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「ポツポツ ポツポツ」と音を立てながら雨が降った。


だが空は太陽が眩しいほど輝いてる。


時々起こるこの不思議な雨。


一度過去に、手を伸ばしてみた。


雨が掌(てのひら)に触れても感触がなかった。


そして、数秒経ったら雨がやんだ。


降ってはやんでの繰り返し。


そう考えてるうちに「キーンコーンカーンコーン」とチャイムが鳴った。


先生の声が教室全体を揺るがす。


『今日はここまで。気をつけて変えるように。』


一人ゆらゆらと帰り道を歩く。


本当なら幼馴染と帰るはずが、転校してしまったから一人で変える。


ふと、横を見た。


『、こんな道………


あったけ…?


試しにそこから帰ってみた。


すると不思議な声が聞こえた。


『アハハ。』


『ウフフ。』


そんな声が聞こえた。


そしたら、おそまじい声が聞こえた。


『目玉がほじくられる……。


命が奪われる………。


アハハッオマエハモウ、イエニモカエレナイ。


ヒトリソコデ、シヌ運命ダ…』


きっと、近所の子の冗談だ。


と思った。でも、あたりを見渡しても、誰もいない道。


『ミィツケタ…♡』


耳元で声がした。でも横には誰もいない。


急いで元の道に戻ろうとした。


『…あ、れ?』


なぜだか、帰れない。


いや、正確に言うと、道が、ない。


『う‥そ』


寒気がした。


『ねぇ”!ねぇ”!どこ”?!』


いくら叫んでも何処にも出口はない。


『、、、オニゴッコのハジマリだよ♡』


さっきの声と同じで、鬼ごっこが始まった。


『___から1時間逃げれたら君のカチ。』


『でも___に見つかったらそのイノチとヒフ頂戴?♡』


腰が抜けた。正直狂ってるしか思えない。


思いっきり走った。息が切れても走った。足がつかれても。


『ネェまってよ?君のカラダ___に頂戴よ♡♡♡♡』


なんて言われようが走った。


『はぁはぁ。どうだ…?』


物陰に隠れて様子をうかがう。


後ろから、


『ココにいたんだぁ♡ねぇ、___にそれ頂戴よ”っ!♡』


そう言い、走るスピードが上がった。


怖くて何もできない。


誰か…助けて。こんな思いしか出ない。


そしてふと、思い出した、幼馴染の言葉。


『なにか、怖いことがあって離れてていても、二人だって思えば、何も怖くないよ!』


優しい声をした幼馴染が放った言葉。


『離れてても、一人でいなくならないで!約束!』


幼馴染と果たしたあの約束を果たすために、何がなんでも生き残る!


カラダが軽く感じた。


これなら行ける!と感じた。


そこからどれだけ経っただろうか。頭が回らない。


『ネェ”!おいてかないで””!お願い”!』


目を丸くした。


『え、?』


『お願い…お願い…。おいてかないで…』


その声は、優しい声の幼馴染だ……


『うそ…』


信じれなかった。


走るのを辞めた。


『___ね。引っ越し中に通り魔にあって、死んじゃったの。ポロ』


そう言い泪(なみだ)ヲ流す。


『だから、だから、一緒にいたくてポロ生き返れないから、ポロポロ


死んだら一緒に入れるんじゃないかってポロポロ』


その言葉を叶えさせてあげたかった。でも、それはできない。


『ごめん。ポロそのために命を犠牲にすることはポロポロポロできない。ポロ


でもポロ___の分まで生きるからポロ』


そう言う。


『それと、ポロまたあえて嬉しかったよポロニコッ』


泪ヲ流し、笑顔を作る。


そして、


『ごめんポロこんなに怖い思いさせてごめんポロ___の分まで必ずポロ生きてねニコッ』


___はそう言って、消えていった。


『………。』


『ん?』


気がつけば周りは暗かった。元の場所へ帰れたのだろうか?


そして、家に帰った。




あれから数年後。


『………。』


昔から夢だった会社に務めた。


夜の帰り道。


『キャーーーーーー!』


『ワーーーーーーー!』


悲鳴が聞こえる。その道は帰り道。


『はぁ。』


とため息をつきながら帰る。


後ろから、


『あんた!その道はだめだよ!』


お婆さんが叫んだ。


そのすぐ後に


グサッッ


『え、?』


そして、道に倒れた。


そのまま意識が失い、目が冷めたら前には死んだ幼馴染。


『……ニコッ___の分まで生きてくれてありがとう。ニコッ』


不意に泪が出た。


『ごめんッ中途半端で約束を果たせなくてポロ』


幼馴染と抱き合いながら、それしか言えなかった。


『大丈夫。大丈夫。十分に、約束を果たしてくれたよポロポロ』


優しい幼馴染は何だか安心する。


『ポロ』


『ポロ』


お互いの泪がお互いの服に濡れる。


どうやらあの通り魔は、幼馴染を刺殺した指名手配犯で捕まったらしい。


どこでも、一緒。


あの日も、この日も、不思議を揺るがすのは、


帰り道。


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