森「マフィアに戻って、探偵社に復讐しないかい?」
太宰「え?再加入って事、?」
森「そう。」
太宰「無理だよそんな、、だって私は探偵社に沢山救われ、」
森「本当に?」
太宰「ッ、え?」
森「ふふ。太宰君。君は探偵社に入って沢山救われた、と言おうとしたね。」
太宰「うん、まぁ、」
森「でも実際どうだい?君は探偵社で光を見、結果落とされてる。前より苦しくなったとは思わないかい?」
太宰「ッ、」
森さんの云うことは正直言うと間違えていなかった。
織田作からとはいえ、自分も人を救いたい。そういう事、思って入った、、?
否、光を見たのは織田作のおかげだ。私自身、正直マフィアが苦しいとか、思わなかったんだった、。、から、
太宰「そうですね、。」
私は自分から人を救う側になりたいなんて思っていなかった。
森「そうだろう?私は何時でも歓迎中だ。無理にとは言わないが、、」
そういって森さんは一つ置き、私の耳近くでこういった。
森「探偵社は太宰君の事を利用するだけだっただろう?そんな所で大丈夫かい?」
太宰「〜ッ!」
反抗しようとした。
反抗できる言葉があった。
あったはずだった。
然しどれだけ考えを巡らせても、出来なかった。
、、本心は戻って復讐したいのかもしれない、、
太宰「、す」
森「ん?」
太宰「マフィアに、戻ります。」
森「ふふ。勿論だよ。いい功績になる事を祈っているよ。」
森さんは薄く笑った。
数時間後
ガチャ
中也「おい太宰。首領からマフィアに再加入したって、聞いたんだが、、」
太宰「嗚呼。そうだよ。探偵社からは抜けるんだ。」
中也「、、そうか。手前が選んだ道だ。何も言わねぇよ。」
中也はあの電話以来優しくなった。嬉しいような、腹立つような、、そんな気持ちだ。
《私は何の為に此処までやってきたって言うんだい、!?》
ちゅうやしてん
太宰の電話の声が残る。
中也(何の為に、か。)
そんな事をふと考えていたら、
モブ部下「幹部、首領がお呼びです。」
中也「嗚呼。すぐ行く。」
首領に呼ばれた。だから直ぐに向かった。
森「入っていいよ。」
中也「はい。失礼します。首領。」
森「来てくれてありがとね。なんで呼び出したか、気になってると思う。それはね」
《太宰君がマフィアに再加入する事になった。》
中也「再加入、、ですか?」
森「嗚呼。詳しい事は本人に聞いてみたら?間違って伝えたら行けないしね。」
中也「解りました。有難う御座いました。失礼します。」
俺はその後すぐに太宰に聞きに行った。
だざいさんしてん
マフィアに再加入、。
私はもう探偵社員ではない。
太宰「復讐、、」
少し胸が傷んだ気がした。
太宰「気の所為、?否きっと気の所為かな」
その時。
プルルルル
電話がなった。
相手は国木田君。
家に生活用品を届けに来たんだろう。
太宰「そういえば、荷物どうしようかな、」
太宰(大したものは無いし、置いといてもいいかな、)
あるとしても、包帯とか、そこら辺。本や携帯電話は持ってるし、必要最低限はあるからいい。
太宰「煩いなぁ、」
さっきから電話は鳴り止まない。勿論国木田だ。
太宰「出るだけでて声出さなかったらいっか。面白そうだし。」
ぴっ
国木田「太宰!何処に居る!家で待機しろと言っただろう!」
国木田「何か云え!」
それでも無言。
国木田君は、私が倒れたとも知らずに、サボりや裏切りだと考えている。
太宰「実際裏切るんだけどね、」
電話を切る。
2回目。
裏切り行為は2回目だ。
太宰「そっか、あは、は、、あはははははは、!ポロポロ」
太宰「又裏切りか、!ポロポロ」
太宰「どうして、!ポロ」
本当に此処までなんだったのだろう。
私って探偵社に必要されてたかな?
何方にせよ、もう、
━━━━━━嫌いだ。
コメント
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とっても面白いです!