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侑視点


いや、なんでこうなんねん。

「もうどうにもならんで、そもそも侑くんが寝てたのが悪いやん」

クラスの女子にそう言われガクッと肩を落とす。



よりによって文化祭で『”逆”メイド喫茶』なんかをやることになるなんて。



「逆メイド喫茶 」とは男子がメイド喫茶をするというもの。普通のメイド喫茶の男女逆バージョンである。

2年1組の今年の文化祭はそれをやるらしい。いや、おかしいやろ。大体男がメイド服なんか着て誰が喜ぶねん。

だが、授業中呑気に寝ていた自分も悪いのであまり文句も言えない。



その時同じクラスの銀島結が声をかけてきた。

「侑、諦めえや。しゃーなしや。このクラスの男女の比率覚えとるか?丁度30人ずつなんやで」



銀の言いたい事はわかる。男子は勿論全員が反対したであろうが、俺が寝ていたから多数決で負けたのだ。

「って事で侑接客係ケッテーな!」

クラスメイトが銀の横からひょっこり顔を出してきた。話を聞いていたみたいだ。

「なんで俺が接客やらなあかんねん!!もっと適役なのおるやろ!」

「例えば誰?」

「山田とか橋本とか..身長ひくい奴の方が絶対似合うに決まってるやん!」

「いや、侑の方が可愛いんやから適任やって!」

「誰が可愛いねん!180越えの大男が!」

「本田さーん、侑メイド決定やってー」

「おい!!無視すんなや!」



2年1組の可愛いメイド

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