母「ここから見える山はある歴史人物が眠った山だとされているのよ、誰か分かる人~?」
兄「え~なんだろ笑」
兄「ね、海音もわかる?」
スルッ
「!?…っ」
母「どうかしたの?海音、具合悪いの?」
「えっ、あっ、ぜ、全然元気だよ!」
母「そう?」
サワサワ
「ッ…!」
母「さっきから何?なんか変よ?」
「う、ううん、ほんとなんでもないの…」
兄「ははっ、芋虫がいたんだよ笑」
母「あら、そうだったの」
この時からです。
兄を気持ち悪く思い始めたのは…
足、というか太ももを不意に触ってくるんです、なんというか…こう、事故じゃなくて故意的にスルスルッと親に気づかれないように、ね。もう何してるの?ってなりました。驚きましたし。当時、私は小4なんですよ。今まで仏のようだった兄が悪魔に見えましたよ。車の中ですよ?おかしいですよ?それで私もなんか嫌な気がしたので手を退けようとしたんです。
「お、お兄ちゃん、や、やめて…」(小声)
兄「シーッ」
ギュッ
私の太ももを掴んできました。
「やっ、やだ…なんでこんなことするの…」(小声)
兄「可愛いからだよ」(小声)
母「やだなぁに?さっきからヒソヒソとー笑お母さんも混ぜてよ~」
兄「母さんには秘密の話なんだ笑知らせたらお楽しみがなくなっちゃうから」
母「あら笑何かしてくれるのかしら~」
兄「楽しみにしててよ」
母「ふふふ笑」
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