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僕、杉琴歌澄は今日も“彷徨い人”を救う活動をしている。この彷徨い人っていうのは、主に地球やその他の惑星から送られてくる、その星には必要ないとされた者たちのこと。その彷徨い人はよくここに似たねこの様な、また三角形の様な、僕たちとは形が似てつかない者たちが来る。
今日もいつも通り純恋、寿々、三元と一緒に彷徨い人を探していると、紙製の箱が閉まっていて、周りが傷ついているものを見つけた。結構な大きさだ。僕の腰ぐらいまである。ここは極東京、精霊の森の精裂河川の近くだ。ここに彷徨い人が来るとは思えない。精霊たちが置いていったのだろうか。そう思い、光の精霊、明灯精が通ったので聞いてみる事にした。でも明灯精も覚えてなくて、「その箱でも開けてみるんだなこのノロマさん。」のろまさんはどういう意味か分からないけど、そう言われたので箱を開けてみることにした。誰かの荷物だったら申し訳ないと思いながら開けるとそこには小さな少女がいた。寝ているようで動いていなかった。中には少女の他に、 ガラスの破片や食べ物のようなものがあり、精霊の森で出来た原液が入ったボトルなどが入っていた。純恋が覗くと箱に当たって起きてしまい、純恋はあわあわしていた。少女はゆっくり起き上がると、箱を開けるような素振りを見せて、箱の蓋がないことに気づくと箱の中に隠れた。純恋が抱き上げようとすると、隣にあったガラスの破片をギュッと握って純恋に向けた。慌てて三元が取ろうとしたが、僕が止めた。なぜなら腕は震えているし、涙は流れているし、目の焦点が合っていない。この怯え具合は絶対に人になにか恨みを持つような事をされた証拠だ。だから僕は止めた。三元が手を戻すと、その少女の震えはほんの少し和らいだ。とりあえず落ち着かないと話がつかない。一旦落ち着かせる事にした。