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第二話 魔王城の地下学校!?
「私は現五十六代目魔王!ラプラス・グレイランドじゃ!よろしくな!」
みんながザワザワしてる、まぁそうじゃろうなんせ魔王が同級生なのじゃから!
「なにか質問があるものはいるか?」
1人の生徒が手を挙げた
「そこの君!」
彼女は見た目からして鬼人族…
あ、鬼人族といえば五塔の1人にいたな、名前はなんじゃったか。
そうそう酒呑童子じゃ!
あやつは腕力と能力の「防御」で塔の中での最強格じゃったな…
酒が好きなんじゃったか?いや鬼人族はだいたい酒が好きかのぉ?
「なんで魔王様が学校に?」
鬼人族の女が聞いてきた。
どう答えようかゼニスに怒られたからとは、絶対に言えん!
うーん、あっそうじゃ!
「力が溢れ出すからのぉ!地下に来たのじゃ!地下は酒呑童子の結界でワシの力に耐えるからな!」
そう酒呑童子は毎晩食って寝ての生活を起こっているが魔王城と魔王城の地下に結界を張っているのだ、これならワシが本気で殴っても結界にヒビが入る程度じゃ!
周りザワザワする。
まったくザワザワしすぎじゃわ…
「魔王のワシじゃが今からは同級生じゃからの!聞きたいことがあれば聞くが良い!」
その後質問責めになった。
ワシの好きなものや嫌いなもの、得意なこと得意じゃないこと…
そうそう一部ませたガキがいたからのぉ、ぶっ飛ばしてやったわ!
あやつらワシのバストサイズや弱いところきいてきやがったからのぉ、半奴隷族(ハーフゴブリン)だから仕方ないのか?まぁ良いわ…
でもまさか半奴隷族がいるとは思わんかった、結構珍しい存在だと思っていたのじゃが…
まぁ珍しいだけで強くもないし知能が高いわけでもないがな!
あとさっき質問してきた鬼人族と仲良くなったのじゃ、あやつの名は鬼川彩音とか言ったのぉ?
ほんと西大陸の名前はほんとに特殊じゃのぉ、新鮮感があったは!
えっと今の東西南北の大陸は…
東大陸(魔王の国)
西大陸(妖怪や鬼の国)
南大陸(人族と長耳族の国)
北大陸(人族の国)
じゃったな?確か…
ワシは東大陸と西大陸を支配下に置いているが、南大陸はエルフの森を吹き飛ばしただけだからのぉ、支配下に置いたのは少数の長耳族だけじゃな、まぁ繁殖(交尾)して数は増えてったけどな。
そして北大陸…
人間の国は、魔王の称号剥奪を可能とする勇者がいるからのぉ…
剥奪されると困るんじゃよな、まだ後継者を決めていない状態で剥奪されると魔王は消滅するからのぉ。
早めに後継者を決めないとな…
おっと次の講義は模擬試験だったかのぉ…
さて、行くか
・模擬戦場所(魔王城地下15階)
「彩音よ…」
「なんでしょう、ラプラス様?」
「この模擬戦ってどんな設定なのじゃ?」
「え?あ、説明しましょう!」
彩音によると、この模擬戦場は酒呑童子の強固な結界によって囲まれている、結構設備が充実してるから飲み物や食べ物を支給してるらしい…
ワシも飲み食いしながら模擬戦を見てるからな、あぁ次はワシか、行くかのぉ…
相手は魔神族(ビースト族)か…
「厄介じゃのぉ」
「ご主人様は悪魔族でしたね、悪魔族は魔神族にフリ!もしかして俺が次期魔王に!」
「じゃあ、やってみろ」
模擬戦開始!
「闇魔法「ダークビースト」!!」
こやつ、上級闇魔法を…
素質はあるのじゃが、やはり弱いのぉ(構える)
「魔拳!!」
一瞬で魔神族の男を消し炭にした…
「圧倒的力の前には魔法など無力じゃ!」
周りがザワザワしてる…
やりずきたな…
「勝者!ラプラス・グレイランド様!」
審判がワシの勝利を宣言した…
それじゃあワシは飲み食いしながら見てるかのぉ…
「ねぇラプラス様?」
彩音が聞いてきた…
「さっきの魔拳とはなんですか?」
あぁ、魔拳のことか…
「魔拳はワシの能力「衝撃波」を拳に乗せて放つ技じゃ、ワシはだいたいこれを使う」
魔拳は拳に衝撃波を乗せて放つ、その衝撃波は魔力分解と魔力再生を繰り返して殴った方向を更地にすることができるのじゃ、魔力分解と魔力再生とはなんじゃのかと言うと、魔力というのはいわゆる肉眼では見えない粒のようなもの、その粒を分解したり粒をまとめたりすることをすると、さっきみたいに消し炭にすることができる…
だが、問題がある…
魔力分解は魔力を一度分解するから魔力再生がなければ魔力を消し去る、ということは一瞬だけ周りの魔力がなくなる空間ができるのじゃが、そこにいる奴が一瞬で魔力枯渇を起こすからあまり頻繁に使わない、だが戦闘では基本的にこれを使うって感じじゃな!
それとワシは模擬戦優勝した…
ワシは1日目の魔力学校を終えて、地下から魔王城に上がる…
その時にまだ行ってない場所があるなと気づいた…
魔王城地下50階性欲族(サキュバス)の魔力保管庫…
確かサキュバスは男性の性液を吸い取り魔力量を上げるのじゃったか?
性欲族は女しかいないのも特徴だし、みな美女だスタイルもいいし…
性液を吸い取られ続けた男性は搾りかすになって性欲族に食い殺されるんだったか?
その男性とやらはワシの城に攻めて負けた男どもじゃがな…
・性欲族の魔力保管庫についた
「クッサ!」
臭さすぎじゃろ!?なんか西大陸に棲息してるイカと言う生物の匂いに似てる…
イカ臭いとでも言おうか…
男の発情の臭いと、イカ臭いにおい、そして排出物の臭い…
早よ帰りたい…
床もベタベタだし、唯一この魔王城の地下で汚いんじゃないか?
「あ!魔王様!」
1人の性欲族が近づいてくる。
確かこの性欲族の名は…
「お久しぶりです!魔王様!ミストです!」
そうじゃ!ミストじゃ!リプシス様の秘書だった!名前は忘れてたがのぉ…
「久しいのミストよ…」
「はい!それと魔王様どうしてここに?」
「あぁ、見ておこうと思ってな」
「そうですか?じゃあ案内しますね!」
ミストが案内してくれるらしい…
それとなんか下着にされた…
私のBカップが…
なんで性欲族はみんなGカップ以上なんじゃよ!
なんで下着にされたかと言うと、性欲族は下着だけしか着ないからだそう…
え?なんでワシも?あぁ確か悪魔族と性欲族は近しい存在だからかのぉ?
案内されたのはいいがなんかミストが「気持ちよくしてあげます」と微笑みながら目隠しされた…
まぁ周りの魔力で有機物の認識はできるけど…
うーんなんだろうあのでかい…途中にいた男性の股間についてた奴みたいなやつと、南大陸の黄色いくだもののような形をした物…
こっちきた…
え?
ちょっと待ってなんでそれをワシの腹に…
あっ!♡(潮吹き)
「ちょ!ちょっと待つのじゃ!//」
「なんですか魔王様?」
「ミスト今何をワシの尿道に入れた!//」
「南大陸の人族達が作ったと言われる「ディルド」と言う物でございます♡」
ディ、ディルド?
「ディルドとは男性の性器の形をしたジー行為に人族が使うおもちゃです♡」
ミストがディルドのやらを動かした…
「や!やめなさい!ミスト!//」
「安心してください魔王様」
ミストがワシの耳に口を近づけて「すぐに気持ちよくなりますよ♡」と囁いた…
「うっ!なにかくりゅ!//」
プシューーと性液が出た…
ワシは女じゃから性液を性欲族は吸収できないと思うのじゃが…
吸い取りやがった…
「え?」
「なんでしょう魔王様?まだほしいんですか?」
「ち!違うわい!ただ」
「ただなんでしょう?」
「なんで女の性液を吸える?」
「あぁ、そう言うことですね説明しましょう!」
ミストの説明からはこの城の魔力で種族進化して男も女も性液を吸収できるようになったらしい…
種族進化は周りの魔力とその人物の魔力が上限を超えて安定したところで種族進化する…
種族進化はその種族の効果が上がったり身体能力が強化されるとかじゃな…
種族進化したことで性欲族からは女淫魔族(フィーメール・デーモン)に進化したらしい…
女淫魔族か…
強いな…
女淫魔族は種族効果「烙印」があるからな、奴隷を作る時は頼るかのぉ…
種族効果というのは種族の特殊効果、まぁ能力のような物だ…
烙印を刻まれたものは体と魂の全てを差し出すと言う不当な契約を強制的に刻む効果…
まぁ、ワシの圧倒的魔力量だったら烙印を消すことができるがのぉ…
「じゃあワシそろそろ帰るわ」
「はい、送ります♡」
ミストが送ってくれた魔王城6階まで…
「ミストありがとう、じゃあなぁ」
「はい!魔王様!♡」
ミストが地下50階に戻っていく…
「今日は疲れたぁ、模擬戦はよかったけど性欲族の魔力保管庫、いや種族進化したから淫女魔族の魔力保管庫か、そこでディルド?とやらでワシが2回性液を出してしまった…」
恥ずかしい!!
「はぁ…」
ドン!
外からすごい音がしたから見たら…
「な、なんじゃと!?」
酒呑童子の結界が破られていた
「酒呑童子の結界を!?」
後ろから走ってくるゼニス…
「ゼニスどういうことじゃ!」
「魔王様…敵襲です!」
敵襲…
バカな!東大陸の魔王の住処を!?
「どこの大陸じゃ!?」
ゼニスが一息置いて言った…
「南大陸…人間の国です…」
南大陸か…よし!
「ゼニス!」
「はい、魔王様」
「潰すぞ!」
「御意!」
ワシとゼニスは急いで門の方向へと向かう…
次回 南大陸からの敵襲!?