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「魔王」とは


魔力が異常の質量なもの…


魔族の信頼があついものなどがその魔王の称号を得る


魔王の称号を得たものには東大陸の「魔王城」の所有権を得ることができる。


その魔王の称号を得る方法の一つに「現魔王」を倒すというものがある…


その方法で魔王になったものは3人


二代目魔王「アクア・ロードスター」


二七代目魔王「リング・グランランス」


そして…


現五十六代目魔王「ラプラス・グレイランド」


その魔王は「ポンコツ」である。




その魔王は今叱られてる…


「魔王様!!毎回毎回言っていることなのですが森を吹き飛ばすのはおやめください!」

「うぅ、しゅみましぇん」


今魔王を叱ってる恐れしらずは長耳族(エルフ族)ゼニス・ランドロード…


長耳族というと魔法使いというイメージだ、ワシだってそうじゃった。


確かにワシの認識は合っている…


長耳族は森に溢れる魔力を吸い取り生きる種族、だから魔法使いしかいないのだが…


一つだけ、いや一家だけ騎士の家系がある。


それがランドロード家である、ランドロード家は長耳族の魔法と探鉱族(ドワーフ族)の剣術を使う魔法剣士というやつじゃな!


「聞いているんですか!?魔王様!」

「聞いていましゅ」


なんで魔王のワシが叱られているのか…


そらは昨日、ワシが能力で森を吹き飛ばしたからである…


能力とは産まれるときに魔力が突然変異して特殊な個人魔法が使えるようになること…


この能力はラプラス、ワシにもあるのじゃ…


ワシの能力は「衝撃波」


風魔法の特殊変異の魔法である。


魔力が放出して衝撃波を放つことができる能力じゃ!


普通は木箱を飛ばす程度の衝撃波なのじゃが、ワシの魔力量は桁違いなので殴り一発で森を吹き飛ばすほどの衝撃波を放つことができるのじゃ!


なんでワシが森を吹き飛ばしたかというとじゃな、不可抗力じゃよ。


魔力を溜めすぎると「魔力上限」に引っかかり体調崩すし、魔力を放出しすぎると「魔力枯渇」を起こして体調を崩すから定期的に魔力を放出することが大切だ。


正直能力を使わずとも魔法を使えば魔力を放出できるのじゃが…


ワシは魔法が使えん、魔法が使えないものなど魔物のゴブリンやオークなどの知能が低いもの程度。


何故ワシが魔法を使えないのかはワシにもわからん。


そもそも魔法というものは魔力があれば使えるのじゃがな…


魔法とは闇、光、炎、水、風、土と6種の基本属性がある…


左(上)から右(下)という順列だ…


一般の庶民程度の魔力量では風と土、上級貴族では炎と水までの魔力量をほこる。


闇と光は?という話になるのじゃが…


今の炎から土までの魔力量は人族(ヒューマン)の話である。


闇と光は魔族の特権とも言っていい、例えば竜族(ドラゴンロード)や闇長耳族(ダークエルフ族)などが使える。


魔法を使えば被害が少なく魔力消費できるのじゃが、もう一度言うがワシは魔法が使えん、だから仕方ないのじゃが、なにせ長耳族からしたら森を吹き飛ばされるのは魔力を掻き消されるのと同じだから叱られている。


「なので魔王様はこれから学校に通ってもらいます!」

「え?」


やべ、話聞いていなかった…


学校?


あぁこの魔王城の地下には魔物や魔族の子供たちが通う学校があったと思う。


え?ワシが?一様ワシ300歳なんじゃが、いや300歳はワシ子供じゃな…




ワシは悪魔族(ダークデーモン)で平均寿命は7000歳くらいだったと思う。


悪魔族は魔法を使うのが一般的なのじゃがワシは使えないということで悪魔族から追放されて奴隷にされたが五十五代目魔王のリプシス・ナーバス様がワシを買ってくれた、そしてなんやかんやあってリプシス様を殺してワシが魔王になったというわけじゃな。


我が愛しのリプシス様ぁ♡


リプシス様は死ぬ寸前にワシを抱きしめて笑ってくれた、リプシス様は葬式をあげて墓を作った。


まぁ、それは置いといて…


ワシは300歳でなんやかんやで魔王城の地下の学校に通うことになった。


ワシが魔王になったのは120年前…


100年前に長耳族の都とも言っていい場所、西大陸エルフの森を吹き飛ばしてしまって部下が勝手に攻めて長耳族を配下にした。


20年くらい恨まれたが、ワシは長耳族に対してこの魔王城での最大のおもてなしをして信頼を得た。


この魔王城の周りには五塔の柱があるそこの管理人の1人がゼニス・ランドロード、別の名を「雷の騎士」だ…


ゼニスの能力「雷蔵」確か目標地点に雷を落としたり、そこに雷の速度で動くことができるんじゃったか?


その後、話をちゃんと聞いていなかったのでゼニスにお尻ペンペンされた。




次回 魔王城の地下学校!?

五十六代目魔王はポンコツです!〜無能魔王の物語り〜

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