どうしたら信じてくれるのだろう…。
その瞬間。
プルルルルルルルル♪
ビクッとなる四人。
「国連のスマホじゃないですか」
「あ。ドイツかなちょっとしつれーい」
ピッ
「もしもしドイツ。」
“おいトルコうるせーって………あ…。もしもし”
「今もう本部にいるの?」
“あー。今近くのコンビニにいまして…”
「…?何してるの?」
“さっきヨーグルトどれくらい食べれるかやってみるって言ったブルガリアが腹壊して今トイレにこもってます”
「はぁ…くだらないことを…すぐ来てくださいね。あと何か?」
“せっかくコンビニ寄ったので何か買うものがあればと思いまして”
「なんて優しいんだろう。ありがとう。じゃあもしあればだけど日本産チョコほしいな」
“わかりました……だから静かにしろアホ。では切りまーす」
ツーツー…
「すごく大変そうな内容ですね」
「うん。ブルガリアはいつまでもお茶目でねぇ…」
スイスは国連とクスッと笑い合う。すると4人はコソッと話す
「……ブルガリアって俺のこと…?」
「此処の世界のブルガリアだろ」
「あのしかくい薄い板なに?あれ。」
「しらないよ。なんか話してたし。」
「………( ≖ᴗ≖)」
アメリカはそれを聞いてにやけが止まらなかった。
その頃コンビニでは──
「ブルガリア大丈夫かー?」
「あぁ…………オェ…ll」
「そうやってすぐ調子乗るからだぞ」
「すいませんねぇ…」
「……」
「……?」
そんな会話のなかオーストリアは珍しく楽譜を見ずに歩いている。トルコはオーストリアの顔を覗く。
「どうした?オーストリア」
「えっ。あぁ…いやただ…」
国連に呼ばれるほど重要なことってなんだろうって思って
笑っていたハンガリーが耳を傾ける。
「このメンバーだし絶対アレだろ」
ブルガリアはペットボトルのキャップを閉める。
「普通に昔の自分に会いたくないっ!(のしっ」
トルコは光のない目でハンガリーに腕を回す。
「おわっ…!重いし苦しいし触んな!」
「ひどいな。こいつ」
ドイツはそんな会話を終わらせるため表情を変えずに先に歩く。
「とにかく入るぞ。………あ」
「い」
「うw?」
「え?」
「お……?」
「やめろ続けるな。」
「お前が急に何か言うからだろ。で。なに?」
「どうせくるなら来月のプレゼン完成したから出せばよかったって思い出しただけ」
「なんだよ」
「しょーもな」
「だっっっっっrrrrる」
「暑いし早く行こ」
「………。」
お前らひどくね……?








