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かっちゃんが…
出)…行方…、不明…?
『今日はぜってぇ勝つ!!!出久!!』
あの君が…?
出)…っ……そんなはず…
ない。……よな?
そう言い聞かせてた
けど
ピコン。ピコン。(通知)
出)…お母さん……?
送られてきた文章の内容は
かっちゃん のことだった
《光己さんから連絡が来たんだけど》
《勝己くん、どこか知らないかって。》
《出久もニュース見たでしょう?》
《警察もヒーローも詮索してるんだけど…》
出)…
嘘…だろ?
なんで…
心当たりだって…
なにも…
『好きだ』
出)…、
そんな、嫌だって顔は
してなかったんだけどな
《知らないよ。探してみる》
とだけ打ち
僕は家を飛び出した
昨日は
君の返事を聞けずにいたし
君はそのまま
行ってしまったから
ああ。どうなんだろうか。 と。
返事を聞きたくて聞きたくて
でも今は
そんなことも期待も忘れて
ただひたすらに走っていた
君が
どうか
無事でいると
強く願いながら
かっちゃんを探している途中
同じくかっちゃんを探してい る
A組のみんなにも出会った
まだ
誰1人
見かけていないらしい
僕は心配でならなくて
無我夢中で探していたけれど
ふいに
ある場所で足を止めた
ここは
昔
かっちゃんとよく来た
神社。
その神社の入口付近に
君が
君がぼーっと、立っていた
出)ッ!
こんなとこで…
なに…してたんだ
心配…しただろ…?
僕はかっちゃんに駆け足で近づいて
出)かっちゃん…、なに…してるの?
すると君は
こちらを向いて
キョトンとした顔で
勝)…?
見つめてきた
出)…なに?また昔みたいに…
出)探検でも…してた?笑
冗談半分で、少しからかった
心配してんだから
これくらい許してくれよ…?
でも君は動じす…いや、反応せず
勝)…出久
勝)…俺…俺…ほんとうは…
勝)…す、すす
勝)…好き、なん、だわ…いず、くが(照)
僕の中で
時が止まった
好き…?僕を……?
かっちゃんが…?
勝)……っ…(涙目)
勝)…ごめ……、きも、いよな…(涙)
出)…え?
勝)…っ……やっぱ…なし…で…ズヒッ…
勝)っ、(走り出す)
出)待って、かっちゃん。
勝)…な、に……?ズヒッ
言ったじゃないか
出)…僕も
出)君のことが好きだ
勝)…っ、(泣)
出)…だから、
出)その気持ちも… 何もキモくないよ。
出)僕は…逆に嬉しいよ、君に…
出)君に…好きだなんて…言われるなんて
出)僕は幸せ者だね、かっちゃんニコッ
勝)っ………(泣)
勝)…いい、の…?おれ、で…
出)うん、かっちゃんがいい。
勝)…っう……(泣)
勝)…裏切ったら……〇す…っ…(泣)
出)…絶対、ないよ、そんなこと。笑
勝)ぅ”っ……うれし…いッ”…
う れ し い
勝)…いずく…?
勝)なにすんの…?
勝)どっか…行く?………えっ?
勝)…で、ーと…?
勝)…んなッ…つもりで言ったんじゃ…(照)
勝)…そっか……バカだなぁ…笑
勝)…くくくっ笑
深い深い竹林の海
その真ん中に…
1つの命がさまよっている
出)かっちゃん、なにする?
出)…えっ、料理?
出)ちょっとまってよぉ…笑
出)料理だけは自信ないんだって〜…笑
出)…もぉーだったらちゃんと食べてね?
出)ふははっ笑
心配される
ひとりで誰かに会話している人間
偽物はだぁれ?
本物はどこ?
はあ。書くのほんと楽しいですねこれ。
あっという間です。
今日ですね熱が7度6分ありまして
まあ、塾だったんで行ったんですけど
なんともなかったです測り間違いか?ってな