テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#復讐
すっこ
2,432
652
#短編集
りすぐみ
108
#恋愛
ばたっちゅ
4,526
「君は仕事を愛している、それは僕も理解しているし、君を尊敬する点のひとつだけど、24年間かけてやっと本物だと思える相手を見つけたのに、君の心の中で常に二番手に甘んじるつもりはないよっ!」
文也が藤子と目を合わせて言う
「絶対君と結婚する」
彼が囁く
「君は僕のものだ」
そして彼が藤子の中に一突きで入ってきた、激しく動く、容赦ない突きはその度に子宮まで届く
「僕のものにしてみせる!!」
彼の怒った声は、この数分間に与えられた苦痛の意趣返しだと告げていた、無理もない、反対の立場に立ってみたら、扉を開けると自分の大切な人がどこの馬の骨かわからない男に、今にも犯されそうになっていたのだから
―でもこれはやり過ぎじゃない?―
藤子は震え、うめき、何分間も喜びと苦痛の狭間で、幾度も突き上げられる
「ふふふふふみやくんっ・・・ややややめめてて・・・」
―ああっっ!激しいっっ―
連打で突かれて、まるでその部分だけが存在しているようだ、完全降伏へじりじり追い詰められて行く
「ダメっ!」
藤子はあえいだ
「おおおおお、願い!!」
文也の玉の汗が顔をつたい・・・藤子の乳房にポタポタ落ちる
彼の息は熱く、速く、一層激しくなった、一突きごとに愛していると言ってくる、どうしようこんな子手に負えない、こんなに自分はこの子に激しく愛されている・・・恐怖さえ感じる
彼を見上げ、目が合うと視線が外せなくなった
―こんなに激しく攻撃的にされているのに・・・どうしてそんなに苦しそうなの?―
:・.。. .。.:・
頭の中にあった抗議の言葉は粉々に砕けた、力強い官能のリズムと、彼の強さ、優しさを求める必死の想いに、心が解かされる
打ち付ける彼の腰の動きが、藤子をそこへ強引に連れて行く・・・気の遠くなるような絶頂の波動へと・・・嫌なのに・・・こんな力づくなんて嫌なのに・・・
―ああっ!イきそうっ―
:・.。. .。.:・
藤子は過呼吸になりそうで鋭く息を吸った、彼の動きがどんどん早くなる、これはもうスポーツの様だ
ゴツンッ「痛い!」
飛び上がりそうなほど藤子を突き上げていると、彼女がベッドボードに頭を打ちつけた、目に涙をためて抗議している、文也はずるっと下に腰を引いて、ベッドボードから藤子をずり降ろした、そしてまた再び再開
「文也君!いいかげんにして!」
藤子の文句などまったく聞き入れない、連打の快楽が、体のあちこちの発火点に、残らず火を付けていく、文也が巧みに腰を振るたびに、ますます熱く・・・とろけていく
もう痛みよりも快感が強まって藤子は降伏し、腰をあげて彼にすべてを与えた
不意に彼にガシッと顎を掴まれた
「僕を見て・・・藤子ちゃん」
彼のモノが藤子の最奥を押し広げる、あまりの圧迫感に体が引きつる
「目を閉じちゃダメだよ、しっかり僕の目を見るんだ、誰がこの快感を与えているか」
体の芯を揺さぶられるたびに、藤子は喘ぎ声を出すが、目線は彼から逃がしてもらえない、そしてぐいっと目線を下半身に下げられた
「僕たちを見るんだ!」
彼が藤子の頭を抑えて言った
「君が日中仕事をしている時、他の男と笑顔で話しているあいだ、僕が君の中にいる・・・この感覚を思い出して!」
「いやっ」
「だめだ!逃がさない」
頭を押さえられて二人が繋がっている所が嫌でも視界に入って逃げられない、そこは信じられないぐらい濡れて、光っていて、信じられないぐらい、速く抜き差しされている
逃げようとしたけど、彼にホールドされたまま、全く動けない
「他の男としゃべるたびっっ!」
「ああっ!」
ズンッと最奥を突かれる、バチバチ藤子の頭に火花が散る
「他の男に見られるたびっっ!この感覚を思い出してっ!!」
言葉の区切りにあわせて激しく貫かれる、藤子は絶頂を押しとどめることは出来ず、とうとう文也が乱暴に与える快感に屈した
:・.。. .。.:・
どれほど彼女を攻略しても文也の怒りは収まらなかった・・・愛しさと怒りで体が熱い、この惚れ惚れするような良い女を自分のものにしたいのに
身も心も捧げて欲しいのに・・・彼女はいつも波間に漂う浮草の様に他の男にフラフラして見ていられない、あまりの歯がゆさに激しく腰を振って、彼女を攻めながらも、文也の目には涙がじわりと浮かんでくる・・・
彼女がイく寸前で、ほっぽり出して帰ってやろうかと思った・・・
でもそんなこと出来なかった、彼女が望むものを与えてやりたかった
―くやしいが結局の所は惚れたものが負けなんだ―
:・.。. .。.:・
彼女は叫んで体を痙攣させ、絶頂を迎えた手首をつかんで、自分に引き寄せのけぞる、危ないので体がベッドから落ちないように攻めながらも藤子を支えた
長く伸びた首とピンク色に蒸気した胸は・・・人生で見たことがないほどの美しさだ
文也も彼女が絶頂したのを見届けた後、すぐその後に続いた、獣の様に呻き、寸前で彼女の体から引き抜き、速くしごいて彼女のお腹の上に嫉妬や怒りやイライラ・・・その他もろもろ・・・すべてを放出させた
頭が吹き飛ぶぐらいの快感に、文也は渦に呑まれ、旋回して・・・そして虚無に陥った
:・.。. .。.:・
怒りから彼女を抱いたのは初めてだった、なんて空しいんだ
彼女を壊すつもりが・・・心を壊されたのは自分の方だった
.。.:・
コメント
1件
わあ、第66話、読み終わりました…!めちゃくちゃ熱量の高いエピソードでしたね。文也の嫉妬と独占欲が前面に出ていて、でも最後の「心を壊されたのは自分の方だった」っていう内省がすごく刺さりました。あれだけ激しく動きながらも、目に涙が浮かんでいたっていう描写が、強さの中の脆さを感じさせて、キャラクターに厚みが出てますね。二人の関係がどう転んでいくのか、続きが気になります!