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恋の隠し事ってきっとすぐ誰かにバレると思ってた。だってあんた、あいつのこと好きでしょって言葉になんで分かるの?としか思ったことがないもの。
なのに彼への気持ちは誰にもバレなくて、いつかこの気持ちは消えてしまうのかそれともどこかに行ってしまうのではないかと私は自分の心に何度もその恋心を焼きつけた。
そんな気持ちを抱えた私は通りがかりにみつけたプラネタリウムを訪れた。
こんなところにプラネタリウムあるんだ。
プラネタリウムってビル内に建てれるんだと
思いながらチケットの項目に目を向ける。
星空で旅するイタリアですって。
イタリア?行ったことないけどロマンの塊みたいな言葉にひかれて券売機のボタンを押していた。
地球のどこにいても見える星、朝も夜も変わらず出ている星、名前も知らない星にロマンを抱くのは、空を見上げた誰が輝る星に願いを託すからだろうか。
それとも無数の星たちに名前をつけた人たちからのメッセージなのかもしれない。
星で旅をする中でローマももちろん訪れた。
私のローマの知識はあの有名なロマンス映画で得た知識しかない。
プラネタリウムでもそのロマンス映画のジェラートを食べるシーンが紹介されていた。
ジェラートを食べるシーンに私も昔憧れていたのを思い出した。
実際、その場所ではジェラートどころが飲食禁止らしい。しかしそんな叶えられない憧れこそロマンなのかもしれない。
プラネタリウムではたくさんの神話や語源が出てきた。そんなところに繋がりあったんだということばかりだった。
星座になってる星一つ一つにもたくさんの意味があった。
もしかして人と人もそうなのかもしれない。
繋がるはずのないものが意味を持って繋がるものが星で言う星座で人間で言う縁というものではないかと密かにまた彼を思い出して思うんだ。
映画のジェラートのシーン。
何味のジェラートかまだ分かってないみたい。白黒で撮影された映画。ジェラートの色は白に少し黒いもの。
ラムレーズンなのかチョコチップなのかオリジナルなのかなんて言われてるらしい。
それが分からないのも2人だけの内緒みたいで居心地がいいじゃない?
映画の2人はその恋を叶えられなかったけど寂しいものではなかった。
白と黒しかない世界で描かれた叶わない恋。叶わない恋も素敵に感じるのは2人にしかない色がその恋にあるからだろうかそれとも私の心に恋の色があるからだろうか。
その答え合わせはまたいつかできるのだろうか。
そして今感じてい るこの気持ちは隠してるんじゃなくて彼に秘密にしてるだけなのかも。
なんて思い始めてもいいのかなと心が揺れるんだ。
余談になるが流れ星に3回願いを唱えると叶うってよく言うけど流れている間はほとんど言えない。叶えるコツは常に願っていることそして流れている間にも思い続けていること。それが3回以上の価値になって願いが叶うらしい。