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ワハ−(パソの光に目がやられてタヒんでる故誤字脱字しつれい)
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「どこの拠点に行くの?」
「船で行ったところにある拠点がいいんじゃないかなぁって」
「え、俺船ムリなんだけど??」
「…頑張れ、」
そして、それぞれが最低限度の荷物をもって夜コソコソと部屋を出る。
ふと、パスッというサプレサーの音が耳元で鳴る。
音の方を向けば暗闇の中、月明かりに反射してうっすらと人影が見える。
「…ッ!?敵か、!」
「うぇ!?もうここまで特定してんの!?はやくない!?!?!?」
「大人しくチップを渡したら手出しはしない」
「誰が渡すとでも?にうねぇ武器ちょうだい!!」
「あ、俺も」
「え、あの、ここでドンパチするおつもりで…?」
「当たり前でしょ!!!?じゃないとやられちゃうよ」
「お、おぉ…ここ住宅街なんだけどな…、まいっか」
にうがカバンの中から武器を2つだし今にも飛び出しそうな二人へわたす。
「よし、先に全滅させたほうが勝ちね!」
「はぁー!?俺とそれやる!?」
「勝ったらアイス奢ってくれるってさ、てんちゃが」
「よしやるわ」
一気にやる気が満ちた文翔は真っ先に走り出し、その後を追うように天羽も走り出してしまった。
残されたにうは警戒しつつも暇を持て余していた。
そしてあろうことか、手榴弾を投げた。
ドカーンという派手な音が住宅街に響くが、元々そういった音は日常茶飯事で特に気にしない心臓に毛が生えている住民しかおらず大きな騒ぎはおろか、騒ぎにすらならなかった。
「にうねぇ派手にやるねぇー!」
「俺のメガネぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
爆弾の音に驚いた文翔は隙をつかれメガネを壊された。真隣にいた天羽は耳を塞ぎながらにうへ声をかけている。
「そこのおねーさんちょっといい?」
「…私、?」
「そ、一般人がいるには危ない場所だから声かけとこうと思って」
暇していたにうに話しかけてきたのは青い髪が特徴の女だった。
「ほら、さっき爆発があったじゃん?家出か何か知らないけど…外より中のほうが安全だよ」
青い髪の女の後ろからまた一人の女が顔をのぞかせる。
「お気遣いありがとうございます、でもお二人こそ気をつけたほうがいいですよ!ここってなにが起きるかわかんないんで」
にうがそう笑顔で答えると急に煙があたりに充満する。
「!?ゲホッ…はめ、られた?」
「ゲホッ、ゲホッ!…そっちは大丈夫?」
「へーき、でも…おねーさんは消えたね」
「一般人なわけないもんねぇ、」
煙が完全に消えた頃には先程まで起きていた争いも、すべてが嘘だったかのようになにも残っていなかった。
「…何でも屋、ねぇ……」
『困ったら、何でも屋をご利用ください。…優しい同業者さん』
去り際にそう囁かれた二人は顔を見合わせて首を傾げる。手には白を貴重とした名刺のようなものが握られている。
おそらく去り際に同タイミングでもらったのだろう。
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「にうねぇ名刺渡したの!?」
「ん?ああ、うん…白色だけどね」
「なぁーんだ…よかったぁ」
船の中、3人は予定通り船に乗り移動していた。
夜ということもあり人は全くおらずほぼ貸切状態でのびのびと快適に過ごすことができていた。
…一人を除いて。
「文翔はまだしんでる?」
「ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙…」
「ゾンビに進化したっぽい」
「あと3日は船の上なんだけど…大丈夫かなぁ」
ほぼ死刑宣告と同等のことを聞いた文翔は青ざめていた顔の青を通り越して白くなっていた。
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次回:第二の拠点と依頼
意外とこの連載、毎話の文字数少ない=「「「ラク」」」