テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺がみどりに告白したその日から、数ヶ月がたった。
何故だろう?今日のみどりは元気が無かった。
そして体調不良をうったえていた。
俺は、その症状に心当たりがあった。
そうだ、その症状は亡くなった祖母がうったえていた症状と
完全一致していたのだ。
そこから導き出される事は1つ、
「毒…?」
そう「毒」だ。
おそらく祖母の時は、俺を恐れていた街の住民が毒を盛っていた。
だから今回もその住民に場所がばれて毒を盛られたのだろう。
全部俺のせいだ。また俺のせいで大切な人が死ぬ…
また独りになる…?
「おかゆ持ってきた、入ってもいい…?」
「イイヨー」
ガチャっと音をたてて入ってきたラダオクンはなんだか
悲しそうな顔をしていた。
「ドウシタノ?ラダオクン…」
「あっ…ごめんボーっとしてた…」
「…」
「…みどり…俺を独りにしないで…」
そうラダオクンがボソッと呟く。
その様子で少し察してしまった。心なしか体が痛くなってきた。
「ナントナク分カッタヨ…」
「モウスグオレ…死ヌンデショ?」
「っ…」
あぁもう生きてられないなんて、悲しいなぁ。折角掴んだ幸せなのになぁ…
悲しい、けど涙を出す気にはなれない。
だって本当に悲しいのはラダオクンの方だ。
当然だ。だって残される方が悲しいだろう?
「アノ時ノ約束モ守レナクテ…マタ一人ニシテゴメン…」
もう…限界だ…
最後に…あの言葉を…
「最後ニ…」
「アイ…シテ…ル…」
そうしてオレは目を閉じた。
最期に聞こえたのは、
「みどりっ!みどりぃ…!」
ラダオクンの子供見たいな泣き声だった。
「ン…?」
それから少したって。辺りが明るくなったような気がした。
その後、開かないはずの目が開いた。
「おっ!起きた?」
「ッ…!?」