テラーノベル
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レドの部屋
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家に帰ると久々にお母さんが早く帰っていた
「みあー、山中さん家までこれ届けてくれない?」
そう言ってお母さんが紙袋を渡してきた。中に色々入っている
山中さんは私たちの親戚
山超えないといけないからめんどくさいんだよな。
ぶつぶつ文句をいいながら自転車に乗る。バスはお金がかかるから乗らない派です
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山を超えて少し先の道中にお店が見えてきた
坂ノ下商店
山中さん家に行くまでにいつもここで肉まんを買っている
昔山中さんにここの肉まんは美味いと教えてもらった
「まいどありー」
外に出て肉まんを頬張る
季節は全然違えどやはり美味しい。
奈緒とかにも教えてあげようかな
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山中さん家に着いたあとはお茶を出してもらったりしたので空はすっかりオレンジになっていた
「あ!その制服!青城の!…ですか!?」
私と背が同じくらいの男の子に話しかけられた。
「え、あ、はい…青葉城西です」
「大王様…及川さんって知ってますか!?」
「あー、バレーの人?もしかして君、バレー部とか?」
「あ、おれ!烏野高校のバレー部、日向翔陽です!」
高校生だったんだ…これは失礼なことを
「烏野…ここら辺の高校?」
帰り道が一緒だったらしく、一緒に帰ることになった
「そうです!名前なんて言うんですか」
「私、天野みあ…」
「やっぱ青城ってバレー強いですよね!俺インターハイギリギリ負けちゃって…」
「タメでいいよ。私もタメで喋っちゃってるし…バレー無知の私でも青城はバレー上手いと思う
日向くんはバレー好きなんだろうな
「特に大王様!ボールが来たらスーって!そんでズドーンって!みんな打ちやすそうで!」
バレー用語はそこまで詳しくないけど、大王様は及川さんのことなんだろうな
日向くん明るいな…名前通り太陽みたい。奈緒と同じタイプだ
コメント
1件
うわあ、烏野の日向くんが出てきたんですね!青城の制服を見て「大王様!」って目をキラキラさせる感じ、すごく伝わってきました。バレー無知のみあちゃんが「太陽みたい」って思うのも自然で、距離感が絶妙だなあと。坂ノ下商店の肉まん、私も食べてみたくなりました。たこやきさんの描く日常のふとした瞬間が、あったかくて好きです。