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登場人物
(数伏 もも) (井代炉 未咲) (狩野咲 せつな)
無事に起きることに成功したももと、頭に包帯を巻いた井代炉は二人で朝食をとっていた。
今日の自分達の仕事について話し合いながら
未咲「えっ!今日僕ら処刑係なの、聞いてないんだけどももちゃん!」
未咲は所長から送られてきた連絡を確認して、飲んでいた途中のカフェオレを吹き出した
もも「そうだけど…あんた汚いわよ。ちゃんと拭いてよね」
井代炉はももの言葉を聞き、「ごっごめん」と申し訳なさそうにタオルを手に取った
未咲「でもさぁ、僕らに仕事回るってことは辻先輩かふたはちゃん、2人とも大変ってことだよね…そんな凶悪犯が」
もも「えっ、私が頼んだのよ」
井代炉は恐ろしそうにしていたのが、ももの一言によりバランスを崩した
未咲とももは、所内でのメインの仕事は記録係である。
そんな自分達に仕事が回ってくるのは、処刑係の人達が忙しい時か自分達で申請した時のみだ。
まさかももが自ら申し込むとは予想しておらず、未咲は訝しむような目でももを見た
未咲「ももちゃん…まさかだけど申請した理由さぁ、まさかアレな訳じゃないよね?」
頼むからそう出会って欲しくない、そんな気持ちを全面に押し出すような視線をももに向けたが
もも「……タイプだったの♡」
未咲「ももちゃん!」
ももの答えに未咲はまた頭を抱えた
もも「ちょっとそんなガッカリしないでよ。あんたこそ前に美人な女の人を捕まえたいって言って仕事申請したじゃない」
未咲「僕のは許可されなかったもん!なんでももちゃんは通るのさ」
2人が朝から文句を言い合っていると、リビングの扉が開いた
せつな「あれ?2人ともまだ居たの?もうお仕事に行ったと思ってた」
せつなが両手に工具箱を抱えながら、笑顔で話している
井代炉とももは、せつなの持つ工具箱を見てハッとした
もも「せつな、今日は何か作ったの?」
せつな「うん、所長に頼まれたからね。気になる?今なら試験係募集中だよ」
未咲「それは遠慮するよ。でもそっか…新作が出来たんだね」
ももと井代炉は顔を見合せた
ももは勿論、井代炉も楽しくなるかもと期待したように笑っていた。
もも「せつな、その新しい道具私達が一番に使いたいわ。やっぱり1番って言葉素敵よね」
未咲「ゆっくり帰ってくるからさ、使えるように点検お願いするね」
2人の様子にせつなはニコリと笑った。
せつな「うん、いいよ!使えるようにしておくね」
ももと井代炉は、その答えを聞けて満足そうに仕事モードに切り替えた
未咲「車出しておくよ」
もも「えぇ、楽しみだわ…本当に」
コメント
1件
まさかの面食いなのおもろいな(笑)