TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

わーてBL

一覧ページ

「わーてBL」のメインビジュアル

わーてBL

2 - syknk

♥

62

2023年08月09日

シェアするシェアする
報告する

おはよう僕の歌姫 

目を開けると知らない場所だった。見たこと無いし夢かと思ったけどそれにしては感触とか感覚とかリアルすぎる。


…そういえば俺何していたんだっけ。


自分がしていたことすら覚えていない。何の話をしていたか忘れることはよくあったけど、こんなことは無かったな。


まぁじっとしていても何も始まらないか、歩けるみたいだし薄暗い公園かなにがなんだかわからない場所を探検してみるのもいいか。


そういえばこうゆうことをしていたような気がするなぁ…。


あ…シャークんは?


シャークんどこいるんだろ。夢じゃないと思うから探したら、いるんだろうけど……。

…さっきから心臓が痛い。探す気にならないほどには。辛うじて歩けるだけ。


歩いていたら心臓だけじゃなくて体の節々が悲鳴を上げている。刺されたような傷跡から痣みたいなやつまで出てきた。最後に怪我したのはいつだったっけ、シャークんが関係してると思うんだけど、


あれ…………?大きい怪我だったのはおぼえてるけど…


大きい怪我だったんだから忘れるわけ無いのに思い出せない。


一歩、一歩と歩くごとに体が言うことを聞かなくなってくる。もうだめかもしれない。吐血もしてしまったし頭と瞼が重くて立ってるのもキツくて


最後にシャークんに会いたくて探し回ってた


シャークんじゃない、人を見つけた。


「あの…」


同じくらいの歳で自分と同じ位の身長、イケメンでギザ歯


「なにしてんの…?笑」


「あの、ギザ歯の変な緑色の尻尾をつけたシャークんって人知りませんか、」


これで


伝わればいいけど


「え………?」


「そいつ……どこにも行かないって、隣でずっとふざけててくれると思ってたけど……置いていかれたみたいできえちゃって…笑」


「酷い奴だけど…」


「あぁでも…俺も、もうだめだから、」


「もうあいつが、幸せなら、それでいい、」


あれ…おれ、えっと


「……だれの、はなしだっ、け…笑」


「………」


「もう、だいじょぶですよ、笑」


あれ…だれにあいたかったんだっ、け……

このひとずっと隣で…


「ありがとお…」


あぁ…ずっと、小さな事で喧嘩をしていたのは、だれだっけ…


ギザ歯なの、だれだったっけ…


となりのひとわなんでそんなに、悲しい顔…してるの、


「なかないで」


「…なんでだよ、」


あれ…なんでかなしいんだろう…


涙が止まらなくて、隣の人も泣いていて。自分が何をしようとしてたのかすら分からなくなって情けなくて泣いて。


空が見えてきて。


「そら、あおいんだね…」


「…ちよっとふたりで、あるこう、」


なにか大切なこと。

忘れちゃいけなくて覚えてないとだめで大事で手放せない、もの…


忘れるくらいの、ことだったっけ

でもきっとそうだろう


「そういえば、なまえわ…」


「……シャークん」


「お前の名前はNakamu」


「ふざけたなまえしてるね、」


あれ、なんかサメからなまえ決めたひといたな…おぼえては…ないけど、


でも良い名前、個性があって覚えやすいしなにより面白い。


君みたいな人が友達だと楽しいだろうな。


「俺はNakamuのことずっと忘れないから」


安心して眠れそうだ…。


___________________


目覚めよくないな、Nakamuが消えることなんてあるわけないのに。あんなに傷だらけなのに歩いて俺を探してるなんてバカだと思うけどね。現実でそういう事してほしくないなぁなんて起きる訳ないけど


「おはよ」

「ん、おはよー」

「きんときのくしゃみ集動画おもろかったわ笑」

「笑笑」

「きんときは?」

「もう行った」

「Nakamuは?」

「え、知らん」

「僕も今日見てないけど」


ん…?


俺があのとき止めてれば無事だったってこと…?

消えるならどうやって消えた?

疑問が無くなることがないまま丸一日経ってもNakamuの姿が見られない。きりやんもただ事じゃないってなってるし、ホントに死んでたら…

名前を忘れてしまっていたら。傷だらけで歩いてずっと暗闇の中俺を探してるかも…


「あ、えっ…?」

「は…」

スマホを覗いてたスマイルの表情が物語っていて…。

「なに」


スマイルのスマホを覗く。自殺。ユーチューバー。心肺停止…。


ワイテルズのnakamu…。


____________


なんで、言ってくれなかったの。言葉にすれば楽になることなんて沢山あるでしょ。何に縛られてたの、何が苦しかったの…。


眼の前で眠っているのは自殺なんてひどいことをしたなかむ


もう、俺のことわかんないの?


疑問と涙が止まらなくて、もう泣きつかれたよ。頭痛くて、寝れないじゃん。皆ずっとここにいるんだよ、


はやくおきてよ。







ごめんね。

この作品はいかがでしたか?

62

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚