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「――王! ヴィラド新国王陛下!」
後方を走る近衛兵に声をかけられ、俺は馬を走らせたままわずかに振り向いた。
「どうした。なにか異変でもあったか」
ラザラスの現国王であり自分のじつの父でもあった男を、魔物襲来の混乱に乗じて討った俺は――ラザラスの新国王を名のり、すぐにセラフィナのナレシュ国王陛下に二国の和平を申し入れる書簡を送っていた。
ナレシュ陛下はそれを快く承諾くださったと、セラフィナからの返答の書簡を持ちかえったオズウェルのチャド隊長から報告を受け、俺は、さっそく二国の和平調印のために、セラフィナの国境の町ライオネルに向けて馬を走らせていた。
というのも、ナレシュ陛下からの書簡に、調印式はおたがいの国の国境地帯にある町――可能ならば我が国の城塞都市ライオネルで執り行いたい、と書かれていたからだ。
ライオネルであればグリーアから船で一日ほどあれば到着できると、俺は近衛兵のう******
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