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今日は治君と御茶会をした
お兄ちゃんみたいな存在で、家族嫌いだった僕が
唯一…1番の兄…家族と思えた人
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……昨日あった…ロシア人?のお兄さん…
また…会いたいな…、
……何故か…思ってしまう
あの人なら…
僕の理解者になってくれるんじゃないかって…
コト……
そう…紅茶を啜り
カップを置いた
太宰「深刻そうな顔をして…どうしたんだい?
何か悩みでもあるの?」
と…聞いてくれたのは
武装探偵社の社員
太宰治君だ…4つ歳が離れていて
異能力者の中でも唯一…仲が良好な人だ
乱歩さんも…ナオミちゃんも異能が無いから好きだ…
でも…異能力を持つ自分は嫌いなんだけどね…、(笑)
紲苗「大丈夫…なんでもない、です」
太宰「……君が敬語になるときはだいたーい…なにかあるんだよねぇ…
もしかして…学校の事で何かあった?」
最初は誰にも会いたくなくて通信制高校に
しようと思って居たが…、
自分なりに頑張って
全日製の高校へ行った…
大人数が苦手なため…周3回…2回程にしか学校に行っていないが
クラスの皆は理解してぐれて
それに優しくしてくれる
年に2回ほどある授業参観にはいつも治くんが来てくれる
紲苗「うんん…相変わらず皆優しくて嬉しいよ」
太宰「そうかい…其れは良かった」
紲苗「明日は行くよ」
太宰「辛くなったら、早退して探偵社へおいで」
紲苗「……治君以外にあんま会いたくないんだけど…」
太宰「いいじゃないか、皆優しいんだから」
…………僕は
大の異能力者嫌い
何故かって…其れは
………昔…自分の異能で
親友を、殺めてしまったから……
紲苗「今日は帰るね」
太宰「うん。またおいで」
そう…うずまきの扉を開け
自分の家に戻る為、横浜を歩いた
コツ コツ
帰りの道
僕は誰かとすれ違った気がした
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あの人に出会った
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