている。
🐼(……可愛い。ってか、昨日の夢の寝言、マジでやばかったな)
スンリはくすっと笑いながら、わざとらしく大きな声で声をかけた。
🐼「ジヨンヒョン、そろそろ起きないと朝食行きそびれますよ〜」
🐲「……うるせぇ……あと5分……」
布団の奥から返事が返ってくる。
スンリは構わずベッドに近づき、ジヨンの枕元に腰を下ろした。
🐼「……ジヨンヒョン、昨日の夜、僕の名前呼んでましたよ」
ジヨンの目がぱちっと開いた。
🐲「……は?」
🐼「寝言です。『スンリ、バカ』って、めちゃくちゃ優しい声で。あと、『好きなんて言われたら困るし』って」
🐲「……」
ジヨンは数秒フリーズしたまま、目だけが泳ぐ。
🐲「……っ、言ってねぇし」
🐼「言ってましたよ〜。めっちゃはっきりと。声、甘かったですよ?」
🐲「はぁ!? マジでやめろ、そういうの!」
ガバッと布団を跳ねのけて起き上がるジヨン。耳が真っ赤になっていた。
🐲「……盗み聞きすんなって、気持ち悪いな」
🐼「盗み聞きじゃないですって、普通に聞こえたんですから。ジヨンヒョンが悪いです」
🐲「お前、マジで調子乗んなよ…!」
そう言いながらも、ジヨンはスンリの方をまともに見ようとしなかった。
🐲(……やっべぇ、ホントに言ってたのか俺)
スンリはそんなジヨンの姿にニヤニヤが止まらない。
🐼「僕のこと、夢でも気にしてくれてたんですね。嬉しいです」
🐲「うるさい!」
ジヨンはタオルをぐしゃっとスンリの顔に投げつけた。
けれど、その声には怒りよりも照れが混じっていて、
その表情は、スンリだけに見せる“素”だった。
ツンデレ照れ照れジヨン愛してます
コメント
1件
スンリのからかいで…ジヨンが照れてるの…最高のシチュですね、!!!!👍👍💕マジデッ、最高👍👍朝から…普通に癒やされました👍