テラーノベル
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私は目を開けた。
目を開けてから数秒たち、全てを理解した。
…昨日、再度自殺を試みたが、いま、目を覚ましてしまった。…死ねなかった。
ため息を着いていると、愛寧と春が来た。更に死ねていないことが明確になってきて苦しい。吐き気がする。
愛寧「!彩…」
春「彩、大丈夫?」
彩「…」
愛寧「馬鹿っ!」
彩、春「!? 」
いつもあまり本音を言ったり叫んだり怒ったりしない愛寧が、今怒ったことに、2人は驚いた。
愛寧「記憶が戻って来たとしても、どんなに辛くっても、自殺だけはしないでよ!」
彩「っ!ぅ、うるさいっ!」
春「彩っ、…」
彩「死なないでとか、私たちが助けるだとか、そんな綺麗事はもう聞きたくないの!」
愛寧「もうっ!綾はなんで理解してくれないのっ!」
彩「!理解…」
愛寧「綺麗事だってことは彩なんかよりもっと、ずっとわかってるよ!」
愛寧「でも、綺麗事を言わないと、私の気持ちも伝わらないまま、彩が消えちゃうんだよぉ…グスッ 」
愛寧「…グスッ、そんなの、嫌だよ…」
春「…愛寧… 」
春「私にも言わせて。生きることには、確かに意味は無い。元々地球なんてなければ生きたいなんて気持ちは生まれなかった。」
春「でも、今ここに私がいて、彩がいて、愛寧がいて、こうやって話せていることが、とっても、幸せなの!」
春「どれだけくだらない話でもいい!身を投げ出したくなったらそうすればいい!だから…!」
春「今は、今だけは一緒に生きようよ…!」
彩「…!…グスッ、ウッグスッ」
彩「グスッ…裏切られても、怒られても、虐められても、無視されても、愛寧と春は私の事…見捨てない…?」
春、愛寧「もちろん。」
彩「!ウッ、グスッ…私、もうちょっとだけ生きてみる。それから生死は考えることにするよ…!」
愛寧「彩…!大好き!」
春「これからもよろしく!」
彩「…!うんっ!」
本当の幸せは、意外と近くにあるよ。
大丈夫。幸せは逃げないよ。
きっと、私や周りの人が助けてくれて、幸せになれる日が来るから…✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・
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#ちょいやみ
麦ごはん
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#病んで何が悪い?こっちは病みたくて病んでるじゃねぇよ
優衣
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コメント
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第11話、読み終わりました。愛寧が初めて感情を爆発させて「綺麗事だってわかってるけど言わなきゃ伝わらない」って叫ぶシーン、すごく刺さりました。綺麗事と本音の境界って難しいけど、それでも伝えようとする強さってあるんだなって。春の「今だけは一緒に生きよう」も、無理に希望を押し付けず、今この瞬間を共有しようって優しさが伝わってきて。三人の関係性が少しずつ変化していく過程が本当に丁寧で、ほっとしました。