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「きょも」攻×『こーち』受
地上50階、全面ガラス張りの社長室。
そこは、社員にとって聖域であり、畏怖の対象でもあった。
そんな場所に、入社したてで庶務課の髙地優吾は、書類の届け物という大役を任されて震えていた。
『し、失礼します……。庶務課の髙地です。書類をお持ちしました。』
デスクの奥、高級な革椅子に座っていたのは、若くして巨大グループを束ねる京本大我。
彫刻のように整った顔立ちが、窓からの光を浴びて神々しく輝いている。
大我は書類を受け取るふりをして、差し出された髙地の細い手首を素早く掴んだ。
「……やっと来た。遅いよ、優吾」
『えっ、あ、あの、京本社長……?手が……』
驚いて顔を上げると、冷徹で知られる社長の瞳が、見たこともないほど甘く蕩けていた。
大我はそのまま力を込めて、髙地を自分の膝の上へと引き寄せた。
「社長室に呼ぶために、わざわざ庶務課に書類の発注を出したんだから。……ねえ、今日もお弁当、自分で作ったの?」
耳元で囁かれる低く甘い声。
一番下の社員である自分を、社長が名前で呼び、日常の些細なことまで把握している。
その事実に、髙地の顔は一気に沸騰した。
『な、なんでそれを……。っていうか、ここ会社です!誰か入ってきたら……』
「入らせないよ。今は二人きり」
大我は髙地の腰に腕を回し、逃げられないようにしっかりと抱きしめる。
そのまま、髙地の首筋に顔を埋めて深く呼吸した。
「優吾の匂い、落ち着く。……ねえ、もう仕事やめて、俺の専属秘書にならない?24時間俺の隣で笑っててよ」
『無理です!俺、ちゃんと普通に働きたいんですから』
必死に抵抗するものの、大我の指先が髙地の頬を優しく撫でると、どうしても力が抜けてしまう。
大我は困ったように笑う髙地の唇に、愛おしさを堪えきれない様子で短いキスを落とした。
「いいよ。優吾が頑張りたいなら、裏から全力でサポートする。でも、お昼休みと定時後は、全部俺にちょうだいね」
巨大企業のトップが、一人の社員にだけ見せる子供のような独占欲。
[溺愛]という名の特等席に座らされた髙地は、溜息をつきながらも、その温かな腕の中に体を預けるのだった。
どうも〜𝓡𝓲𝓷で〜す!!
どうでした?今回の話。
このお話はちょっとシリーズとして投稿しようかなって考えてます。👍🏻
まぁ、シリーズなんで一話一話が短いかもしれないですけど、気にしないで下さいな。
て事で、終わります!
以上、𝓡𝓲𝓷でした〜!
ばいば〜い👋🏻