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かいり@りぃととペア画中
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安堵の息を漏らしたぷりっつの頭を、あっきぃはよしよしと柔らかく撫で続けた。
あっきぃ 「怖かったね。ごめんね、ぷりちゃん」
ぷりっつはあっきぃの胸元に顔をうずめたまま、ゆっくりと横に首を振った。
『あっきぃたちは悪くない』そう言いたいかのように、あっきぃの服の裾をキュッと小さくつまむ。
そんな二人の様子を、まぜ太が床に座り込みながら優しく見つめていた。
まぜ太 「……なぁ、ぷりちゃん。今日さ、天気めっちゃいいんだよ」
まぜ太の言葉に、ぷりっつは耳だけを小さくピクッと動かした。
まぜ太 「外行くのはまだ怖いかもしれないけどさ。ベランダくらいなら、ちょっとだけ風浴びに行かないか? 俺もあっきぃも、ちぐもあっともけちゃも、全員で一緒に行くからさ」
ずっと部屋の中にこもりきりで、暗い空気と恐怖の中に閉じこもっていたぷりっつ。
ほんの少し外の空気を吸うだけでも、心が楽になるかもしれない――まぜ太なりの、不器用で温かい提案だった。
ぷりっつはぬいぐるみを抱え直すと、あっきぃの胸からゆっくり顔を上げた。
ベランダの方へと視線を向ける。窓からは、やわらかな朝の光が差し込んでいた。
けちゃ 「温かい羽織るもの持ってくるね! 風邪ひいたら大変だし」
ちぐさ 「俺、日傘さしてあげようか!? ぷりちゃんお肌白いから!」
あっと 「……日傘はやりすぎだろ、ちぐ」
メンバーたちがまたワチャワチャと動き始める。
その賑やかな声を聞きながら、あっきぃがぷりっつの手をそっと包み込んだ。
あっきぃ 「……行ってみる? 一歩だけ」
ぷりっつは抱きしめた5人のぬいぐるみに顎を乗せ、みんなの顔を順番に見つめた。
誰の目にも、自分を突き放すような悪意や冷たさは一切ない。あるのは、溢れんばかりの愛しさだけだった。
(みんなと……いっしょなら……)
ぷりっつは小さく息を吸い込むと、コクン、と静かに頷いた。
あっきぃ 「よーし! じゃああっきぃタクシー、第二便発車しまーす!」
まぜ太 「おい! 歩かせる選択肢ねぇのかよ!」
あっきぃ 「えー、だってぷりちゃん軽くて抱っこしやすいんだもん!」
あっきぃの軽快な軽口に、あっとがフッと呆れたように笑い、けちゃとちぐさがぷりっつに柔らかいブランケットをふんわりとかけてくれる。
メンバー全員に守られながら、ぷりっつはゆっくりと、外の光が待つベランダへと足を進めていった。
コメント
1件
ぷりっつが一歩を踏み出す瞬間、すごくじんわりきました。まぜ太くんの「天気めっちゃいいんだよ」という何気ない誘いが、暗い部屋に差し込む光みたいで。仲間たちがそれぞれの方法で包み込む優しさ、そしてあっきぃの「一歩だけ」という言葉に、無理に急かさない距離感が滲んでいて、とても好きなシーンでした。一緒に外の空気を吸えたらいいな、って心から思えます。