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コメント
7件
第参話、読んだよ!昼休みの屋上シーン、すごく自然でいい雰囲気だった。自称歴史博士の男子とか、みんなのキャラが立ってて楽しいね。で、一番気になったのはやっぱり夜凪の記憶の空白。自分の過去なのに他人から聞いて「そうなんだ…」ってなる違和感、めっちゃ伝わってきた。最後の一年生の女の子が駆け寄ってくるところ、この子は何者なんだろう?ヨコハマに何か関係あるのかな。続きがすごく気になるわ🔥
♡16ありがとうございます
第参話Start
昼休み。
私は友達と、先生に決められた班員二人と一緒に屋上で昼食を取っていた。
四人で一つの場所に集まり、社会科見学について話している。
「今考えると、あの二人とは班になったことないよね」
友達が言う。
『そうだね』
私たちの班は四人。
私と友達。
それから、あまり話したことのない女子生徒と男子生徒。
「ここ空いてるよ」
女子生徒が手を振る。
『ありがとうございます』
四人で屋上の柵に寄りかかり、それぞれ弁当を広げる。
「それじゃ、改めてよろしく」
男子生徒が頭を下げた。
「よろしく」
「よろしくね」
『よろしくお願いします』
簡単に挨拶を交わす。
男子生徒は弁当を食べながら、一冊の分厚い本を眺めていた。
「……何見てんの?」
友達が尋ねる。
「ヨコハマの歴史」
即答だった。
「もう勉強してるの?」
「当然だろ」
「さすが“自称”歴史博士」
「その呼び方はやめろ。……いや、やっぱり続けていい」
「どっちなのよ」
思わず笑ってしまう。
彼は自称歴史博士。
各地の歴史を調べており、ヨコハマについてもかなり詳しいらしい。
「ヨコハマは昔から――」
昼食をそっちのけで歴史を語り始める男子生徒。
開港。
港町としての発展。
外国との交流。
街の歴史。
次々と出てくる名前に、友達が苦笑する。
「ほんと詳しいね」
「だから言っただろ。歴史博士だって」
「はいはい」
その会話を聞きながら、私はプリントに目を落とす。
〔ヨコハマ社会科見学〕
昨日から何度も見ている文字。
なのに、まだ妙な感じがする。
無能@活動休止中
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無能@活動休止中
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#呪術廻戦
無能@活動休止中
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胸の奥が、少しだけざわつく。
「……そういえば」
友達が私を見る。
「凪って、ヨコハマに住んでたんだよね?」
『…え?』
思わず顔を上げた。
「え?」
友達も不思議そうな顔をする。
「知らなかった?」
『……私、ヨコハマに住んでたの?』
「うん。前に先生から聞いたよ」
『そうなんだ……』
自分のことなのに、他人から教えられる。
何故だか不思議な感覚だった。
「じゃあ、今回の社会科見学は夜凪にとって里帰りみたいなものじゃん」
『……そうなのかな』
ヨコハマ。
私が住んでいた街。
そう聞いても、記憶の中には何も浮かばない。
ただ。
胸の奥が少しだけ痛んだ。
「でも、夜凪ちゃんってヨコハマのこと覚えてないの?」
女子生徒が心配そうに聞く。
『うん。幼少期の記憶自体が無いっていう方が正しいかな』
「そっか……」
それ以上、彼女は何も聞かなかった。
その優しさが少し嬉しかった。
「ま、行ってみれば何か思い出すかもしれないよ」
友達が笑う。
『そうだね』
私も笑い返した。
――その会話を、少し離れた場所で聞いている人がいた。
屋上の隅。
一人で弁当を食べていた少女。
入学したばかりの一年生。
彼女は箸を止めていた。
「……ヨコハマに住んでいた?」
聞こえてきた言葉が、妙に気になった。
中原夜凪。
この学校の生徒会長。
名前くらいは知っている。
けれど。
ヨコハマに住んでいたという話は、初めて聞いた。
少女はしばらく四人の様子を見つめていた。
そして――
「……ちょっと、気になりますわね」
気が付けば、弁当を置いて立ち上がっていた。
タッ
タッ
タッ。
屋上を横切る足音。
四人が一斉に振り返る。
「?」
息を切らしながら、少女がこちらへ駆け寄ってくる。
そして、私の前で立ち止まった。
「中原会長!」
『……はい?』
突然名前を呼ばれ、私は目を瞬かせる。
少女は私の手を取ると、目を輝かせながら尋ねた。
「中原会長、ヨコハマに住んでらしたんですか!?」
この少女は誰なんでしょうね
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