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#おりきゃら
玲💚🍀 .🌳🩵
3,720
fw×kgmです
キャラ崩壊・解釈違いが許容できる人だけ見てください
なんでも許せる人向け
(がちめにキャラ掴めてないです)
ホストクラブのこと何も知らないです
最近njsj全然追えてないです
こんな私の小説を読んでくれる人だけ読んでください
kgm..side
何かがほしい。
何かに飢えている。
そんなことを思いながら電車に乗って自宅へ帰る。
電車に乗って。帰って、寝て起きて会社に行く。
毎日その繰り返しだなあ、なんて思いながらも電車に乗って会社へ行く。
私は代表取締役。そんなことよりも仕事、仕事だ。
午後2時。注がれたコーヒーは等に冷め、カチ、カチ、と無機質な音が室内を埋める。1番、飢えているを実感する時間。
─────息抜きをしよう。そうしないといけない気がしたから。
「………」
ホストクラブの前。明らかに真面目そうな人が立っている。異様な光景。
「…息抜き…、息抜きだから…」
そんな言い訳をする。本当に、何を思い立ってここに来たのか。
─────ガチャ
案内をされ、席に座る。
「おにーさん、ここ初めてなん?」
少し騒がしいホストクラブの室内にポツリと零される声。優しい声、スミレ色の声。綺麗な声だ。
「…はい」
困り気味に笑いながら言う。緊張しているようだ。こんな気分は久しぶりだ。
「なんて呼べばいいっすか?」
無邪気に笑ってそう言われた。
「あっ…、…加賀美とかで…」
頬を人差し指で掻きながら言う。
「下の名前は?」
意地悪そうにニカッと笑う。さすが、…さすがだなあ、としか言えない。さすがホストなのだろう。
「隼人です」
少し恥ずかしそうに笑って言う。
「隼人っ!」
「……」
少しびっくりして唖然とした。こんなに人懐っこい人がいるのだなあ。
「…ふふ」
面白い。
その後のやり取りも、息抜きとしてちょうどいい時間になった。ある時、こんなことを言われた。
「隼人、愛に飢えてるんすよね」
見透かすように目を細めてそう言う彼に私は目を見開く。
「なんで分かっ…、…いや、その…」
自分の発言に更に戸惑った。欲しかったのは愛だったのか?
「……」
「ふふ、当たり~ 」
得意げにそう言う彼。無意識に目を逸らす。
「ねっ、それ、俺で埋めれますよ。」
「…あの、…その…」
ホテルの一室。下着だけ着てベッドに横たわる。布団で半分顔が隠れている。
隣にはにんまりと口角を上げてこちらを見ている男。
……
これが私が望んでいたものなのか?
そんなことを探している行き場のない夜。…あまりにも不純。
「はぁ………」
午前2時の室内。仕事も手につかない。あの日のことを思い出してしまって。
昨日の夢すらあの男だった。ありえない、こんな不純なもの。
重い足取りで外へ出る。早く帰ろう。
…!?
しばらく足が動かない。
自分を見てニカッと笑う男。
「隼人!」
こちらへ早足で向かってくる。
「えっ…えっ…」
「お仕事おつかれさま」
花が咲いたようにふんわりと笑う。その優しい声に溺れそうになってしまう。
「…いや、なんでここにっ…」
「ん?隼人が教えてくれたんやん」
「…あっ」
数秒の間。
「…貴方、ホストでしょう?…お仕事は…、?」
とにかく疑問が沢山あった。
「隼人」
「…」
なんだか嫌な予感がする。
彼は私の手を取り、顔を近付けた
────ぢゅっ
「!?」
少し吸うような接吻。一瞬の出来事に理解が追いつかなかった。
「隼人、付き合ってほしい」
不安定な顔をしてそう呟く貴方。
「…ど、こに…?」
きっと勘違いに違いない。こんな綺麗な人が自分なんかを好いてくれるわけがない。きっとそうだ。少し顔が熱いのが恥ずかしくて、もっと火照るのが実感される。
「…はぁぁ…… ちがう…ちがう…」
「隼人のことが好きなんよ、なあ。」
更に不安定な顔をする貴方。
「…えっ」
数分の間。何を言えばいいかが分からない。
「……そんな顔しないでください」
捻り出した言葉がそれだった。
コメント
1件
うわっ、これめっちゃ刺さった……! 加賀美さんの「愛に飢えてる」って見抜かれたときの戸惑いとか、ホテルのシーンの「これが私の望んだものなのか」って自問するところがもう、ぐっときた。最後の「付き合ってほしい」の不安定な顔も含めて、不純さと純粋さが混ざってて続き気になる…! 素敵なお話ありがとうございます、妙さん🔥